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「カフェ」 出勤前の朝、新聞をバサバサ言わせながら飲むブラックコーヒー。 まったりとした昼下がり、ワイドショートークに花を咲かせながら飲むカフェ・ラテ。 休日の午後、恋人と甘い言葉を囁き合いながら飲むカプチーノ……。 商談に勉強に、一服の場として、 待ち合わせにおしゃべりに、出会いの場として……、 人はいつでもカフェを訪れます。 (写真は、スペイン・バルセロナのオープンカフェ)
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喫茶店が世界で初めて生まれた場所は、16世紀のトルコ。
現在は紅茶が主流であるトルコですが、当時はドロドロとしたトルココーヒーを提供していたようです(インド・中東で広く飲まれている紅茶は、イギリスの植民地支配によって広まった結構新しい飲み物なのです)。


17世紀後半には喫茶店はヨーロッパでも誕生し、ロンドンにコーヒーハウス、そして、パリに世界最初のカフェ、「カフェ・プロコップ」が生まれました。
このカフェは現在でも存在しているそうです(パリ6区にあります)。

当時のカフェは、コーヒーを飲むというよりも、議論の場、情報交換の場として重要な意味を持っていたそうです。歴史に名だたる思想家や革命家、芸術家などが集い、熱い議論を交わしていたのだといいます。まさに「サロン」だったのですね。


(写真は、アルゼンチン・ブエノスアイレスのカフェ)
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日本で最初の本格的な喫茶店は、1888年(明治21年)、東京下谷(台東区)に開業した「可否茶館」です。鄭永慶という人が創業しました。

このお店にはトランプやクリケット、ビリヤード、碁や将棋などのゲームをすることができたほか、筆や硯などが用意された文房具室の設備もあったとのこと。

既にアメリカやヨーロッパにあった大衆的な社交の場を、日本にも作ろうと鄭氏は考えたのですね。


(写真は、ブエノスアイレスのカフェで、あ〜でもない、こ〜でもないと議論する禿オヤジと髭オヤジ)
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イメージ 6 1920年代には、日本に喫茶店ブームが起こります。 大衆的な「ミルクホール」と呼ばれる喫茶店も登場し、人気を博しました。 1950年代後半には、歌声喫茶、ジャズ喫茶、名曲喫茶などが流行します。 当時、若者たちはロシア民謡や反戦歌なんかを肩を組んで歌い、「安保反対」「ベトナム戦争反対」とか叫んでいたのかもしれませんね。 1960年代から70年代にかけては、「純喫茶」というものが流行したそうです。 当時は酒類を扱い、ホステスがいるお店も喫茶と呼ばれており、それらと区別するために「純喫茶」と呼んだのだそう。現在は酒類を扱うのがカフェ、扱わないのが喫茶店という区分が一般的なようです。 ドトールコーヒーが誕生したのは1980年のこと。 その後、1990年代には、スターバックスなどシアトル系のチェーン店が相次いで日本に上陸しました。 今じゃ、どこにでもカフェはありますよね。 カフェでコーヒーを飲むということは、日本人の習慣として完全に定着したと言えるでしょう。 (写真は、アイルランド・ゴールウェイのカフェ。ショッピングモールの一角にありました。)
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喫茶店が生まれた中東では、現在ではコーヒーではなく、紅茶が主流となっています。 「マクハ」と呼ばれる喫茶店には、一日中男たちの姿がありました(女性はほぼ皆無)。 アラブ世界の「マクハ」は、男たちの社交の場。 イスラムではお酒を飲むことが許されていないため、マクハには大きな存在意義があります。 (写真は、エジプト・カイロのマクハ(喫茶店)。ハーンハリーリという市場の中にあります。)
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ルビー色の紅茶を啜り、水タバコの煙を蒸気機関車のように吐き出す。 お気に入りの文庫本を読み、人々のいるお店の風景をぼんやりと眺める……。 ゆったりまったり、至福の瞬間です。 なにはともあれ、お茶でも一杯。 中国でも、インドでも、イランでも、トルコでも……。 どこでも必ず、人々はお茶を振舞ってくれました。 (写真は、シリア・アレッポのマクハ)
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今日もカフェでコーヒーを一杯。

窓からは冬の午後の柔らかな陽光が差し込んできています。

耳に心地よいモダンジャズの調べ、挽き立てのコーヒーの薫りがほのかに漂ってくる店内……。




人の暮らしに於いて、カフェは決して必然性があるものではありません。

カフェは、脇役です。

レストランでお食事をした後にちょこっと訪れる、観劇や観戦の後でその余韻を語り合う、お出掛けの際の脇役です。

そして、仕事の合間にホッと一息つける、街歩きに疲れた時にフゥっと骨休みができる、そんな都会のオアシスでもあります。


咀嚼しきれないほどの情報と、目まぐるしく移り変わる環境で生きてゆかざるを得ない現代人にとって、カフェは、いっときの心の安らぎを与えてくれる、日々の生活になくてはならないものなのかもしれませんね。




今日もカフェでコーヒーを一杯。

さて、今日はどんな本を読もうかな。


(写真は、トルコ・イスタンブールのチャイハネ)



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    懐かしい!ハンハリの有名なマクハー「フィシャウィ」でしたか?
    バックギャモンのコマの音が響いてきそう。
    中東カフェ大好きです。
    あ、中東が好きなだけか(笑)

    [ 高橋美香 ]

    2008/2/23(土) 午後 8:59

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    OSOさん、一人旅の時は、一人旅じゃなくても、カフェって落ち着くんですよね。カフェがなかなか見つからない街というのは、結構辛いものがあります。

