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書庫・中国【客家土楼】

★ 山間に並ぶ巨大バウムクーヘンたち 【福建省客家土楼】

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福建省永定県の山中には、巨大なバウムクーヘンのような土楼群が無数にありました。どことなく懐かしい、土楼に住む人々の暮らしぶりを覗いてみます。

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客家土楼の旅 その11


客家についての説明は↓をご覧ください。
★中国福建省★巨大な円形集合住宅“客家土楼” 【世界遺産】

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承啓楼のある高頭郷高北村には、江一族の土楼の他にも無数の土楼が建っています。
「萬安楼」です。

無名な土楼のようですが、4階建てのかなり立派な方楼です。
右端にはコンクリートの増築部分がありますね。4階の両隅の窓には張りだしたテラスもくっ付いています。
小洒落た装いの土楼です!

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内部は他の土楼と変わらぬ、生活感の溢れた様相。
これがこの辺りの地域の普通の暮らし風景なのでしょうね。

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萬安楼の中にいた子供たち。
ピンク少年が手に持っているのは、みかんかな?

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これは「順源楼」という土楼。
この楼は五角形というとても珍しい形をした土楼です。

けれども、正五角形というわけではなく、使える土地に無理やり建てたいびつな五角形。
3階建てで規模が小さく、祖堂が2階にあるという変わり種です。

現在は2世帯のみの居住らしく、内部は結構荒れた印象でした。

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写真は崩れた土楼の残骸。
高北村にはこういう残骸が結構あります。

この楼の主たちも、今や海外へと移住してしまったのでしょうかね?

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これは「僑福楼」
この土楼は1962年に建てられた新しい土楼です。
インドネシア華僑が建てたのだそうですよ!

3階建て1重円の円楼。
内部には建設時に出土した清代の遺物が展示された博物館があります。

この土楼には宿泊することが出来ます。
私も宿泊しました。値段は30元(450円)。

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この僑福楼、新しいためか、内部にギリシャの円柱のようなものがあったりします。
あのギリシャ円柱のある部分が祖堂ですね。

この土楼は「承啓楼」の隣にあります。




この僑福楼、当時ここに宿泊していたのは私だけでした。
しかし、朝から晩まで一日中、1階の部屋から住民の声が聴こえてきていました。

「ピシッ、ピシッ!」という乾いた音。
しばらくすると、おばちゃんの笑い声やおじちゃんの怒鳴り声が楼内に響き渡ります。


楼内で家族が麻雀をやっていたのです!
それも一日中、毎日のように。


ガランとした楼の中で、私はそんなものを聴きながら過ごしておりました。




客家土楼の旅 その9


客家についての説明は↓をご覧ください。
★中国福建省★巨大な円形集合住宅“客家土楼” 【世界遺産】

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洪坑村を発った私は、中国で最高の土楼と言われる「承啓楼」を見るため、高頭郷高北村へと向かいました。
高頭郷高北村は洪坑村からバイタクで約10分、8元(120円)です。


承啓楼は、江氏により1709年から3年かけて建造された土楼。
4階建て4重円の円楼で、直径は61メートル、高さは12メートルに達し、部屋数は412にも及びます。
永定では最大級の円楼です。


(写真は、承啓楼の外観)
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写真は「承啓楼」と、隣にある「世澤楼」の間にある小道です。
円楼と方楼の重なり具合と、天秤を運ぶおじさんの組み合わせが良いなと感じたので撮りました。

だけど、ネットで検索してびっくり!
みんなこのカットを撮っています。

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承啓楼の内部です。

4階建ての外円部には、各階に72部屋あるそうです。
1階に台所・食堂、2階に倉庫、3,4階は寝室となっています。
また、1階には井戸が2つあります。

回廊の周りの長さは229.34メートルあるそうです。
また、こんな巨大な楼であるのに、土楼への入口は3つしかないそうです。


(写真は、外円部1階の様子)
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この承啓楼は、現在でも江氏一族60数世帯、400数人が住んでいます。 かつては、80世帯600人以上が居住していたそうですよ。 皆同じ一族とは言え、あまりに巨大な土楼で居住する人数も多いため、皆が居住している人を把握しているわけではないようです。 まるで、ひとつの村のようですね。 (写真は、昼の準備に忙しい承啓楼の人々)
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3重目と2重目の内円部は1階建て、それぞれ44、36の部屋があります。 ここは、主に家畜小屋やトイレなどとして使用されているそうです。 土楼は外壁の土壁を除けばすべて木造のつくりとなっています。 (写真は、内円部の様子)
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上の階に上がってみました。
これは3階から見た眺めです。

洗濯物が干され、籠がいくつも置かれています。
生活感のある風景ですね!

