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タイトル通り、気がつけば7月

この数か月、私は、2本の新作の企画開発&準備と、日本映画大学1期生の卒業制作の脚本の選考、スタッフ編成、及び準備や脚本のアドバイスに追われていた。

否、未だ、追われている(笑)。

2本の新作の一本は、8月にクランクインする積りで脚本初稿を5月に完成させたが、幹事会社の赤字決算でとん挫(苦笑)。

もう一本の新作は、以前にも記した、私が主宰である創作ユニット【スタニスラフスキー探偵団】の自主プロジェクトで来年の1月上旬から舞台公演を始め撮影も同時に始めるという異色企画。


タイトルは、戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より『貌斬り』。

「かおきり」と読みます。

4年前にアイピット目白で上演した【スタニスラフスキー探偵団】から発想したものだが、内容はかなり違う。構成、切り口を練りに練った御蔭で『シャブ極道』『竜二Forever』等とは亦、違った私の代表作となる脚本になったと自負。(近いうちにドバっと発表しまっせ! )

勿論、自主プロジェクトなので超低予算(笑)。
それでも(それ故、かな)、1月からキャスティングを始め、主演男女優には快諾を貰い、現時点迄で7割がた出演者は決まった。

5月に入り、俳優の木下ほうかが出演兼キャスティングプロデューサーを買って出てくれ、6月から映画パートにしか出演しないが重要な役である女優をジックリと探し始める。

もう一人、映画と舞台に出演する重要な役(男)も面白い出遭いを求めて色々と動いてる。こちらは11月の末から稽古が始まるので出来るだけ早く決めたい。

最終的には有名、無名は関係なく一番、その役に適し、尚且つ面白い資質の人と仕事をしたい、と云うのが私の趣旨。勿論、有名でも良いのだが、新しい個性とも出遭いたいじゃないですか。
(映画なので年齢などのリアリティはある程度、必要だが。8月一杯には決めようと思っているが。)

意外に大変だったのが、稽古場探し。これは、出演が決まっているMHとMCの二人の尽力なくしては終わらなかった。奮闘努力の甲斐あって、11月末から公演前日の1月初旬まで借りることが出来た! ! 

監督兼プロデューサーは、面白いが面倒が多い。
早く、監督だけに専念したいと思うが、自主プロジェクトなのでそうも行かない。
勿論、そんなことは織り込み済みで覚悟の上だが。

さて、そうこうしている内に、創作ユニット【スタニスラフスキー探偵団】主催の【第2回 合宿制ワークショップ】の開催が近づく。
定員まで後、数名。定員に成り次第〆切るのだが、どう云う訳か女性の参加が男性を上回っている。(去年もそうだったが、今年は更に)

ここで、去年の合宿制ワークショップに参加したNHKの英語講師としても有名な大西泰斗先生が体験の感想を克明にブログで書かれているのでリンクしておきます。
どの様なことをやっているかも判りますし、一寸した演技論にもなっていますので、ジックリお読み下さい。↓

それでは、皆さん、台風やら熱中症やらで大変な「日本の夏」がやってきましたが、くれぐれも御自愛下さい。

私も、頑張りますきに。

 (ワークショップの詳細はこちら)→http://movie.geocities.jp/stanis0117/workshop.html


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昨年の8月に私が主宰の創作ユニット【スタニスラフスキー探偵団】主催の合宿制ワークショップを行ないました。

元々、3年ほど前よりユニットで細々と『勉強会と云う名のワークショップ』を断続的にですが行なっていました。
勿論、演技の為のワークショップでしたが、俳優こそ作家であるべきだ、と云う私の理念に則り
「ドラマの本質の定義」をどのように演技に応用していくのかを中心にやっていました。

「ドラマの本質の定義」は、演出や脚本を書く時には必須なものですが、それを演技に応用しようと云うことです。

初めて「ドラマの本質の定義」と云う言葉を知った方も居ることでしょう。

プロの方でも知っている方は余りいないかも知れません。

そう難しいことではありません、知れば「そういうことか! 」と思うでしょうし、その演技への応用の仕方を知れば「目から鱗が落ちる」ことでしょう。

そのメソッドの集大成としてワークショップを合宿でやろうと思い立ち、
2泊3日ではありますが、都下に在る研修施設で総勢20名が集い(俳優だけではなく作家(監督、脚本家志望)にも門戸を開き)、事前にテキストを渡し課題を課し、兎に角、演技漬け、芝居三昧の3日間を過ごしたわけです。

これがすこぶる好評で、参加してくれた方々とも色々と付き合いが始まり、私の仕事などにも声を掛けさせてもらっている次第です。

で、味を占め(笑)、今年もやることにしました。

受付開始は5月20日㈫です。

詳細は、ホームページの
workshopの欄を見て頂ければと思いますが
今の処、年1回しか出来そうもないので私と「ドラマの本質の定義」を応用したメソッドに興味がある方は是非、御参加下さい! 



