YOUSSOU N'DOUR bamba mbalax
ダカールの街をさらにぶらぶら歩きます。
道端を歩いていると、路上に雑誌が並べられていました。セネガルはフランス語圏。シラクがいます。
巨大な石の顔。なんか変な場所に置いてありますね。
何でもない街の風景。女性のファッションが素敵です。
市内にあるイファン・ミュゼに行きました(写真はありません)。
ここは、西アフリカの様々な民族の紹介とその仮面、木彫りが展示されている博物館です。
館内には、ドゴン族やヨルバ族の仮面や木彫りがいくつも並べられています。
それぞれが、とても個性的な造形を持っていて興味が尽きません。
民族ごとに異なった、それぞれ長い伝統を持っているアフリカの文化……。
アフリカは暗黒大陸なんかではないのです。この地には古くから高度で素晴らしい文明が存在していました。
2階には奴隷貿易に関する展示があります。
300年前、彼らは狭い船に詰め込まれ、アメリカに連れていかれました。そして、そこで奴隷として売られたのです。
当時の情景を表した船の模型、鉄枷や拷問の器具が並べられています。
壁には、現代の子供たちが描いた、奴隷貿易の悲惨な歴史に関する絵が架けられていました。
アフリカという土地の豊穣な文化と伝統……。
それは、アメリカに受け継がれていきます。
アメリカに渡った黒人たちは、ロック、ジャズ、ブルースを生み出し、現代アメリカのカルチャーに大きな影響を与えました。
そのルーツがここアフリカにあるのです。
黒人の流入によってアメリカやブラジルには新たな文化が生まれました。
過去の悲惨な事実は忌むべきものであり、決して肯定はできませんが、運命としての歴史の流れは否定できるものではない。
私はそんなことを考えていました。
午後、私は道端で出会った男と道を歩いていました。
すると、突然周りの人々が道に御座を敷き座り始めました。
男が「そろそろ礼拝の時間だ」と言います。
金曜礼拝です!
しばらくすると、道は人で埋まり車も全て停車しました。
モスクのスピーカーからアラビア語の呼びかけが聞こえ始めてきます。
「アッラーフ、アクバル……」
人々は呼びかけに応じ、立ち上がり、中腰になり、跪きます。
もちろん私も彼らに倣いました。
セネガルを含めた西アフリカはイスラム教徒が多くいます。
彼らは敬虔なムスリムなのです。
ちょうどその頃、アメリカがイラクに対し軍事攻撃を開始していました。
ムスリムの同胞に対する非道な仕打ち……。
宿の人々は、アメリカのイラク攻撃のニュースを見て非常に憤慨していました。
けれども、冷静な眼も持っていた。
「ブッシュはひどい!だけど、フセインも悪い」
彼らは、妄信的にキリスト教徒に敵対しているわけではなく、アメリカという部外者がイスラムの文化を尊重しないことに腹を立てていたのです。
★一番下の写真は、モスクです。
夕方、宿のチュニジア人マネージャーと一緒に蚊帳を買いに行きました。
次の訪問国マリはマラリアの発生地であり、蚊帳は必需品なのです。
蚊帳が買いたいことをマネージャーに伝えると、
「一緒に買いに行ってやる」
と言ってくれました。
片言のフランス語のみの会話ですが、マネージャーの気遣いが伝わってきます。
マネージャーといくつかの店を廻り、3軒目で具合がいい蚊帳を見つけました。
店主は相当な額を吹っかけてきたようですが、マネージャーが交渉してくれ4,000CFA(812円)で購入することができました。
感謝です。
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この国には良い人達がいますね(^^)国籍なんて関係なく、信心深い、思いやりのある、毎日を大切に暮らしている人達が。アメリカは…ひとり相撲のように見えます。誰のための何なんだろう…。セネガルは本当にフランス語圏なんですね。私、フランス語圏が長かったから、とても興味深いです。ここに来ると、あちこちの歴史が繋がって、歴史が苦手な私も楽しませてもらっています(^^)
[ ソフィー ]
2006/6/24(土) 午前 9:31
ソフィーさん、ありがとうございます。ソフィーさんならセネガルをもっと楽しめそうですね。だいたいどこでもフランス語が通じます。 イラク侵攻は本当にショックでした。旅行中、アメリカの行動をを擁護する人には会った事がなかったです。みんな怒ってました。
2006/6/24(土) 午後 7:35
↑忌まわしい出来事でしたね。日本人にとって身近なアメリカだけに失望は大きい。イラクと戦ったイラン人にでさえアメリカはもっと敵です。そんでもってフランス語圏だからといってシラクが道端にいるのは面白いです。アフリカの人ってセンスあるなあ。
[ hig*ma7*p ]
2006/6/25(日) 午前 9:32
ひぐまさん、イスラムっていう文化をもっと尊重して欲しいですよね。アフリカの女性はなかなか写真を撮らせてくれないので、紹介する事が出来ないのが残念ですが、とてもお洒落でした。
2006/6/25(日) 午後 0:03
お祈りの写真は、とても雰囲気が伝わってくるいい写真ですね。大学時代、製図室(普段、あまり使われない部屋でした)で、昼間、中東系の留学生がお祈りをしているところをたまたま見たことがありますが、彼らにとっては、完全に生活の一部なんですね。
[ くあ東 ]
2006/6/27(火) 午後 1:02
くあ東さん、製図室ですか。日本はムスリムがまだ少ないからお祈りする場所があまりないのでしょうね。彼らの信仰心については尊重したいものです。
2006/6/27(火) 午後 10:50
後で見に行きますね。
2007/8/28(火) 午前 0:11