人の姿が見えません。
ちょうどお昼時ということで、皆さん1階に降りているようでした。

外円部の上層階は、通路でぐるりと繋がっており、一周できるようになっています。
この通路は「走馬廊」と呼ばれるそうです。

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4階からの眺めです。
3重の円とまん中の祖堂の姿が綺麗に見えますね。

こうして上層階から見ると、この楼の規模の大きさがよくわかります。
ここに住む人全てが江氏一族だというのもすごいことですよね。

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お昼の準備です。 お吸い物を入れてますね。 いち、にい、さん、しい、ご、ろく……。 大家族です。
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承啓楼はとても賑やかな土楼でした。 お昼時で皆さん中庭に集結しているようで、大きなしゃべり声や笑い声が聴こえてきていました。 食事を終えたのでしょうか? にこやか兄弟登場です!
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客家土楼の旅 その8


客家についての説明は↓をご覧ください。
★中国福建省★巨大な円形集合住宅“客家土楼” 【世界遺産】

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川沿いに建つ白壁の美しい豪邸、「福裕楼」
永定県湖坑鎮洪抗村にある五鳳楼です。

いくつかの建物を口の字型に構成した四合院住宅。
その四合院の最後部の上堂にあたる主楼の高さを4・5階建てにして防衛力を高めたのが五鳳楼と呼ばれる建物です。

「福裕楼」は、その五鳳楼の、上堂と下堂、横屋を口の字型に連結した方楼状となっており、五鳳楼から方楼への過渡期にあたる建築スタイルとなっています。


(写真は、福裕楼の外観です)
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福裕楼は、前回紹介した「振成楼」と同じ林三兄弟の建造です。
1880年から建立を始め、10数万元の銀貨を費やし3年間をかけて築き上げたそうです。

福裕楼は、永定では最もお金のかかった土楼。
振成楼の約3倍の費用がかかっているらしいです。


(写真は、福裕楼の外観です)
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イメージ 4 福裕楼を建造した林三兄弟はタバコの生産で財を成した一族。 この辺りでは最も成功した一族だそうです。 チャイナネットには、林氏について以下のような記述がありました。 「清代(1616−1911)の末期、土楼のあるじの林氏兄弟三人は、細長い刻み葉タバコと葉タバコを刻む生業を営み、製品は日本、東南アジア諸国へ輸出され、大儲けをし、永定の大金持ちとなった。そして巨額の資本を寄付して「日新学堂」という学校を開設した。この学校もその兄弟三人の1人張星炳さんが設計したものであり、優雅かつ華麗で、中国と西洋の建築の風格を結び付けた学校の建物である。この学校が開設した後、多くの人材を育成し、評判は遠くまで伝わり、たくさんの他の地の人たちが「日新学堂」に来て就学した。「数百年も続いている人家は善行を積み上げたからだが、何よりものすばらしいことは読書である」、福裕楼の中からは人材が輩出した。」                   「チャイナネット」2008年11月10日 (写真は、上が福裕楼の入口、下が屋根です)
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イメージ 6 福裕楼の内部は精緻な彫刻で装飾されていてとても豪華です。 福裕楼を訪れると、初老の男性が迎えてくれました。 お茶を出してくれます。 肌寒かったので、あったかいお茶は有り難い! そして、ここにはなぜか旅行者の訪問ノートがありました。 中国人、日本人、韓国人をはじめ、欧米人のサインやコメントも書かれていました。 (写真は、上が福裕楼の中庭、下が内部)
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福裕楼や振成楼のある湖坑鎮洪抗村には、他にもたくさんの土楼が建っています。
どれもごく普通の民家。

こんなのがごろごろ建っているなんて、不思議な風景ですよね。


(写真は、洪抗村の土楼群)
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客家土楼の旅 その7


客家についての説明は↓をご覧ください。
★中国福建省★巨大な円形集合住宅“客家土楼” 【世界遺産】

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福建省永定県湖坑鎮洪抗村。

この村は「永定客家土楼民族文化村」と呼ばれる土楼観光の拠点のひとつ。
特に、「振成楼」という客家土楼の代表作があるため、ツアーの観光客も多く訪れます(私が来た時は冬のためかほとんど人がいませんでしたが……)。


