|
春です。最近やっと暖かくなってきました。
梅の花、そして桜も、チラホラと咲き始めした。
私たちは、毎年この時期は大体、ツアー真っ只中なので、「お花見」という宴にはここ何年間無縁です。
むしろ、4月はアーティスト来日のラッシュとなるので、ニュースなどで桜開花の知らせを耳にすると、「忙しくなるな〜」と反射的に思います。
私は、桜というと、溜池山王にある今はなき「キャピトル東急ホテル」の2F入り口に咲く桜を思い出します。ここ3年間毎年、あそこの桜を堪能しました。
アーティスト送迎の際、あそこの桜を見るのが「小さな楽しみ」でもありました、
そしてツアーが終わる頃に、ちょうど桜が散るので、ツアー中の私のテンションもまさしくこの桜のようでした。
キャピトル東急ホテルは、昨年11月に閉館したので、残念ながらあの桜は見れないですが、また今年は新たな「桜スポット」をみつけたいと思います。
さてさて、先日のスミ・ジョーのリサイタルの興奮がさめやらぬまま、翌日私は、新国立劇場まで足を運びヴェルディのオペラ「運命の力」を観覧しました。
この日のお目当ては、勿論!レオノーラ役を演じる、インドラ・トーマス(ソプラノ)です。
まず、一幕が始まり、まぶしいくらいの真っ赤なステージセットの中で彼女は、誰よりも存在感をはなっており、これこそオペラ歌手!という迫力のある容姿でした。
近年、弊社が一緒にお仕事させて頂いている女性歌手は、昔のオペラ歌手のイメージを、覆すほど、みんなスリムでした。(しかも、一般の人と比べてもかなり細い、レベルのスリムさです!)
スミ・ジョーなんかは、「あんな小さい体から、あの声はどこから出るの???」と本当に不思議で仕方がありません。また、オペラ界の女王、アンジェラ・ゲオルギューも、とってもスリムな方でした。
そんな、最近の、オペラ歌手のスリム化現象とは反し、彼女は「オペラ歌手」としてと安心感を
見る側に与えてくれる、そんな印象でした。
そして、肝心な彼女の声と演技はというと・・・
十二分ともいえる声量に、澄み切った美声。
そして、若手とは思えない貫禄で、レオノーラ役に要される強さ、そして悲劇的な運命に翻弄される哀切を見事に演じきっていました。
何より、3幕のPace Pace,「神よ、平和を与えたまえ」のアリアは、予想をはるかに上回る素晴らしいものでした。個人的に、このアリアは大好きですが(故に求めるものも当然高い!)彼女のこのアリアには、鳥肌がたちました。その日一番の「Bravo!」をもらっていたのは当然です。
近年、ヴェルディ歌いとされる歌手が少ないとされる中、まさに彼女は、新星のごとく現われた歌姫です。
その後、バックステージに彼女をたずねました。
あのヘビーな役を演じきった直後とは、思えないくらいの、明るい笑顔で私たちをむかえてくれました。
彼女の爽やかさ、そしてさっぱりとしたフレンドリーさに、スタッフも驚くくらいでした。(笑)
写真は、楽屋口で待っていたお客さんからの、サインや写真撮影に応じるインドラ。
疲れた表情を一切みせずに、一人一人のリクエストに親切に応じていました。
そんな、彼女が4月に、また日本に戻ってきます!
4月21日(日)すみだトリフォニーホールで、彼女のリサイタルが行われます。
リサイタルのハイライトは、彼女の今最もはまり役といえる「アイーダ」のアリア、
これはロベルト・アラーニャと共演したオランジュ音楽祭で大絶賛されました。
そして、本人も「一番のおすすめ!」という、黒人霊歌!
ジェシー・ノーマンと同郷である彼女は、幼い頃から教会音楽に慣れ親しみ、黒人霊歌を「私たちのうた」として、これを歌うことは、生活の一部だったと言っていました。
この曲を通して、まさしく、歌手、インドラ・トーマスのの真髄にふれることができるでしょう。
ぜひ、彼女の素敵な笑顔と、そして素晴らしい歌声を聴きにきてください!
インドラ・トーマス インタビュー ↓↓
http://www.samonpromotion.com/monthly/index.html
インドラ・トーマス リサイタル 好評発売中!
http://www.samonpromotion.com/live/09/index.php
スタッフK.
|