田舎のバスはおんぼろ車、デコボコ道をガタゴト走る
インドのバスインドは鉄道が発達しているので、長距離の移動には鉄道の方が便利です。 でも、バスもたくさん走っています。 首都デリーから、北部山岳地帯ラダック地方の中心都市レーまで、車中泊が1日、バスを降りての宿泊が1日。 4000メートル級の峠をいくつも越え、行程の最高地点は5312メートルという尋常じゃないバス旅でした。 しかも、私はこのバスで行き帰り往復したんです。 まったく精根尽き果ててしまいますよ。 写真は、高度4000メートルでのパンクの模様。 トルコのバスは快適です。 車両がベンツや三菱を使っているということのほか、車内サービスがかなり充実しています。 走り始めると、乗務員が「コロンヤ」という香水のようなものを乗客ひとりひとりに振りかけてくれます。 そして、ジュースやお茶、スナックなども頻繁にくれます。 まさに、至れり尽くせり! イスタンブールからアンタクヤ(16時間) までのバスもそんな快適バス。 だけど、アンタクヤで乗り換え、シリア国境へと向かうバスは、ガクンとランクが落ちました。 シリアのバスは、車体もサービスもそんなによくない普通のボロバスです。 一度、アレッポからパルミラへ行く途中のバスでバスが動かなくなってしまい、砂漠の真ん中で皆で次のバスを待ったことがあります。 ラオスは鉄道が走っていないため、もっぱら移動はバスが主となります。 私は、 ベトナム国境からサワンナケート(6.5時間)、サワンナケートからビエンチャン(7時間)、 ビエンチャンからルアンパバーン(8.5時間) などバスに乗りまくりました。 相変わらずのボロバスで揺れがひどいし、車内はズタ袋を持ち込んだ地元民やらでぎゅうぎゅうとなるし、壊れた窓からは砂埃がどっさりと入ってきますが、そういうのもラオスの旅を構成するパーツの一部。 だけど、ラオスには稀に山賊が出ることがありますので、注意が必要です。 タイのバスは、トルコのバスと同様、とても快適。 車内サービスはありませんが、日本と遜色のない、サスペンションとリクライニングとクーラーの効いた、いいバスに乗ることができます。 一方、カンボジアは、バス云々というよりも道路状態が最悪なため、タイから入国すると乗り心地が一気に悪くなります。 私は、タイ国境からシェムリアップ(7時間) までバスで向かったのですが、ぬかるみに一度はまり、その後2度パンク、最後は動かなくなってしまい、夜の路上で代わりのバスが来るまで待つ羽目になりました。 でも、乗客たち(ツーリスト)は皆、そんな状況が笑えるということで、何となく愉快な雰囲気でした。 中国もインドと同様、鉄道網が発達していますが、山間部の村などへ行く時はバスで行かねばなりません。 棚田で有名な 元陽から昆明(9時間) まで、片道9時間の行程を往復しました。 車内には、都会に出稼ぎに行く田舎者たちが大量に乗り込んでいました。 サトウキビのカスなどを車内にまき散らしていて、大変なことになっていましたね。 アモイから広州へ向かった時は、寝台のバスにも乗りました。 中国の寝台バスは、狭い車内に2段寝台が敷き詰められた、横にはなれるけど座ることができないというあまり快適ではない代物。 しかも、寝台自体が狭苦しいので、普通の座席のバスよりも疲れます。 写真は、福建省アモイから永定までのバスの車内。 アラビア半島の南端にあるイエメン。 ここも鉄道が走っていないので移動はバスです。 パキスタンのバスは、派手派手のデコレーションバス。 クラクションもものすごい音を出します。 このデコレーションバスで、イラン国境からクエッタ(15時間)、ラワール・ピンディーからギルギット(16時間) を走破しました。 車内は、人と荷物で埋め尽くされていてかなりぎゅうぎゅう。 マトン臭で充満しているというのもなかなか耐えがたいものです。 ちなみに、クエッタまでのバスでは、盗賊がでる危険があるとのことで自動小銃を持った兵士が乗り込んでいました。 アメリカは、車を持っていることを前提としているのかどうなのか、公共交通機関の充実度が低い気がします。 グレイハウンドも、ヨーロッパのバスに比べると、快適さも利便性もどうもイマイチ。 