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強い夕立の香り残る仕事の帰り道。
僕は、コンビニに寄る。 店に入ってすぐ右手方向に足どりをすすめ、トイレの手前の雑誌コーナーの一番奥で足をとめる。 先客がいる。 年頃は四十代半ばだろうか。 チノパンに半袖シャツをしっかり目にインし、長めに垂らしたショルダーバック。 もちろん、男性だ。成人男性だ。 僕は、週刊プレイボーイを手に取りたかったが、先客の中肉中背の背が邪魔をする。 先客は、僕に気づいたのか一冊の本を手に取る。 手にとったのは、月刊EXILE。 先客は、興味なさげに、8秒ほど月刊EXILEをペラペラとめくり去っていった。 僕は、思った。 「嘘をつくなよ。」と。 僕は、手にとった、週刊プレイボーイを。 |

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