ニッチな産業構造物動画集何にでも「萌え」を付ければいいってもんじゃあありませんが、最近、廃墟とか工場とか、そういう産業構造物に「萌える」のが秘かなブームとなっていますね。 特に廃墟はかなりのブームになっていて、廃墟写真集もたくさんでていますし、廃墟マニアにとっては聖地とも言える「軍艦島」は世界遺産の候補地ともなりました。 工場もかなり人気があるようで、DVDなんかも出てますし、夜のコンビナートを鑑賞するツアーもあるそうです。 工場萌え工場萌え 工場萌えな日々 夜の工場の風景。 魅力ありますね。中島みゆきの歌がよくあってます。 「工場萌え」というのは、Wikipediaに既に用語としても登録されています。 「工場萌え(こうじょうもえ)とは工場の景観を愛好する行為。 日本において、コンビナートや工場の、夜間照明や煙突・配管・タンク群の、マッシヴな「構造美」を愛でる、工場観賞(工場鑑賞)を趣味とする人々が増えており、従来悪い景観とされていた工場に美を見出すムーヴメントがインターネットを通じて拡大した。」 だそうです。 上リンクの「工場萌えな日々」のブログ主がブームの火付け役だそうですよ。 廃墟萌え廃墟 軍艦島 Warship island 廃墟デフレスパイラル 廃墟を愛好する人はかなり昔からいるようですが、1990年代以降のレトロブームで廃墟に対する関心が高まり、閉鎖された遊園地や病院、学校や鉱山などの廃墟を巡るマニアが増えたということらしいです。 タモリ倶楽部などのテレビや雑誌などでも紹介され、今はかなり一般的なブームとなっているみたいですね。 廃墟のムック本なんかを立ち読みしたことがありますが、動かなくなった観覧車とか、高度成長期を支えてきた炭鉱の跡とか、かなりイマジネーションを掻き立てられましたよ。 ダム萌え『 放流〜ザ・ダム〜』 PV ダムサイト ダムがブームというのはあまり聞きませんが、ダムの愛好家も結構いるみたいです。 なんせ、上動画のようなDVDや写真集も出ているくらいですから。 ダムというのは、人間が造り出した最大級の構造物。 動画の放流の様子をただ見るだけでも圧巻ですね。 私は放流は見たことないですが、世界最大級のダム、アスワンハイダムは見たことがあります。 鉄塔萌え鉄塔散歩「南近江線」サンプル そこに鉄塔がある どこにでもある鉄塔。 この鉄塔にも「萌え」を感じる人たちがいます。 鉄塔の魅力とは、とにかくでっかいということ、そして、送電線によって延々と遠くまで繋がっているということでしょうか。 確かに、地平線の果てまで巨大な鉄塔が建ち並んでいる姿をあらためてよく見てみると、なんだかいろいろな想像が膨らんできます。 あれが日本中に建っているのだということを思うと……。 いろいろジャンクション萌え 日本ジャンクション公団団地萌え 団地百景 薄い建物萌え うす〜い建物 ガスタンク萌え ガスタンク2001 給水塔萌え 給水塔アーカイブ 踏切萌え 踏切のある街 他にも高速道路のインターチェンジやジャンクション、団地、薄い建物、ガスタンク、給水塔、踏切など、いろんな産業構造物を愛でる愛好家が存在します。 よくもまあ、こんなマニアックなものに情熱を傾けるものだと思いたくなりますが、私もこういうの大好きです! それにしても、こういうのがブームになるというのは、やっぱりインターネットの普及の影響が大きいんでしょうね。 今までこういうニッチなものに興味を持つ人はいたけど発表する場がなかった。 それが、ブログやYOU TUBE動画の出現によって、表現することができるようになった。 それに、今まではマニアな書籍やDVDなんか絶対に売れないから出版もできなかったけど、ネットによってこういうロングテールの商品の存在も見直されるようになりましたからね。 ダムDVDなんてベストセラーには絶対ならないけど、どうしても欲しいという人は確実にいるわけです。 ところで、これらのブーム。最近の鉄道ブームもそうですが、結構幅広い若い層、マニアではない一般的な層にもかなり興味を持たれているようです。 