グレイハウンドは低所得者の利用が多いそうですが、それが理由なのか、バスターミナルがダウンタウンの治安の悪い地区にあることが多いということも困りものです。 DCのバスターミナルの周辺、明らかに空気が殺伐としていました。 ペルーのバスは、国際バス会社のオルメーニョ社、クルス・デル・スル社、フローレス社、シバ社など数社ありますが、私は、クルス・デル・スル社のバスをよく使っていました。 ペルーのバスは、それほど悪くはなく、幹線の路線には2階建てのデラックスなバスもあるのですが、マイナー路線ではぼろいバスしかないことがあります。 アレキパからクスコ(12時間) までのバスもそんなボロバスで、椅子のクッションが効かないため、お尻がひどく痛くなってくる有様でした。 しかも、この時は4300メートルの峠を越えたため、高山病の症状が出てとても苦痛でした。 ペルーは山道が多いので、2階建てバスの2階部分は避けた方が無難です。 ボリビアのバス会社もたくさんあります。 エルドラド社やフロタ・コパカバーナ社などがメジャーな会社です。 ペルーやボリビアでは、バスターミナル周辺の治安が悪いことが多いので、早朝や夜にターミナルを訪れる場合は、タクシーを使った方が無難です。 それと、荷物を上げ下ろしする時に、ちゃんと確認していないと、荷物ごと盗まれてしまうこともあるので注意が必要です。 アルゼンチンでは、移動手段はほぼバスオンリーなので、路線が全土を覆っているし、クラスもたくさんあります。 国境からのバスはボロいバスでしたが、アルゼンチンのバスは概ねデラックスで快適なバス。 日本のバスと遜色のない快適な乗り心地とサービスを味わうことができます。 アルゼンチンに入国した私は、ペルー・ボリビアの、「高地」「治安が悪い」「バスがボロい」の三重苦から解放されて、一気にだらだらモードに入ってしまいました。 [[img(http://x6.syoutik
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★特別企画記事★





JFさん、最近はウユニもよくテレビで紹介されますよね。
広告にも使われることも多いし。
2009/6/14(日) 午後 10:11
ぶよさん、こんなかったるいバスでなく、リッチにランクルとかチャーターできればいいんですが、そんな金もない貧乏人の私はこういうバスに乗るしかありません。
パッカーじゃない旅できる人には…、永遠にならないでしょうね〜(笑)
2009/6/14(日) 午後 10:15
紫桜さん、現地の地元の人が使っているバスや列車に乗るのって、とても楽しいですよね。
実は、観光地とかよりも、バスとか列車での移動の方が思い出に残っていたりします。
2009/6/14(日) 午後 10:17
viviaさん、ご訪問ありがとうございます。
移動は旅の醍醐味ですね!
2009/6/14(日) 午後 10:18
やはりバスに乗るとそのお国柄というのがよくわかるのでしょうか、地元の人も沢山乗るようですしね。
そういえば先日ベトナムの国道を南北縦断するバスのドキュメンタリーを観ました。
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2009/6/15(月) 午前 9:56
バスも国や地域によって個性が出ますね〜。
お気に入りはグァテマラのチキンバスです♪
、、、って事で、チキンバス、TBします〜。
2009/6/15(月) 午前 11:11
ノアローさん、ベトナムの国道1号線、私もバスで行きました〜。
水田がずっと広がっていて綺麗なんですよねぇ。
2009/6/15(月) 午後 11:21
OSOさん、グァテマラのチキンバス、初めて聞きました。
行ってみたいですねぇ、グァテマラ。
TBありがとうございます。
2009/6/15(月) 午後 11:22
何もない街での故障は大変ですね♪
2009/6/16(火) 午前 3:45
デリーからスリナガルまで一度だけバスを使ったことがありました。
寝れないし、トイレ休憩が少ないし、袖の下狙いの検問は多いし、顔も鼻の穴も真っ黒…若かったから出来たことだなと思います。
・・・レーまでバス・・・尊敬!
