はやしそろばん総合学園 珠算大会参戦記・観戦記

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名人位決定戦

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7月22日(土)・・大会前日

いよいよ二年に一度の大会、珠算名人位決定戦へ出発だ。
基本的に“はやし”の遠征は車が基本!しかし、今回の大会開催地は九州の福岡県である。さすがに、飛行機でいくことになった。めったにない、飛行機での遠征に選手達も心なしかソワソワした感がある。小学生の中には飛行機に初めて乗る選手もいて、飛行場についたあたりからテンションがあがってる。この一週間九州のあたりでは大雨が続いており、今日も仙台は曇り空。間違いなく九州は雨が降り続いているに違いない。どうか無事つきますように。。。

♪福岡〜、福岡〜 おっと無事ついたようだ。
さすがに暑い!!それにくわえて雨が降りそうで降ってない天気。湿気がおおく服がべったりと肌に張り付く。ホテルにつくと、東京組の三人もきた。これで選手17人、それに順一郎先生、大治郎先生をあわせて全19人が揃った。(ちなみに、私も30歳ながら選手側の一人です)
ホテルについてすぐに夕食。近くにあるキャナルシティ福岡というところにいった。デカイ!あらゆるお店の集合体で周りではひっきりなしに様々な催しが行われている。仙台にもないなぁこんなの。
感心しつつ、地下のレストラン街へ。男性チーム、女性チームに別れてお店に入る。男性チームはとんかつ屋へ。もちろん明日の名人戦において“勝つ!”ためである。そのとんかつ屋はキャベツとご飯がおかわり自由だったのだが、うちの大学生チームはよく食べる。一人で大盛り三杯四杯当たり前。おひつで何回もおかわり要求し、お店の人があきらかに迷惑そうな顔をしたところで、ようやくみんな満足そうな顔になった。各自、お店を見たりしながらホテルに帰る。あとは各自で調整だ。私も明日の予選通過を目指し、いやできれば決勝での一回戦突破を目標におき調整に入る。おーなんか調子がいい!これはこのまま寝ようと11時前には夢の中へ・・・

7月23日(日)・・大会本番

外は大雨。しかし気持ちは戦闘モードだ!!
ロビーに集合し、9時30分の開会式にあわせてタクシーで会場へ。
会場につくとまずは座席抽選。できれば近くに知った顔があればいい。それぞれがクジをひき座席に着く。名人戦はやはり名人戦といったところか。周りをみれば皆全国の大会で見たことがある人ばかり。そしてその座席の前には大きく県名と名前が書かれたものが張り出されている。席に座り、目をあげればそこが観客席。やべっ、みんなに見られてる〜。普通に考えれば、十数年ぶりに大会にでる私のことなど誰もみてるはずもない。しかし、そういう心境になっているのだ。このフワフワドキドキの緊張感と高揚感がおりまざった感情は、久しぶりの全国大会出場の私にはとても気持ちがいいものだった。

いよいよ開会式。国家斉唱などが終り、ここで地元福岡の武田賢一郎選手による選手宣誓。これが実にすばらしい!ものでした。今まで数多くの大会をみてきましたが、選手宣誓で感動したのは今回が初めてです。それはその場にいた誰もが感じたものだったのでしょう。会場からは大きな拍手が沸き起こりました。選手としても、改めて気合が入った感じでした。

いよいよ第一回戦!ここで得点順に32名が二回戦に進むことができます。700点満点で、660点前後が予選通過ラインと読んでいました。“はやし”では予選通過10名以上を目指していました。・・・なんとしてもその一人にはいらねば!!!

用意!・・・はじめ!!
×算種目から各種目終わるごとに採点である。どんな点数をとっても動揺せずいつもどうりいこうと心に決めて競技しました。
一回戦が終了し、700点満点から順に挙手していきます。700点満点は二人、堀内選手と坂井選手。おー宏行すげぇと人事のようにつぶやく。ちなみに現名人の土屋選手は一回戦は免除で二回戦からの参加である。点数が進むにつれ、どんどん人数が増えてくる。
私は675点だった。大丈夫だろう、いや大丈夫なはずだ。いま何人、うぉっそんなに!とか一人で心の中で叫んでる。
なんとか一回戦通過できて一安心。“はやし”からは10人が通過した。32番めが645点というところを考えるともう2.3人はいけたかもしれないが、普段どうりの力を出せればの話である。
“大会で普段どうりの力をだすこと”これが非常に難しい。それがこの名人戦のような全国大会なら尚更である。

昼食をはさんでいよいよ決勝がはじまる。“はやし”からはAブロック5名。Bブロック5名に別れた。いつもどちらかにかたまって苦い思いをしていたが今回はまずまずだ。
そして決勝。はじめはAブロックからだ。土屋VS和宇慶朝士選手、亀井VS桝田香代子選手、りゅうじVS伊藤由夏選手、貴広VS奈良晴洋選手、市場VS湧川純也選手の対決だ。
ここからは他のことはわからないので、自分のことを。

