オバマ氏がアメリカ大統領選挙に勝利して、世界中は大歓迎ムードです。
"The American People are the Answer"
その勝利がこれほど世界中に歓迎された大統領もいないのではないでしょうか?
バラク・オバマ氏が大統領に当選して、世界中が祝賀ムードに沸いています。
けれども、それももっともなこと。
現大統領のブッシュと共和党に世界はうんざりとしていたのです。
外交面では、テロリストの討伐、自由と民主主義への解放という旗印のもと、イラクやアフガンなどに軍事進攻。国連や国際社会を無視した単独行動主義、覇権主義的なやり方は、世界中に反感を買いました。
経済面では、企業活動重視、グローバル資本主義推進、福祉削減など新自由主義的政策を採用。
しかし、行き過ぎた規制緩和や、市場に全てを任せ過ぎたそのやり方は、サブプライムローン問題に端を発する今回の金融危機を生み出すこととなってしまいました。
米国発のこの金融危機により、世界は一気に曇り空に包まれてしまったのです。
米国が主導してきた新保守主義・新自由主義、「小さい政府」の考え方は、もう限界に来ているのかもしれませんね。
もうブッシュとネオコンにはうんざり。
共和党もうんざり。
アメリカ一国が崩れると世界も崩壊してしまう。
そのことに恐ろしさを感じますが、とにかくアメリカに「CHANGE」してもらいたい。
みなさん、そう思っていたに違いありません。
ところで、新しく大統領に選出されたバラク・オバマ氏は、アメリカ初の黒人の大統領です。
日本から見ていると、そのことがあまり実感できませんが、これは本当に歴史的な快挙です!
黒人への差別を禁じた公民権法が制定されたのが1964年。
現在でもアメリカには黒人への人種差別が根強く残っていると言われますが、たった40年前まで黒人は、法的にも白人と平等の地位を認められてはいなかったのです。
まだ40年。民主党対抗馬のヒラリーも言っていましたが、本来ならばオバマが大統領になるには、まだ40年は待たなければいけなかったのかもしれません(40年後、アメリカの白人人口は過半数を割ることが予想されています)。
しかし、今回の大勝です。
ブラッドリー効果(白人有権者が差別主義者と思われたくないために黒人候補者に投票するといいながら実際は白人候補者に票を投じる投票行動)が予想されていたのですが、まさかの大勝です。
やはり、ブッシュ政権があまりにひどかったということと、今回の金融危機のショックがあまりに大きく、国民が「CHANGE」を求めていたということがその要因であるのでしょう。
人種がどうとか言っていられる場合じゃないというわけです(もっとも、黒人の9割がオバマに投票する一方、白人のオバマ票は4割に過ぎなかったらしいですが、それでも驚きです)
皮肉にも米国の危機が初の黒人大統領を誕生させたのだと言えそうですね。
それにしても、オバマ氏の当選はつくづく歴史的なこと。
政敵である現国務長官のライス氏も、普段はクールなのにニコニコ顔で祝福したそうですから、黒人にとって、いかにオバマ氏の当選が大きなことであったかが覗えます。
イラク・アフガンなどの外交問題、未曾有の不況と向き合わなければならない経済問題など、大変な問題だらけですが、世界の安定のためにもオバマ氏には米国の早期の立て直しを期待したいですね。
とにもかくにも、くれぐれも暗殺にだけは注意して欲しいです。
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ブッシュ政権で今更ながらアメリカが世界にとってどれほど重要な国であるか思い知らされました。
オバマ氏はビッグ3の再建に力を入れる(貸す)と言ってるそうですが、
その言葉だけでもビッグ3の従業員は安堵されたのではないでしょうか。
キング牧師がもし現代にいたら、オバマ氏当選のこの快挙にどういうコメントを残したのか聞いてみたいものです。
2008/11/9(日) 午前 9:29
くらっちまんさん、民主党政権になるとヤンクスが優勝できるというジンクスですか?
