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書庫さるのこしかけ

困った顔

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F1の名勝負場面集です。


【1992年モナコGP】

F1史上最高のバトルと言われている、1992年のモナコGPでのセナ(マクラーレン・ホンダ)とマンセル(ウィリアムズ・ルノー)のデッドヒートです。

独走していたマンセルがパンクにより、まさかのピットイン。
セナがトップに立ちますが、圧倒的なスピードを持つウィリアムズのマシンはあっという間に肉薄。

マシンの戦闘力では劣るマクラーレンのセナでしたが、最後まで抜かせませんでした。
セナの凄さをあらためて感じたレースでした。


【1990年アメリカGP】

新星ジャン・アレジ(ティレル・フォード)とセナのバトル。
トップを走っていたアレジをセナがオーバーテイクするも、すぐさま抜き返すアレジ。

結局、最終的にセナに軍配が挙がりますが、アレジの脅威の新人ぶりを示したレースとなりました。


【1993年ヨーロッパGP】

戦闘力が劣ると言われた1993年のマクラーレン。
雨というコンディションの中、スタートで5位に落ちたセナが、1週目でプロストやシューマッハなど並みいる強豪を一気にごぼう抜き!

鬼神のような走りでしたね。


【2000年ベルギーGP】

マクラーレンのミカ・ハッキネンとフェラーリのシューマッハのバトル。
先行するシューマッハをハッキネンが、周回遅れのゾンダをうまく利用してパス!

見事なオーバーテイクです。

F1の分裂は、とりあえず回避された模様

統括団体であるFIA(国際自動車連盟)と参戦チームによる団体FOTAが対立し、大もめにもめていたF1でしたが、とりあえず分裂は避けられたようですね。
ほんとよかったです。


そもそも、事の発端は、今年4月にFIA会長のマックス・モズレー氏が、「2010年シーズンから、4000万ポンド(約64億円)の任意の予算制限策を導入する」と発表したこと。

この予算制限策によると、予算が4000万ポンド以下のチームには、技術的に有利な規則を適用する一方、予算が4000万ポンド以上のチームは、不利な条件で戦わなければならなくなります。
つまり、このプランが導入された場合、同じレースで2種類のレギュレーションの車が勝負をするということになってしまいます。

これを不公平であるとして、フェラーリをはじめとしたチーム側(FOTA)は猛反発していました。
そして、6月18日、ついにFOTAはFIAが統括するF1から離脱し、新シリーズを立ち上げると発表しました。
※FOTAには、現在のF1の主要チームである、フェラーリ(Ferrari)、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)、ルノー(Renault)、BMWザウバー(BMW Sauber)、トヨタ(Toyota)、ブラウンGP(Brawn GP)、レッドブル(Red Bull)、トロ・ロッソ(Toro Rosso)が加盟しています。


しかし、現在のF1は、資金力競争が過熱化しており、フェラーリをはじめとしたトップチームは、年間600億円以上を使っていると言われています(1990年代前半までは最高でも50億円程度)。

ライバルよりも早い車を開発するためには多額の資金がかかるのはわかりますが、年間600億円は異常ですよね。
これでは、プライベートチームが参戦できなくなってしまい、資金力のあるごくわずかなチームしか生き残れなくなってしまいます。しかも、この不況のさ中です。

このままだと撤退するチームがまた現れるし、新規参入も難しくなり、トップと下位の差が開いてしまいます。これは、興業という観点から見ると決してよい状態ではないです。
たぶん、FIAは、そう考えて今回の案を発表したのだと思います。


チーム側としては、自分たちが開発したマシンやエンジンがレースに勝つことで大きな宣伝効果となり、そのために参戦しているのだから、規制によってマシンが均質化してしまったら、F1に参戦する意味がなくなってしまう。フェラーリをはじめとしたトップチームにしてみれば、これまで投入してきた莫大な資金は何だったのかということにもなる。

それに、規制ばかりかけてスピードと投入資金を縛ってしまうと、最高の技術とスピードを持った車が走るという「F1」のブランドイメージが崩れてしまう。
チーム側は、そう考えているのだと思います。

FIAはこれまでも、技術的な部分において様々な規制をかけてきましたが、チームはそれに応じたマシンを開発し克服してきました。
しかし、今回は予算面での規制ということで、チーム側(特にフェラーリをはじめとしたトップチーム)は黙ってはいられなくなったのでしょうね。


けれども、大もめにもめた挙句、結局、分裂は回避されました。
お互い、争う愚がわかったのでしょうね。

どんなに関係がこじれても、運営側のFIAとFOTAに加盟しているチーム側は運命共同体。
意地を張って分裂していたら、F1の歴史が終わってしまうところでした。



ISMの報道によると、

「FIAのプレスリリースには、新シリーズの設立はないこと、2010年のレギュレーションは、今年4月29日よりも前に同意していたものを採用すると明言された。この合意の中には、チームは2年以内に参戦コストを1990年代初頭と同じレベルまで引き下げ、自動車メーカー系チームが2010年の新規参入チームに技術提供をすることも含まれている。
自動車メーカー系チームはさらに、FIAがこのスポーツの管理組織を恒久的に担うことや、2012年までのF1選手権に向けて商業協定(コンコルド協定)を遵守し、協定が失効する前には契約を見直し、延長することでも同意したと記されている。また、全チームが1998年のコンコルド協定の改訂版を支持するとのこと。
そして、分裂危機において渦中の人物であったマックス・モズレーFIA会長が、今年10月の再選挙に出馬しないことが明記された。」


とのこと。


とりあえず、一安心ですね。


「さるのこしかけ」書庫の記事一覧

  • 顔アイコン

    すごい迫力でしたね。
    まさに命懸けのレースを見せてもらいました。
    さあ、この不況の時期、F1はどうなっていくのでしょうか。

    アンダルシア

    2009/6/25(木) 午後 10:06

  • 顔アイコン

    アンダルシアさん、セナは今思い出しても凄いドライバーでしたよね。今回の合意で2年以内に参戦コストが引き下げられるようですから、亜久里のチームのような貧乏チームでもレースに参戦し続けることができるようになるかもしれません。

    さるみみの見た世界

    2009/6/25(木) 午後 10:48

  • おはようございます
    F1がまだスポーツだったころのシーンですね
    近頃はあまり興味が湧かなくなってます
    失礼しました

    スーニー

    2009/6/26(金) 午前 7:46

  • 上の映像全部覚えてますよ。80年代中盤〜90年代中盤まで良く観てました。プロスト、セナ、中嶋、マンセル、その他、キャラクターが立っているというか役者が揃っていたっていう感じですよね。毎回おもしろかったなあ。
    これからF1どうなるんでしょうね。もう関心無いけど・・・

    [ - ]

    2009/6/26(金) 午後 0:02

  • 顔アイコン

    スーニーさん、確かに最近のF1は面白味がなくなりましたね。
    今シーズンはKERSというシステムが入りましたが、あれも微妙です。

    さるみみの見た世界

    2009/6/28(日) 午後 11:42

  • 顔アイコン

    ノアローさん、あの頃はF1見るのが楽しみで仕方なかったです。
    やっぱりセナが亡くなってからですかね。F1への興味が薄れていったのは。
    今年はF1久々に観ていますが、あまり熱狂はできないんですよね。

    さるみみの見た世界

    2009/6/28(日) 午後 11:44

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