2009/6/16(火) 午前 10:16
バスって乗るのにちょっとした勇気が(私は)必要なのですが、
乗ってみると高いところから街をぐるぐる見渡せるし、
なかなか楽しいものですよね。
でも猿耳さんの体験したことはやっぱりかなりハードかも、
私のようにちゃらちゃらした気分ではなかったんでしょうね〜^^;
おんぼろバスで田舎道をガタゴト揺られてみたいですぅ♪
[ ☆chikori☆ ]
2009/6/17(水) 午前 11:30
バス旅好きです! でも中国とラオスのバスは遠慮します(笑)
パキスタンの派手派手トラックはTVなどで何度か見たことがありますが、
バスも笑える派手さなのですね〜!
トルコのバスも何度も乗りましたが快適なのが普通なのに1度大ハズレに当たり、
たまらなく不潔な上に深夜故障で止まってしまいました。
でもトルコ人は良い人ばかりで、優先的に他のバスにわたしを移してくれましたね。
あとトルコとエジプトでは、バスの中で知らない人に何度も食べ物をもらったことがあります。
とっても楽しい記事に・・・ポチん☆
2009/6/17(水) 午後 1:31
カイザーさん、ああいうボロバスは、もしかしたら造りが単純なボロバスだからこそ、すぐ修理ができるのかもしれないですね。
2009/6/17(水) 午後 10:57
Hesuさん、そうですね。トイレ休憩少なかったです。
でも、レー行きはスリナガルのような検問はなかったです。
座り心地の悪いシートで、サスペンション効いてなくて揺れまくりでしたが、寝ましたよ。それで、カーブの度に窓ガラスに頭ぶつけてました。
2009/6/17(水) 午後 11:03
ちこりさん、移動の時に体調崩したら目も当てられないんですね。
それに、移動の時が一番盗難とか、危ないことに出くわす可能性が高いから、緊張するんです。
だけど、次の町へと向かうワクワク感は何にも代えがたいものなんですよ。
2009/6/17(水) 午後 11:10
にょんにょんさん、パキスタンのバスの動画、笑えますよね。特にあのクラクションが。
トルコは親切な人ばかりでしたね。途中の食堂で食事をごちそうにもなりました。イランでも、バングラデシュでも、そういうことありました。イスラム圏は本当に親切な人が多かったです。
ただ、車内での飲み物や食べ物の勧めについては、飲食物の中に睡眠薬入れられていて身ぐるみ剥がされたという話もよく聞くので、かなり注意していました。
2009/6/17(水) 午後 11:15
おはようございます
コメント、間違ってました
訂正します
「真夜中のカウボーイ」でした
ニルソンの「うわさの男♪」
旅に出たくなります(不許可)
2009/6/18(木) 午前 7:26
スーニーさん、真夜中のカウボーイ、ずいぶん前に観ました。
内容は忘れてしまったのですが、いい映画だった記憶があります。
ダスティン・ホフマン出演の映画はいいですね!
2009/6/19(金) 午前 6:34
50時間!すさまじいですね。
僕は丸一日乗ったのが限界でした。しかも、街灯もない、道はガタガタ、肝心のバスもベンツのエンブレムを付けているだけ?のヤバ目の仕様。。。しかも、彼ら、メチャクチャ飛ばすんですよね^^;
数々の苦行を乗り越えてこられたさるみみさんにポチ♪
2009/6/20(土) 午前 6:41
K3さん、ベンツのエンブレムだけ付けている車、結構多いですよね。
バス旅は結構大変でしたが、目的地が楽しみだから耐えられますよ。この往復が日常と化したら本当に苦痛でしょうね〜。
2009/6/21(日) 午前 0:09