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仕事の合間の制作で、気が乗らないときには手を止めたりしていたので、ここまでかかってしまいました。
2液ウレタンのトップコートの後、そのまま塗りっぱなしにしようかと思いましたが、少しだけ研ぎと磨きをして仕上げました。
撮影が悪くてラックが斜めになってますね。( ;∀;)
一台だけアップにしてみましたが、皆それぞれ微妙に表情が違います。
胸が付くともっと胴らしくなるでしょうね。
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胴の蔵
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詳細
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仕組み上がりました。
以前塗った本居宣長の歌を入れた山桜花の胴台に仕組みました。
白仕立ての道具に似合う胴に仕上がりました。
胸のノリも、胴台のカーブに沿って上手く行きました。
胸の、表と裏の穴の位置をずらすことが、胸のノリを良くするコツだと、
個人的に思っています。
裏の穴が少し上にずれることで、胸が立つのを防ぐことが出来ると思っています。
還暦が近づいているので、記念の胴にしたいと思っています。ヽ(^o^)丿
これをつけて写真を撮って、いずれ遺影にしたいですね。
私の父が亡くなった時に、遺影用の写真が無くて、若い頃の写真を無理やり加工したと言う経験上、自分用は、好きなものを用意しておきたいと思いました。
いつかは必ず必要になるものですからね。(^−^)
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剣道具の胴台には、様々な種類が有り、美術的な価値も加味されています。
塗り胴は、刀の鞘の塗りの応用と思われます。
シンプルな単色の塗りから、手のかかる仕掛けを施した「七々子」「津軽」「若狭」などの変わり塗りまでいろいろです。
塗り以外では、表面に貼る素材の違いが有ります。
有名なところでは、エイの革を貼った「サメ胴」。
一般的ではないですが、「豹」「虎」「アザラシ」「猪」などの動物の皮を貼った物も見られます。
以前から、いつかは手に入れたいと思っていたものに、桜の樹皮を貼った胴台が有ります。
自分で貼って制作することも考えましたが、技法や素材の入手が難しく、
今回、偶然ネットで見かけて、思い切って購入しました。
秋田の武道具店からの購入になります。
桜の樹皮を使った細工物を、「樺細工」と言い、秋田の角館の伝統工芸になっています。
樺と言いますが、実際に樺の樹皮は使われず、ヤマザクラやカスミザクラの樹皮が使われます。
古代には、山桜を、樺や桜樺と呼んでいたのでこの名称になったと言う説が有るそうです。
18世紀末から下級武士の手内職として伝わり、200年を超える伝統が有ります。
樺細工に使われる樹皮の原皮は灰褐色でざらざらしています。
ほぼそのまま使うのが、「霜降皮」で、表情の良いものが使われるそうです。
原皮の表面を削ると赤茶色の層が現れ、それを磨いて光沢を出したものを「無地皮」と言うそうです。
皮の分類としては、「あめ皮」「ちらし皮」「ちりめん皮」「ひび皮」など、12種類ほど有るらしいです。
今回の胴台で使われているのは、お店の説明では「深ちらし」という皮だそうで、
ちらし皮の中でも、古木から採られた皮を使っているそうです。
胸はじっくりと自作したいと思います。
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