新しい才能や資質と遇えることを楽しみにしております。
勿論、リピーターも大歓迎です。

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『絶賛、準備中!』

正月以来の書き込み。

今までのジオログが閉じてしまうということでこちらに移動させられたので、この回からこちらになります。


 半年もブログを書かなかったと云うことは、矢張り、twitterとfacebookの影響は大きいな。あちらで書いたりしていると、中々、ブログまで手が回らないと云うこと。

現在、来年の1月にクランクインする映画と公演する舞台の準備に、文字通りバタバタしている。

舞台は、4年ほど前に公演した『スタニスラフスキー探偵団』を再演。

映画は、『スタニスラフスキー探偵団』の戯曲からスピンオフした『貌斬り』と云う作品を撮る。

映画化の方は、『スタニスラフスキー探偵団』の戯曲を読んだSさんから「これ、映画にしたら面白いですよ」と昨年の春に云われたのが切欠。

切欠と云っても、直ぐに映画化を決めた訳ではない。

『スタニスラフスキー探偵団』は、舞台の為に書いた戯曲であり映画にしても魅力が出ないと解っていたのだ。

つまり、リアリティで構築して行く芝居ではなく、感情と感情の間に劇しい飛躍があり、エピソードとエピソードの間にも劇しい飛躍がある芝居、とでも言おうか。

しかし、映画にしないのは惜しい、と云うその人の口車に乗り(笑)、
映画化を想定しての切り口&構成&テーマを考えてみることにした。
もともと、この戯曲のモチーフになっている天下の「二枚目・長谷川一夫顔斬り事件」を映画化したかったことは間違いないのだ。

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先ず、浮かんだ切り口(方法論)がフェイク・ドキュメンタリーと云うような構成。
うん、そう面白くはないが、詰まらなくもない。
取り敢えず、この方法で模索してみることにした。

それが、去年の5月ころだったか。

それから1年後、私は拙作『竜二Forever』で描いた世界を自ら踏襲し出している。
人の世は本当に判らないものだ(笑)。    (この項、続く)

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 昨年は不思議な歳でした。

先ず、新作『私の叔父さん』(原作・連城三紀彦、主演・高橋克典)の3月DVDリリースが始まる前の1月下旬に旧作『シャブ極道』(主演・役所広司)がシネマヴェーラ渋谷にて2日間で8回特集上映されtwitterを中心にかなりの話題になったのです。(『シャブ極道』で検索して頂くとその片鱗が判ります。)

その熱も冷めやらぬ4月6日㈯には名画座の老舗・新文芸坐で私のオールナイト特集が実現。
題して
【『私の叔父さん』DVD発売記念 気になる日本映画達<アイツラ>2012番外編 異才・細野辰興監督オールナイト&高橋克典トークイベント】
上映作品は『私の叔父さん』『竜二Forever』(主演・高橋克典)『シャブ極道』の三本。新旧の私の代表作が出揃った訳です。(本当は『しのいだれ』『売春暴力団』も上映したかったのですが)
生憎の大暴風雨にも拘らず満席状態と成ったことは勿論、学生の頃から旧文芸坐に通って映画の勉強をしていた私にとっては自分の特集を新文芸坐で組んで貰えたことは大きな喜びでした。

6月には金子修介監督からのお誘いで『4人の映画監督によるワークショップ』を担当させて貰い、
8月には私が主宰の創作ユニット【スタニスラフスキー探偵団】で「夏季合宿workshop」を実施。これも内容的に大きな成果を上げることが出来ました。

前後して谷岡雅樹氏の超力作『竜二漂泊1983』が出版され、私と『竜二Forever』が採り上げられていたことも有りますが、表現の世界に生きる覚悟を再度認識させて貰うことになりました。(その想いを【月刊シナリオ】に書評として記しました。10月号です。)