ヤンキースにもチェンジが必要なのでしょうね。
マリナーズはチェンジという言葉が空しいほど救い難い状況なのですが……。
2008/11/9(日) 午後 5:29
ラキアさん、なんだかんだ言ってアメリカはしっかりと民主主義が機能してくるんですよね。だけど、それも多様な民族や宗教、考え方の人がいて、常に違った意見を持った勢力がそれぞれ影響力を発揮できる状態だからなのかもしれないですね。
日本に対しては、厳しくなるのかもしれないですね。
2008/11/9(日) 午後 5:40
にょんにょんさん、ほんと、暗殺されたら世界がどうなってしまうのか、空恐ろしいですよね。
2008/11/9(日) 午後 5:40
リボルバーさん、アメリカにここまで一極集中してしまったのが問題ですよね。どんなことでも集中し過ぎるのは危険です。
ビッグ3もそうですが、トヨタも大変なことになっていますよね。工場労働者のものすごい数が首を切られているみたいですし、社会不安が増大して、秋葉の事件のようことがまた起こりそうな予感もします。
キング牧師、たった40年あまりでこんな状況になるなんて想像もつかなかったでしょうね。
2008/11/9(日) 午後 5:47
はじめて投稿します。
今出張でアメリカのアトランタにいますが、テレビをつけるとやっぱりオバマ大統領関係の番組がけっこう多いです。それらをみてると、アメリカではやはりアメリカ史上初の黒人大統領の誕生ということが相当大きな意味を持って受け止められていることが見て取れます。
やはりアメリカでは黒人をはじめとする人種差別が現実問題としてまだまだ大きな課題になっている感じです。ここアトランタも黒人の多い都市なのですが、街を少し歩いていて気が付くのは、白人と黒人のカップルや家族連れをほとんど、というか今のところまったく見かけないということです。恋愛や結婚という、両性の愛情や平等に基づき責任を伴った関係というのは、白人・黒人間ではまだまだむずかしいことなのかな?と考えてしまいました。そういえば、もう10年以上前ですがスパイク・リーが「ジャングルフィーバー」という映画で黒人男性と白人女性の恋愛を取り上げてました。
[ zvr*7*2320*0 ]
2008/11/9(日) 午後 8:47
私も大変うれしく思いますね、オバマ氏の当選を。
おっしゃる通りアメリカ国民は、愚か極まりないブッシュ政権に相当嫌気がさしていて、とにかく変革を求めていたということなんでしょう。そして今回の金融危機が彼にとって追い風になったことも間違いないでしょうね。
私が個人的に彼に望むのは、この経済状況をどうにかすることも大切だと思いますがそれよりも、泥沼化するアフガン・イラクに平安をもたらし、二度とあのような愚かな戦争をしない国にしてもらいたいということです。
2008/11/9(日) 午後 11:40
zvr*7*2320*0さん、はじめまして!
ご訪問&コメントありがとうございます。
そうですか、アトランタでは白人と黒人のカップルを見掛けなかったですか。
アトランタは南部の黒人差別が一番激しい町のひとつでしたから、黒人に対する偏見が根強いんですかね?
でも、いくら表面的には差別はなくなったとしても、やっぱり差別意識は残っているだろうし、それは日本における朝鮮人差別も同じだと思います。
アメリカに限らず、白人のアジア人に対する蔑視や見下した態度などをいろんなところで感じることありますし、なかなか意識まで変えるのは難しいのでしょうね。
2008/11/9(日) 午後 11:43
ナイス害さん、そうですね。国連と国際社会を重視した協調路線を採るらしいですから、少なくともブッシュ政権の時よりは世界は平和的になりそうですね。
2008/11/9(日) 午後 11:48
オバマさんの母上はカンザス出身の白人、父上がケニア出身でしたっけ。
米国の民主主義が機能しているという意味では画期的なことだと思います。
ただ、ネオコンブッシュと比べればリベラルで融和的、平和主義と思われがちですが、イラクから撤退すると言ってもその兵力はアフガンに行くわけだし、あくまでも民主党の政権であると言うことは忘れてはいけないと思います。民主党政権でも昔から戦争ばかりやっていましたからね。
経済では国内をまず立て直さないといけないですし、テロとの戦いに関しても、日本にも厳しい要求をどんどん突きつけてくると思いますよ。
それから得票率で言えば共和党46%、民主党53%。46%の反対勢力があります。キリスト教に根ざした強硬な保守派が米国にはいますので、さるみみさんも書いておられるように暗殺の危険は常につきまとうと思います。
[ BARRY ]
2008/11/11(火) 午前 6:07
いい方向に「チェンジ」するといいなぁ〜
日本との関係も気になります。
なにより世界の平和を、それを導く力がアメリカの大統領にはあるのだし、いっしょに作る力が国民にあるのだと信じたい。
にしても若くてハンサムな大統領だなぁ、
それに比べて麻生さんは・・・・
[ ☆chikori☆ ]
2008/11/11(火) 午前 10:58
