洪坑村を発った私は、中国で最高の土楼と言われる「承啓楼」を見るため、高頭郷高北村へと向かいました。
高頭郷高北村は洪坑村からバイタクで約10分、8元(120円)です。
承啓楼は、江氏により1709年から3年かけて建造された土楼。
4階建て4重円の円楼で、直径は61メートル、高さは12メートルに達し、部屋数は412にも及びます。
永定では最大級の円楼です。
(写真は、承啓楼の外観)
写真は「承啓楼」と、隣にある「世澤楼」の間にある小道です。
円楼と方楼の重なり具合と、天秤を運ぶおじさんの組み合わせが良いなと感じたので撮りました。
だけど、ネットで検索してびっくり!
みんなこのカットを撮っています。
承啓楼の内部です。
4階建ての外円部には、各階に72部屋あるそうです。
1階に台所・食堂、2階に倉庫、3,4階は寝室となっています。
また、1階には井戸が2つあります。
回廊の周りの長さは229.34メートルあるそうです。
また、こんな巨大な楼であるのに、土楼への入口は3つしかないそうです。
(写真は、外円部1階の様子)
この承啓楼は、現在でも江氏一族60数世帯、400数人が住んでいます。
かつては、80世帯600人以上が居住していたそうですよ。
皆同じ一族とは言え、あまりに巨大な土楼で居住する人数も多いため、皆が居住している人を把握しているわけではないようです。
まるで、ひとつの村のようですね。
(写真は、昼の準備に忙しい承啓楼の人々)
3重目と2重目の内円部は1階建て、それぞれ44、36の部屋があります。
ここは、主に家畜小屋やトイレなどとして使用されているそうです。
土楼は外壁の土壁を除けばすべて木造のつくりとなっています。
(写真は、内円部の様子)
上の階に上がってみました。
これは3階から見た眺めです。
洗濯物が干され、籠がいくつも置かれています。
生活感のある風景ですね!
人の姿が見えません。
ちょうどお昼時ということで、皆さん1階に降りているようでした。
外円部の上層階は、通路でぐるりと繋がっており、一周できるようになっています。
この通路は「走馬廊」と呼ばれるそうです。
4階からの眺めです。
3重の円とまん中の祖堂の姿が綺麗に見えますね。
こうして上層階から見ると、この楼の規模の大きさがよくわかります。
ここに住む人全てが江氏一族だというのもすごいことですよね。
お昼の準備です。
お吸い物を入れてますね。
いち、にい、さん、しい、ご、ろく……。
大家族です。
承啓楼はとても賑やかな土楼でした。
お昼時で皆さん中庭に集結しているようで、大きなしゃべり声や笑い声が聴こえてきていました。
食事を終えたのでしょうか?
にこやか兄弟登場です!
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