    さるみみの見た世界

    2008/2/23(土) 午後 11:46

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    らきあさん、カフェの梯子ですか〜。
    カフェのバリエーションが豊かだということですかね。

    さるみみの見た世界

    2008/2/23(土) 午後 11:47

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    メストさん、たぶん、一番有名なマクハだったと思います。
    バックギャモン、やってましたね〜。
    中東のカフェは私も大好きです。

    さるみみの見た世界

    2008/2/23(土) 午後 11:48

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    どこにでもあるようで、うちの近所にはないんですよねーこんな素敵なカフェがあったらいいのに。喫茶店の歴史勉強になりました。「純喫茶」なつかしー♪でも今聞くと妙な響きです。

    [ hig*ma7*p ]

    2008/2/24(日) 午後 0:29

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    素敵なカフェの写真と記事ですね*
    わたしもカフェでのんびりすることが大好きです♪

    mie**tro*e

    2008/2/24(日) 午後 7:31

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    ひぐまさん、純喫茶って妙な響きですよね。
    純喫茶って「ルノワール」みたいな感じですか?

    さるみみの見た世界

    2008/2/24(日) 午後 8:38

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    Mielさん、ありがとうございます。
    カフェでのんびり、いいですよね〜。

    さるみみの見た世界

    2008/2/24(日) 午後 8:39

  • まったりした気分になれました♪
    カフェ大好きです!店に入ったときのコーヒーの香り、たまりませんね。
    猿耳さんはどなたと行かれるのかしらん?
    ちょっと気になってしまいました^^

    [ ☆chikori☆ ]

    2008/2/24(日) 午後 10:45

  • カフェってトルコが始まりなのですか〜〜
    てっきりヨーロッパかと思ってました☆
    カフェって私はスタバなどチェーン店ばかりですが、いつか行きつけのカフェがほしいですね〜〜♪

    [ モチコ ]

    2008/2/24(日) 午後 11:22

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    ちこりさん、コーヒーの香り、たまりません!
    カフェは一休みに友人と入るか、一人で読書しに行ったりしますよ。

    さるみみの見た世界

    2008/2/24(日) 午後 11:56

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    ピノコさん、チェーン店でも落ち着けるお店が増えてきましたよね。
    ちゃんとしたカフェはちょっと高いけど、たまにはホンモノを飲みたいですよね。

    さるみみの見た世界

    2008/2/24(日) 午後 11:59

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    いいえ、多分、日本人の目からはバリエーションが豊かとは映らず、何所も大差無いと映るかも・・・。昔はカフェが朝までやっていて、朝からは、勿論また通常営業・・・と殆ど24時間だったセルビア。ミロシェビッチの頃の話です。その後、深夜営業の営業時間が大幅に法律で短縮され、ある意味で水清くして何とやら・・・という感じになったとセルビア人は言っていました。それでも、未だにクラブやジャズクラブ・スポーツカフェ等の雰囲気を醸し出している所も多く、日本のそれとは一寸違います。

    [ hajmo_rakija ]

    2008/2/25(月) 午前 0:11

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    ラキアさん、なるほど、興味深いですね。
    セルビアのカフェではやっぱりコーヒーが主流なのでしょうか。
    紅茶文化圏じゃあないですよね。

    さるみみの見た世界

    2008/2/26(火) 午後 11:59

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    お茶はパックが多かったですが、セルビアでも紅茶はよく飲んでいましたよ。トルココーヒーは家で飲むものだった気がします。それで占いとかをする若い人達も多いから、洗うのが面倒だし、置かないのかなぁ・・・。避けたつもりは無いのですが、注文した記憶がありません。

    モーツァルトという名前の小さなカフェがノビベオグラードのとある場所にあるのですが、そこではキチンと紅茶を入れてくれます。セルビアにしては珍しく甘くないケーキ(私にとっては甘い・・・。砂糖嫌い!)とかもあって、一寸お金に余裕のあるご年配の人達が集う場所でした。そこには私の会計士さんと何度か行きました。

    [ hajmo_rakija ]

    2008/2/27(水) 午後 8:31

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    ラキアさん、セルビアは紅茶が主流でしたか。
    海外のケーキって甘いですよねぇ。中東やインドはスイーツが激甘でした。

    さるみみの見た世界

    2008/2/27(水) 午後 10:19

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    チャイハネ♪ 私も何度も訪れました
    旅の休憩はチャイハネ
    朝起きたらチャイハネで朝食を♪
    夜はチャイハネ&レストランでキャバブを食べ 食後にチャイを♪

    長旅にはいつも アガとママンがいて アガに手を引いてもらって歩いてた そんな思い出が鮮明によみがえります

    [ MIY ]

    2008/7/15(火) 午前 1:58

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    せぴさん、チャイハネ、懐かしいですよね。
    チャイハネはせぴさんのイランでの思い出の場所なのですね。
    異国の両親との思い出、なんだかいいですね。

    さるみみの見た世界

    2008/7/15(火) 午後 9:40

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    イランのチャイハネは男ばっかり。何せ禁酒の国だから…、日本の一杯飲み屋みたいに男どもが集まってワイワイガヤガヤ、とても楽しそう。酒なんか飲まなくたってイラン男は実に陽気に楽しんでいた。

    [ moriizumi arao ]

    2009/2/1(日) 午後 3:21

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    moriizumi araoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
    イランのチャイハネも行きましたよ。
    そうですね。お酒飲めないから男たち集まってましたね。
    だけど、イスファハンの橋の下のチャイハネ行きましたが、カップル(夫婦?)も結構いました。

    さるみみの見た世界

    2009/2/1(日) 午後 11:14

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