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「共謀罪」に関する声明は、日弁連など専門家の方々が出していますので、ここではその内容に関して深く触れるつもりはありません。
ただ、今回の「共謀罪」しかり、今まで国会で行われてきた「強行採決」なるものは、民主主義の理念に完全に反するものです。
民主主義は自由主義を守るための手段に過ぎないのはいうまでもありませんが、その本質は、存在する問題を徹底的に議論し、対立する両者がお互いに納得する状態を作り出さなければならないことにあります。
しかし、「強行採決」は話し合いがつかないので、数で上回る多数派が力ずくでその考えを相手に押し付ける手法です。それは、もう民主的な方法ではありません。
私が小学生の頃、学級会で「多数決」で問題を解決していた記憶があります。「民主的」な方法であるからというのがその理由でしたが、実際にはその場で議論なんてほとんどされることなく(面倒くさかったり、変にでしゃばっていじめられるのがいやだったからでしょう)、皆ただ黙った状態が続いたため、埒があかないから「多数決」という方法をとっていたに過ぎません。
小学校では、まあそれでもよいのかもしれませんが、「国権の最高機関であり、唯一の立法機関である」国会にも「小学校的多数決の理論」を持ち込んでしまうことは、単に残念なことで済まされることではなく、憲法の理念にも反することになるでしょう。
ここでは別に権力批判をするつもりはありません。ただ、日本という国家において、憲法に基づき代表民主政のシステムがとられている以上、もともと代表者を選出しているのは、我々「国民」であるという事は自覚しなければならないところです。
その調整をするため、日本国憲法では権力分立制がとられ、独善に陥る可能性もありますが、少数派の人権を保護するため司法権に違憲審査権が与えられてます。しかし、やはりその根底にある「自由主義」を守るためには、国民一人ひとりの自覚が大変重要になってくるのです。
変に政治的意識ばかり強くして学習を続ける必要はありませんが、少し意識することも必要なのではないかな、なんて思ってみたりしました。
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「共謀罪」。。。考えただけで恐ろしいですよ。いいがかりを付ければ誰だって罪にしてしまえるんですから(;^_^A アセアセ・・・。小学生の多数決理論。。。。確かに重要な法律の採決に、多数決ではあまりにも乱暴ですよね?もっとあらゆる側面から検討、議論をしてもらいたいものです。
2006/5/10(水) 午後 1:02
憲法改正のための国民投票法案は、どうやら今回は成立しないようです。同じように、共謀罪も無理に成立させる必要はないですよね。そもそも、この法律は憲法31条の適正手続違反の可能性大ですし、14条の平等原則、平等権の侵害の可能性もあります。
2006/5/11(木) 午前 7:42 [ sam*ra*_kou**aku ]
ただ、いたずらに恐怖感だけが煽られていますが、誰にでもこの法律を適用しまくる事は刑法の謙抑性の原則や個人責任の原則などに引っかかってきますので、警察が使いたがっても、検察レベルでストップがかかるのではないかとも予想はされます。ただ、やはり、闇雲に処罰範囲を広げるような法律は、立法段階でしっかりと議論をしなければなりませんね。
2006/5/11(木) 午前 7:42 [ sam*ra*_kou**aku ]
共謀罪・・・どんな形で適用されるかは問題ですが、国際的な組織犯罪防止の趣旨からはずれないと良いですね。
2006/5/11(木) 午後 1:19 [ - ]