これはやっぱり、タモリ倶楽部、雑誌でいうとブルータスなどの影響が大きいんでしょうね〜。 これらのメディアは、言うなればサブカル的な視点、そのニッチ趣味における、マニアックだけど誰でもわかる面白み・ユーモアを紹介しました。 その趣味の愛好家だけでなく、あらゆる人に振れる話のネタになり得る。 そういうところが、マニアだけの人気に留まらなくなったという理由なのでしょうか。 それと、これらの産業構造物って、なんだか哀愁があるんですよね。 そういうところも魅力であり、人気がある理由のひとつだと思います。 その構造物そのものだけではなく、周りの景観とのマッチング感・ミスマッチ感を含めた哀愁・面白味も鑑賞する。 そして、それをネタにプチマニアックな会話を楽しむ。 マイナーでニッチな、どうでもいいようなモノにやたらとマニアックになるということ。 そんなトリビアの泉的なユーモアをこういう趣味に求めているのかもしれませんね。 |
さるのこしかけ



工場萌えは、写真集がこの類のものとしては異例な売行きというのは聞いていましたが、他にも色々あるようですね。廃墟は私も興味ありまして、軍艦島は一度行ってみたいですね〜、確かに独特の哀愁があるんですよね廃墟には。
2009/7/20(月) 午後 10:55
ナイス害さん、私は古代遺跡を観るのが好きなんですが、廃墟愛好も似たようなものがありますよね。
軍艦島はいつかは行ってみたいです。
2009/7/20(月) 午後 11:51
人間文化の成長、成熟というのはこういう方向にいくんですかね
前向きではないと思います
遺跡など好きなので、私も後ろ向きかなあ
2009/7/21(火) 午前 7:18
僕、工場萌えと団地萌えの気があります(笑)
首都高の川崎線?あたりを夜流していると京浜工業地帯の工場群がライトアップされていて綺麗ですよね。運転しながら見とれてしまいます。
おそらく原体験はブレードランナーのオープニングではないかと思いますが・・・。
団地萌えは、僕が団地育ちなので、郷愁を感じるんです。八王子あたりのニュータウンの風景などはそれだけでご飯三杯食べられます(笑)
逆に上のご紹介の中でダメなのは廃墟です。
廃墟を見るととてつもなく悲しく荒んだ気持ちになるんですよね。
遺跡レベルまで時間が経てば別なのですが。
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2009/7/21(火) 午前 10:02
なにかある毎に萌えを使えばいいものなのか?
どうも、こういうものに価値を見出せません。
[ dix*0*2331 ]
2009/7/21(火) 午後 9:47
スーニーさん、三丁目の夕日などの昭和30年代ブームとか、古いものがやたらとブームになる感じですが、やっぱり未来にあまり希望を見出せないからなのでしょうかね。
2009/7/21(火) 午後 11:22
ノアローさん、夜の工場地帯は綺麗ですよね。
確かにブレードランナーみたいです。近未来的な感じがします。
団地の風景も好きです。団地というか、郊外の風景に郷愁を感じます。郊外育ちの私にとっては山とか森とかある田舎というのはある意味別世界なんですね。郷愁という感じはしないです。緑あふれる田舎というのは私にとっては旅行で行く場所でした。
廃墟は実際に訪れたことはほとんどないのですが、言われてみれば、荒んだ気持ちになりそうな感じがします。
2009/7/21(火) 午後 11:38
Kさん、「萌え」という言葉を使うことに価値を見出せないのか、こういうニッチな産業構造物を愛好することに価値を見出せないのか、どちらでしょうか?
2009/7/21(火) 午後 11:40
古い記事にコメントして済みません。
給水塔に萌えている者です。
[ ミッドウエスト ]
2012/10/21(日) 午後 2:06
ミッドウエストさん、給水塔、魅力ありますよね。僕も好きです。
2012/11/12(月) 午後 10:06