はやしそろばん総合学園 珠算大会参戦記・観戦記

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  初秋の空の高く爽やかな季節、いかがお過ごしでしょうか。
 珠算界における通称「夏の大会ラッシュ」も終わり、私自身安堵の胸を撫で下ろしている次第であります(結果の良し悪しは別として…)。
                                   
 さて、今回の「そろばんグランプリジャパン2013」。昨年のリベンジを誓うと同時に、2013年一発目の全国大会、幸先の良いスタートダッシュを、という思いを胸に、この大会に向けて準備をしてきました。
 今回も私一人での参加。幾度となく個人参加をするようになり、そろそろ一人旅にも慣れてきた所ですが、このちょっとした過信(?)が翌日に引き起こす悲劇の前兆であったことを知る由もありませんでした。
 
 本題に入ります。今年の場所は兵庫県。出発時の宮城県の気候は大雨。打って変わって兵庫の気候は猛暑。覚悟はしていましたが、体感するとやはり凄い。汗がとめどなく吹き出てきます。そんな中ではありますが、会場である兵庫県立文化体育館までの下見はスムーズに進み、時間に余裕ができたので会場で練習。あとはホテルに戻り、再度練習。とても前日練習とは思えないような点数(550etc…)を連発していましたが…。まぁ気にしない。と、悪いイメージを払拭すべく、早めに就寝。
 
試合当日。とにかく「暑い」の一言に尽きます。余裕をもって会場入りするつもりでいましたが…着くのが早すぎました。炎天下の中外で待機。20分ほどしたところでようやっと開場。座席抽選に並んでいる途中に、来賓でいらしていた大治郎先生を発見。挨拶がてら声をかけ、いざ会場へ。引いた座席は一番前。お隣は言わずと知れたベテラン名選手・新名哲也選手。軽く挨拶をさせていただき、すぐさま指慣らし。
全日本観戦記でも述べたように、無理を言って申し込みをさせてもらったからには何としても結果を残して帰りたいという思いが強く、当日まで無我夢中で練習に励んできました。とにかくここまで練習してきた自分自身を信じて競技するほかにありません。いよいよ競技開始です。
 
第一種目・読上暗算。昨年の半分となる5題が予選として読まれるものの、残念ながら敗退。自分の努力不足・力不足は否めませんが、この後に個人総合が控えています。いつまでも引きずってなんかいられません。優勝は千葉県・金子優希選手でした。
 
第二種目・個人総合。昨年のグランプリでは、満点獲得がシニア部門決勝進出への絶対条件。果たして今年はどうなるか?乗算。捻りのある問題が数題含まれており、感触的には微妙。続く除算〜見取暗算は普段通りに計算、無事に6種目を終えました。運命の交換採点。点数を早く知りたいがゆえに、新名選手の採点している様子をチラチラ見てしまいます。その間のドキドキ感と言ったらありません。両者の採点が終わり、チラッと点数を見せていただいたときに一安心。封筒には紛れもなく「600」という文字が。第一段階はクリアしたということです。
 
決勝進出者を決める成績発表。ジュニア部門において満点が15名おり、さらに人数を絞るための決定戦が繰り広げられ、そこから12名が選抜され決勝へ。スクール部門では満点者3名含む11名が、シニア部門では満点者5名含む11名が決勝へ。ちなみに今年のシニア部門決勝進出ボーダーラインは590点でした。
すぐさま決勝進出決定の旨の報告を順一郎先生に電話で報告。頑張れ!と遠い地から背中を押されつつ、次の読上算に向け心を落ち着かせます。
 
第三種目・読上算。読上暗算での失敗を繰り返さないためにも一題一題気を引き締めて回答。運よくスピーカーが目の前に設置されていたこともあり、聴こえもバッチリ。20名、10名…と人数が絞られていくなか、私も何とか上位グループに食い込むことができ、ラスト3名にまで残ることができました。次の問題、聴こえも計算も完璧。意気揚々と答案用紙に答えを記入。答えを読まれる。そして驚く。実際にはマイナスの答えでしたが、私はそれをそろばんの盤面に置かれた数をそのまま書いていました。要はそれをマイナスに変換して記入していれば正当していたということです。。。詰めの甘さというか、なんでここにきてこのような凡ミスをするか…。というか計算をしている最中も、答えを記入している最中も答えがマイナスになると気づかない自分。21歳にして物忘れがここまで酷くなっているとは…。優勝はまたまた千葉県・金子優希選手。読上暗算に続き2冠されました。おめでとうございます!
 
さあ、いよいよ個人総合決勝。シニア部門が始まるまでジュニア部門、スクール部門における熱い戦いを一番前の間近で観戦。それと同時に各種目答えを読み上げられている間を利用し、自身の決勝練習。問題を準備していた甲斐がありました。ジュニア部門の優勝は大阪府・金本大夢選手。続くスクール部門の優勝は同・金本三夢選手。両者の名字を見てお分かりの通り、ご兄弟揃っての個人総合制覇、本当に素晴らしく思います。おめでとうございます!
 
