ここから本文です
美術散華保存会&散華美術館 スタッフブログ
散華美術館では入館料500円をいただいています!おもてなし付♪

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

少し前ですが、桜の時期に柳生に行くことがあり、
その道なりにあった奈良市忍辱(にんにく)山の円成寺に参拝しました。


奈良市内から柳生方面は本当に隠れ里にふさわしい山深いところ。
その途中にこのお寺もポツンとあります。
まずお庭がすばらしい!これだけでも本当に心が和みます。
浄土式庭園として有名ですが、いつまででも見ていられます。

イメージ 1



円成寺といえば、運慶作の大日如来坐像!
25歳ごろの最初期作品といわれています。

イメージ 2

(お寺のリーフフレットより)

本来は多宝塔のご本尊ですが、東京国立博物館の「運慶展」以後は相應殿という新しい建物で拝見することができます。
良かったのは、像には1mくらいのガラスの囲いがあるのですが、座ると当然ガラス越しですが、
立てば遮るものがなく姿を見られたこと!
舐めるように見させていただきました。


では、本来安置されていた多宝塔には?

現在は東京藝大で復元された、当初の姿の大日如来像がいらっしゃいます。
こちらもなかなか貴重なものなので、ガラス越しに近づいて拝見。
当然、金箔でキラキラなのですが、現在の姿とのギャップで印象が違って見えました。
今の姿の方がこのお寺の全体的な雰囲気とマッチしているのが不思議です…


円成寺の本堂は、ご本尊・阿弥陀如来坐像がいらっしゃいます。
阿弥陀さんは平安時代の典型的なお顔。

来てみて驚いたのは四方の柱に描かれた「二十五聖衆来迎菩薩」

イメージ 3

(お寺のリーフフレットより)

痛みが激しい部分も多々ありましたが、それにしても美しい菩薩が描かれていて、感激でした。
丸い柱に25もの菩薩を描くのはなかなか技術がいることと思います。
(最近はそういう目線で見るようになりました。)
ちょっとお堂の中は暗めですが、菩薩様も眼を凝らしてゆっくり見ながら、心も落ち着く空間でした。


行った日は、バス待ちの方が本堂をスケッチされていたり、
お母さんと遊びに来ていた子供らが境内を鬼ごっこしていたり、
静かなお寺ながら途切れなく人も来られていました。


10連休は奈良でゆっくりと過ごされるのはいかがでしょう?
特に関西の方!!!
「いつもの奈良」も楽しいですが、より深い奥座敷も魅力がいっぱいです!


****************************


忍辱山 円成寺
〒630-1244 奈良市 忍辱山町1273
TEL 0742-93-0353
電車・バス:JR/近鉄奈良駅より奈良交通バス柳生行き約30分 
「 忍辱山 」バス停下車徒歩西へ2分
車:国道369号線 県庁東交差点より約12km
http://www.enjyouji.jp/

****************************

全1ページ

[1]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事