バイタクの兄ちゃんがまず初めに連れて行ってくれたのが、初渓村でした。
この初渓村の近くの丘からは、3つの土楼が綺麗に並んでいる様が見えるらしいのですが、情報をあまり持たず、兄ちゃんと言葉がうまく通じない私は、結局3連土楼ビューを観ることができませんでした。
写真は「集慶楼」という土楼。
最初に訪問した土楼です。
土楼の前にメットを被った人がおりますが、あれが私のバイタクの兄ちゃんです。
土楼には、円形をした「円楼」と、方形をした「方楼」があります(他にも五角や八角の楼もありますが、それらは特殊な形態)
土楼は、客家の人々が暮らす集合住宅。
その一族が円や方の部屋に囲まれた巨大な住居に、みんなで暮らしているのです。
「集慶楼」の入口から内部を垣間見ます。
文字が貼られていますね。
「天作之合」
「喜今朝一対夫婦歌好合」
どんな意味なんでしょうね。
でも、何となくわかるような気もしますね。
集慶楼は、初渓村にある土楼としては最大のものだそうですが、それ以外にも「単元式土楼」であるという特徴があります。
普通の土楼は、2階以上にはぐるりと一周できる渡り廊下が設置されているのですが、この土楼にはそれがありません。
一家族(一単元)ごとに1階から4階まで達する階段があり、それぞれの家族の居住区域が独立しているのです。
残念ながら、単元式がよくわかる階段の写真は撮っていないです。
これは、内部の様子と3階建てであることから察するに、集慶楼の隣にある「庚慶楼」だと思われます。
外観の写真は残念ながらありません。
庚慶楼は、集慶楼に比べて小さな土楼ですが、ほとんど人の見えない集慶楼に比べ、生活感溢れまくりで面白かったです。
写真を見てください!
洗濯物も農作物も思い切り干されています。
手前にはガチョウたちが、のんびりと毛づくろいをしています。
壺が置かれていたり、箒が立てかけてあったり、細かなディテールがいいですね!
3階からぐるりとなった円楼の内部を眺めます。
物の置き方、干し方、吊るし方、立て掛け方。
いろいろな工夫が見えますね。
本来、客家は方形の「囲屋(ウェイウー)」と呼ばれる建物に住んでいたそうです。
四隅に見張り塔を配し、高い塀に囲まれたその建物は、現在でも広東省や江西省で観ることができます。
この囲屋と、平屋建ての四合院方式の建物「殿堂式客家民居」をルーツとして、まず、「五鳳楼(ウーフォンロウ)」という、防衛上の観点から殿堂式民居の中心部を高くしたような建物が造られました。
その後、五鳳楼は平野部での建造がほとんどでしたが、より危険度の高い山間部では、全体を同じ高さの壁で囲んだ口の字型の「方楼(ファンロウ)」が建てられるようになり、方楼はそのうち、より防衛力の高い「円楼(ユェンロウ)」に進化していったのだそうです。
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私がたずねた土楼よりも古そうです。生活感のある景色ですね。
[ mog*m*13 ]
2008/11/21(金) 午前 7:43
中も見られるんですね^^
今でも住んでて、生活感あるのがいいですねー。
こういう生活するなら、一緒の楼に住む人同士、信頼できないとできないですね。
民族の結束の強さを感じます。
2008/11/21(金) 午後 0:15
かなり高度な設計ではないですか?土楼といっても木材も使ってるみたいだし。箒や洗濯物までが素敵なインテリアに見えますねー
[ hig*ma7*p ]
2008/11/21(金) 午後 11:43
MOGUMAさん、普通の暮らしを垣間見ることができたのは、面白かったですね。
2008/11/22(土) 午前 9:41
OSOさん、中国人は血縁を一番大切にしますからね。同じ土楼に住んでいる血族は強い絆で結ばれているのでしょうね。
日本人はあまり血縁を重要視しませんね。
2008/11/22(土) 午前 9:43
ひぐまさん、箒や洗濯物までが素敵なインテリア。
そうですね!土楼にはごちゃごちゃした生活感のある小物がマッチしますね。
2008/11/22(土) 午前 9:45
野菜干しまくりですね。どの写真も野菜に目が行ってしまうw
おばちゃん一家だけが住んでいる土楼と違ってこちらはにぎやかな生活感で溢れていますな。
円形がいちばん防衛力が高いのですね。
2008/11/29(土) 午前 10:58
ロータスさん、野菜干しまくりでしょう。
円形は防衛力も高いし、建築資材も少なくて済むらしいのですが、高度な建築技術が要求されるそうです。
2008/11/29(土) 午後 3:37