いよいよシニア部門決勝です。抽選の結果、偶然にも昨年の決勝と同じ座席となりました。ちなみに昨年の決勝の成績と言えば……見取算20点、乗暗算35etc...。嫌な思い出が走馬灯のように思い出されますが、あれから一年。どれだけこの日を待ちわびたことか。とにかく全力で挑むのみです。ここからは私の心境とともにどうぞ。※動画サイトに決勝の様子がUpされています。
 
乗算(10題・1分):良いスタートダッシュを切りたいところです。昨年同様何とか満点は獲得できたもののスピードが及ばず、6番目に挙手。全国の壁はまだまだ厚いです。この種目における一番挙手のタイムは34.19秒でした。
 
除算(10題・1分):昨年の除算は捻られた問題が数題出題され、非常に苦戦した記憶があります。今年も悪戦苦闘の末、制限時間1分間をフルに活用することとなりました。手応えとは裏腹に一題ミスに抑えることができ、結果45点。この種目における一番挙手のタイムは23.23秒でした。
 
と、ここでふと思います。乗算からの除算までの流れを見ると、昨年と同じシナリオ。シナリオ通りにいくと次の見取算からもろとも崩れていき、散々な結果で終わる…。悪夢が一瞬脳裏をよぎりましたが、デジャヴを起こさないためにもより一層気を引き締めます。
 
 見取算(5題・1分):リベンジしたかった種目の一つです。揃い桁の問題においては、マイナス問題の見極めが重要になってきます。スピード競技における書き直しに費やす時間がどれ程無駄なものか。しかし、行き過ぎた先入観は時に災いをもたらします。今年もマイナス問題なし。そんなこととは知らず、マイナスだと思って書いていた答えを書き直すハメになってしまいました。とんだタイムロスです。昨年のタイムを大幅に落とす6番挙手で終了。しかし、デジャヴは起こさずに済みました。無事満点を獲得。いい流れです。この種目における一番挙手のタイムは36.61秒でした。
 
 乗暗算(10題・18秒):私にとって一番のリベンジを誓った種目です。昨年は8題しか回答することができず、速記力のなさを痛感。そこからこのための乗暗算集中問題を数百枚作成。暇さえあればそれを用い、特訓してきました。しかし、いつまでたってもスピードは上がらず、とうとうこの日を迎えてしまいました。一点だけを見つめ、深呼吸をし、一層集中力を高めます。「用意、始め!」。「止め!」。無我夢中で計算。ボタンを押すことは出来ませんでしたが、気づいたときには全問解答を終了していました。結果、満点を獲得。トップレベルの選手にしたら、こんな問題18秒で間に合わないのか、と罵声を浴びせられるのでしょう。個人的には喜ばしいことではありますが、この喜びに甘んじず、さらなるスピードアップを目指し、精進していこうと思います。この状態をキープするとともに、気を緩めることなく除暗算に臨みます。この種目における一番挙手のタイムは14.15秒でした。
 
 除暗算(10題・18秒):全問回答はもちろんのこと、いかに自分のタイムを伸ばせるかに視点を置くことに。タイムは4番挙手で11.02秒。一題一秒以内で書くことが理想ですので、やはりまだまだです。ここでは決勝出場者全選手が満点を獲得。この種目における一番挙手のタイムは9.02秒でした。
 
 ここまでの途中経過から、満点が2名、その次に私が滑り込んでいるという展開。次の見取暗算において満点を取れればかなり上位に立てる!という高揚感で胸が膨らんでいました。
 
見取暗算(5題・24秒):除算一題のミスに抑えておきたいところですが、結果は蓋を開けるまでわかりません。最終種目、一層の気合を入れ問題を解いていきます。2番挙手の20.98秒で終了。どうせなら一番挙手で終わりたかったですが、来年またリベンジしようと心に誓います。しかしタイムを見ると、昨年よりも1秒程下回っていました。6種目を通じて一年間の伸びが全く見られない結果に、ただ情けなさを感じます。運命の得点発表。…40点。。。狙えるところを狙ってのミスですから、悔しさも倍増です。この種目における一番挙手のタイムは18.80秒でした。
 
最終的に全種目満点、総合タイムもトップ、今年からシニア部門の仲間入りを果たした千葉県・高倉佑一朗選手が今年のシニア部門日本一となりました。おめでとうございます!ちなみに高倉選手とは、昨年の名人位決定戦 in広島のトーナメント戦にて対戦。ストレート負けをかまされた苦〜い思い出があります。
 
ちなみに私は除算・見取暗算各一題のミスにより、総得点285点。見取暗算のミスさえなければ3位入賞だったのに!なんてことはただのこじつけにしかすぎません。確実に昨年のリベンジを果たせたかどうかは微妙ですが、4位入賞というまずまずの成績で個人総合競技は無事終了。
 
ここで終わりかと思いきや、第四種目・フラッシュ暗算が残っていました。残念ながら決勝の途中で敗退。優勝は3151.98秒で常連、岩手県・笹野健夫選手でした。
 
ということで、「そろばんグランプリジャパン2013」は無事閉幕。翌々日の学校連盟全国大会に向け、ほどほどに休憩したのち練習。翌日の兵庫から東京への移動において、冒頭にて述べた悲劇が起きてしまいました(全国ネットでは恥ずかしくて言えません)。
 
観戦記を閉じる前に。この大会に限らず、今年の夏は昨年以上の練習量をこなしてきました。意識次第でここまで出来る、ということを今更ながら感じることができた21歳・夏でした。
今話題の「いつやるの?今でしょ!」という言葉は、私の珠算に対する意識を変えてくれました。またこの言葉は、裏を返せば「後悔先に立たず」という意味にもなります。今年の夏は後悔しない練習をし、確実に結果を残したい、という思いで突っ走ってきました。こういう時に貪欲な気持ちが必要なのです。
しかし、満点競技においてポロッとミスしてしまうがために届きそうな栄冠にあと一歩で届かないということも何度となくあります。これは未だ気づかずにいる気持ちの歪みから来ているものに他なりません。また秋・冬と続く大会ラッシュに向けて、自分自身に与えられた課題を克服していけるよう、また一から出直そうと思います。
では、いつも以上に長々と読んでいただき、ありがとうございました。

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