私の対戦相手は予選690点で見事シードの伊藤由夏選手。全国的に名の知られた選手である。この時点で周りからは、「いい思い出つくってきてね」とか、「あたって砕けろ」とか散々いわれていた。いざ決戦の場へ!
決勝は壇上の上で行われ、そこにはまばゆいばかりのスポットライトが浴びせられている。観客席より2℃は温度が高そうだ。はっきりいって緊張はMAX状態だ。でも30歳の私は、必死に普段どうりにみせようと頑張っていたのだ。だって30歳だし・・・

第一種目・・÷暗算
おっといきなり勝負種目。これはいわゆる書くだけ勝負。そんなにどの選手も差はないはずだ(ほんとはあるけど、無理やりそう思い込む) よ〜い、はじめ!!・・・ハイッ!!!
よっしゃぁ〜、私のほうが速かった!これで一勝もらったと思いきや、「6対5、伊藤選手の勝ち!」・・・えっ÷暗間違えた・・・
はっきりいってパニック!÷暗間違えるなんて、今までにあったか?いやないだろう。いや・・・でも・・・。これがプレッシャーというものかなど色々考えながら次の種目へ。

第2種目・・見取り算
気を取り直して・・ハイッ。はやいぜ俺!すげぇぜ俺!
「6対2、伊藤選手の勝ち」・・・ま、ありえる。これはありえる。次、次。

第3種目・・×算
このままじゃまずい。当てにいこうとそろばんを使う。・・ハイッ。またスピードは勝った・・いやな予感。「6対3、伊藤選手の勝ち!」 ここでふと気づいた。これはないだろう。そろばん使って3点って・・。もしや字か・・。字で×にされてるっ!!!
とにかく、もう追い込まれた。先に4勝されたらそこで終わる。観客席をみればうちの選手たちが、ニヤニヤしながら指をさして笑ってる。こんにゃろう、仮にも私は先生だぞっ。もっと悲痛な顔して、顔の前で手を握り締め、私の勝利を願う生徒はいないのかっ。いるわけない・・。
とにかく、ほんとに追い込まれた。引き分けになっても、負けは決定である。だって三種目で10点しかとってないし・・・。
とにかく字をきれいに書きつつ、スピードをだして、満点をとる。これしかない!!!

第4種目・・×暗算
よーい、はじめ!!(きれいに、きれいに、はやく、はやく)
ハイッ!よし!!! 「6対6、林選手の勝ち!」
シャー!オラー!コンチキショウ!など心の中は長州小力のパラパラ状態。ヨッシャー次こい、次!

第5種目・・伝票算
よーい、はじめ!!六桁でやることも考えたが、満点とらなきゃダメなので三桁でやる。♪シュッシュッシュッシュッ・・あきらかに伊藤選手のめくりが速い。先に終わるのを諦め、当てることに専念。「6対4、林選手の勝ち!」キタキタキタッーーー!!

第6種目・・見取り暗算
はじめ!! 速く速く、間違わない、そして字をきれいに!
ハイッ!と手をあげようとしたら、タッチの差で伊藤選手が先に手を上げた。終わったかな・・心の中ではそう思い帰り支度をしようと思ったが、もうちょっとこの場の空気を味わおうと観客席などながめながらもの思いにふける。「6対4、林選手の勝ち!」
ふーんってオイっ!勝ってるよ!これで3勝3敗だよ。ってか完全に流れは私でしょ!周りを見渡せば、残ってるのは私のD席と貴広VS奈良選手のE席だけ。よしっ、貴広!お互い一回戦突破しようぜ!と心で叫び、最終決戦へ。

第7種目・・÷算
はじめ!! ここは勝負だ、暗算でやろうと心で叫びながらプリントをめくる。おっ結構簡単だ。伊藤選手はそろばんでやってるし、これで満点とれば勝てる勝てる、と様々なことを考えながら計算してる。・・これじゃダメですね。無心になれてません。結局「6対5、伊藤選手の勝ち!」そして貴広のほうも「6対5、奈良選手の勝ち!」 終わった。私の名人戦は終わった。

結局“はやし”でAブロック一回戦突破したのは土屋だけだった。自分的にももうちょっとなんとかなったんじゃないかと思うが、普段練習してない身としては、反省することすらはばかれる。けれど、改めて思ったのは競技は楽しいなぁということだった。私のような気楽な立場だから思うことかもしれないが、社会人として普段生活していてあの緊張感はとても味わえるものではない。また参加したいと思うし、名人戦のような大会にでられる選手を育てたいと仕事に対してのモチベーションにもつながった。そしていつの日か、自分の生徒を名人に・・・。        つづく


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