本当に奇跡ですね。チャンジどころではありません。アメリカンドリームそのものです。その期待に応えて、世界の平和のために頑張ってほしいものです。
2008/11/11(火) 午後 3:25
バリーさん、アメリカは東海岸・西海岸と中西部・南部が全く別の国のように違っていますよね。
前回の選挙の時のように中絶や同性愛など宗教的な問題が争点になると、中西部の信心深い人々は皆共和党に投票しますからね〜。
今回は中道無党派層を取り込むために両陣営ともそれを争点とはしなかったようですね。
また、オバマが黒人候補ということでマケイン陣営は人種間の対立を煽ればもっと白人支持を得られたのかもしれなかったですが、それをしませんでした。それは評価に値しますよね。
キリスト教右派の勢力もそうですが、アメリカにはユダヤ人ロビーやアルメニア人ロビーなど、いろいろな勢力があって複雑ですよねぇ。
2008/11/11(火) 午後 10:08
ちこりさん、アメリカはなんだかんだ言って民主主義がきちんと機能する国ですよね。911の後、世界唯一の超大国であるこの国の民主主義はどうなるのかと思いましたが、なんとかまともなようですね。
麻生さんはアキバ系には人気が高いようですが、ハンサムとは言えないですね〜。
アメリカが日本に比べてまだ健全なのは、第四の権力であるメディアがきちんと機能している点が大きいと思います。日本のメディアは悪名高い記者クラブ制も含めて権力のチェック機能を自ら放棄してしまっていますからね〜。ナベ恒なんて、メディア人でありながら自民・民主の大連立を仕掛けたりしています。権力を監視するメディアが自ら政治のプレーヤーになってしまうなんて、メディア人として終わっていますよ、ナベ恒。
WBCの監督人事でもつくづく腹立たしいです、ナベ恒。
すいません、コメントとも記事とも全く関係のない愚痴になってしまいました。
ナベ恒。。。
2008/11/11(火) 午後 10:22
こちさん、奇跡ですよね、本当に。
オバマ氏は優秀なのもさることながら、人格的にも大統領になるにふさわしい人だと思います。
高給を得ていたコンサルティング会社での職を投げ打ち、シカゴの黒人貧困民に対する草の根救済活動を3年間続けたそうです。
オバマ氏はここまで上りつめたのですから政治力はあるのだと思いますが、宗教右派やユダヤロビー、軍産複合体など、これから様々な勢力の思惑の狭間で戦っていかなければならないのでしょうね。
アメリカ大統領、大変ですねぇ。
2008/11/11(火) 午後 10:45
ロシアがあのままグルジア侵攻をつづけ、
金融危機が大統領選後に勃発していたら、
オバマはなれなかったかもしれませんね♪
ただ、ブッシュの「負の遺産」が大きすぎて、
オバマさんどうこうではなく、誰がなっても、
方向性はつけられるでしょうが、実態経済を
1年前ほどの状況にするのは非常に大変でしょう
また、儲かりまくった石油業界からたっぷり
税をしぼりとるというのもいい案です
(ブッシュへのあてつけ!?)。
環境や医療、そして、教育なども注目され、
ロビイスト活動もさっそく制限するようですね♪
オバマ犬でさっそく「シェルター」も注目されています。
ただ、本当にオバマさんがやりたいことは、
巨額の財政裏付けが必要なので、2期目以降になるかもしれません。
そして、暗殺とともに一番おそれているのは、
期待が大きい分、2〜3年は厳しい経済情勢が続くと
おもわれるので、その分、期待が失望にかわり、
オバマさんが見捨てられてしまうのが心配です。
ずっと勝ち組だった米国がはじめて「忍耐力」が問われるでしょう。
2008/11/15(土) 午前 6:24
2番目にイラクから撤退するのはいいですが、
アフガンが主戦場となり、ムシュラク政権が崩壊したパキスタンも
かなり政情不安(今は金融不安も)も重なり、
日本に経済的出費はもちろん、武力も求められかねませんね♪
クリントン時代ほどは、日本たたきはひどくないと楽観視してます。
北朝鮮政策も拉致を訴えれば、地域活動家なので、条件にしてくれるのではないでしょうか!?
(全員は無理でも数人は戻ってくるのでは!?)
2008/11/15(土) 午前 6:25
「期待が大きい分、2〜3年は厳しい経済情勢が続くとおもわれるので、その分、期待が失望にかわり、オバマさんが見捨てられてしまうのが心配です。」
私もそう思います。オバマさんへのネガティブキャンペーンが展開されそうですね。
現時点でのイラクからの撤退はイラク国民にも賛否両論みたいですね。パキスタンはムシャラフが引退し、国がイスラム色を強める一方、アメリカはインドの核を公認してしまいましたから、アフガンも含めてこの地域は不安定要素が高まっていますよね。
日本叩きはクリントンほどひどくはなさそうですね。
2008/11/16(日) 午前 6:41
今読み返してみると、期待が失望に・・・
鳩山政権も同じかもしれません
2010/5/7(金) 午前 0:16
カイザーさん、鳩山政権、かなり不安定ですね。
参院選は大敗北すると思います。
ほんと、日本はどうなってしまうのか。
2010/5/9(日) 午前 0:11