写真は、その「振成楼」です。
堂々たる外観ですね。通称「土楼王子」とも呼ばれているそうです。


(写真は、振成楼の外観)
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振成楼は、1912年から1916年にかけて建造された二重円の土楼。
林仁山という人が建てた土楼です。

外円部は4階建てで、祖堂のある内円部は2階建て。全部で208の部屋があるそうですが、現在では2家族しか暮らしておらず、ほぼ観光用の土楼と化しています。


振成楼は、20世紀になって建てられたということもあり、かなりモダンです。
写真の祖堂の部分も、どことなく欧風な雰囲気を感じさせますね。


(写真は、外円部から祖堂のある内円部を見たところ)
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振成楼は、八卦の考え方によって構成されていることでも知られています。

外円部は八卦図を踏襲し、48の部屋が1卦6間のユニット×8に分かれており、卦と卦の間は防火壁で区切られているそうです。

そのため、火事が起こっても全焼することがなく、侵入者対策としても効果があったようです。


(写真は、振成楼の内部。「生」って何でしょう?)
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私はこの村へはバイタクで来ました。
バイタクの兄ちゃんと共に夜8時頃、この村に到着したのです。

宿泊は、振成楼。
振成楼には泊まることも出来るんです(部屋はとても簡素でした)。

振成楼の宿代は30元だそうですが、何も知らない私は150元も払わされてしまいました。
やはりツーリストが多い所は抜け目がないですね。


食事を出してくれたのは、ちゃきちゃきの姉ちゃん。
名前は林櫻元(Lin Ying Yuan)といいます。
楽しい姉ちゃんだったのですが、ぼったくられたのだと思うと少し腹立たしい気もしてしまいます。


(写真は、振成楼の生活風景。井戸があります。)
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翌日、振成楼を見て回った後、洪抗村をうろうろうろつきました。

のんびりとした村。
ほんと、土田舎なのですが、所々に立派な土楼が建っているのが不思議的風景。

オート三輪も違和感なくいます。


(写真は、洪坑村の風景)
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村のはずれに巨大な水車があり、映画かドラマかの撮影が行われていました。
中国はロケ地には事欠かないでしょうね。

洪坑村には、振成楼の前に土産物屋兼食堂が数軒、雑貨屋が数軒あるほか、何もありませんでした。
だけど、世界遺産に指定された今、カフェなんかも出来ているのかもしれません。


(写真は、村で行われていたロケ)



客家土楼の旅 その6


客家についての説明は↓をご覧ください。
★中国福建省★巨大な円形集合住宅“客家土楼” 【世界遺産】

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「環極楼(ホワンジイロウ)」です。
南中村にある4階建ての中型円形土楼で、直径は43.20メートル。
高さは約20メートル、134の部屋があります。
土楼の大きさは小振りでしたが、コンパクトにまとまった美しい姿をしています。

1693年に蘇卜臣と言う人によって建てられた土楼だそうです。

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土楼の内部です。

この土楼は頑丈なことで有名だそうです。
1918年2月にマグニチュード7の地震が発生し、多くの土楼が倒壊したそうですが、この土楼は正門の上部に亀裂が入っただけだったそうです。

しかも、その亀裂は時間とともに次第に狭まっていき、今ではまったく問題のないくらいになっています。

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環極楼の大きな特徴は、中心部に祖堂がないことです。
祖堂は入口の門の向かい側にあります。

そのため、土楼の中央部は広い中庭となっており、上階から見ると二重の輪が綺麗に見えます。
また、この中庭は子供たちの遊び場ともなっているようでした。

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中庭で遊ぶ子供たち。
環極楼には、現在でも蘇氏の一族21世帯、116人が住んでいるそうです。


この土楼での思い出は子供たち。
中庭で遊んでいた子供たちの可愛らしさが、この土楼への訪問を忘れられないものにさせてくれました。

中庭で、おじいちゃんが見守る中、真っ赤な服を着た子供たちが綾取りをしています。
やけに楽しそうですね!

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男の子も女の子も真っ赤な服で、そして、綾取りをしています。 子供たちにとっては、12世帯が住むこの土楼こそが「世界」なのでしょうね。
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何か食べてますね。 ニコニコしっぱなし、可愛いですね。 この子たちも、いずれは海外に出てゆくことになるんでしょうか? 蘇氏の一族の多くは、ミャンマーに移住しているのだそうです。
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環極楼の周りの風景。
付近にも多くの方楼が建っています。

ぶたさん親子もブイブイしていましたよ。




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