亦、9月上旬に韓国の映像資料院にて『シャブ極道』が特集上映されました。【任侠映画傑作選 義理と人情】と云う特集です。
続いて9月下旬には『シャブ極道』『しのいだれ』『売春暴力団』=【ナニワ破天荒極道三部作】の待望のDVD再リリースが開始。
絶版になってから4〜5年経ち中古品に2万円近い値段が付いていただけに一先ずホッとした次第です(笑)。

更には11月9日㈯に新文芸坐の
【『竜二』公開30周年記念/金子正次没後30年 83年の男たちの映画祭】
で『竜二』と『竜二Forever』が初めて連続上映され、トークショーでは『竜二』の川島透監督と初めて面識を持つことが出来ました。(詳細は以前にこのブログで記した通りです。)

何より『竜二』と『竜二Forever』を連続して観ると云うことが此処まで刺激的な感想を齎すとは・・・!!
イヤア、大スクリーンで上映されて良かった。(因みに『竜二Forever』は4月に続いて2度目の新文芸坐特集上映と云うことになり、これは稀有なことだったらしいです。)

そして12月には再度『シャブ極道』の海外上映です。
今度はフランスの【KINOTAYO映画祭】での特集上映。(フランスタイトルは『ロマンス・ノワール』でした。)

と云う様に昨年は、私の新旧の代表作が色々な所で繰り返し上映され話題になると云う不思議な歳になった訳です。(秋に入る予定だった映画は流れかかっていますが・・・)

亦、日本映画大学ではゼミの学生と一緒に『私が棄てた女』から始まり『飢餓海峡』『蒲田行進曲』等6本の映画を観て日本映画の面白さの本質とは何かを再認識出来たことも忘れられない重要なことでした。

さて、「午」年である本年、2014年(平成26年)は如何なる歳になるのでしょうか?

何れにしろ、製作費に拘わらず自分の撮りたい企画を撮るスタンスで映画と対峙して行きます。

勿論、「特定秘密保護法」制定により表現や題材を自主規制してしまうような愚かなことは絶対に致しませんッ。

皆様にも協力を要請する局面が出て来るかも知れませんが、その時は嫌な顔をせず話を聴いてやって下さい(笑)。

では、皆様の御多幸をお祈りしつつ、本年も宜しく御願い致します。



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『竜二漂泊1983』書評後半
 
【 一方で、1983年までをギリギリ「プロの時代」、「映画人の時代」とも捉え、それ以降、如何に「素人の時代」になっていったかと現代への違和感を漏らす。色々な分野で戦後確立された体制の瓦解が始まり、プログラム・ピクチャー(ブロック・ブッキング)と云うシステムの崩壊、その崩壊への意識的なオマージュと予感が映画『竜二』であると位置づけながら。
 
 その違和感は、ヤクザ社会と市民社会の間を「行って来い」した金子正次の「竜二」のように一般市民が生産手段を持たない「芸能の民」へ越境し始め、素人の享楽や悪ふざけの延長線上に成り下がってしまった芸能界、つまり、一般人の中の「ヤクザ性と市民性」がボーダレスに成った現代へと疑問を投げかけていく。本来、「芸能の民」は闇に属する者ではなかったのか、とでも云いたいように。

 同時に、この『竜二漂泊1983』は、渦巻く欲望と挫折と嫉妬と保身のウネリに呑み込まれていった数多の芸能人、映画作家たちへの壮絶なるレクイエムであり墓碑銘であるとも云える。正に闇の葬列の趣きだ。
しかし、それよりも私は、この本の中に映画人としての「覚悟と希望」を見つけたと思っている。谷岡が引用している大島渚監督の言葉のように、青春時代に映画を観て熱く語った人達もやがて年齢と共に映画を観なくなる。全く観なくなり、語らなくなる。しかし、私は愚直にも映画を観続け、語り続け、そして作り続けて行く人間なのだ。大島監督が云うように、それが青春と云えば青春なのだろう。
 この『竜二漂泊1983』には、そんな愚直な人間で在り続けたいッ、と確認させてくれる稀有な力が漲っているのだ。痛切、哀切、切実。色々な云葉も浮かぶが、自身の中の市民性を断ち切って自らの満身創痍ぶりを晒け出す「竜二」は未だ居るはずだ。東日本大震災以降のこの日本にも。

 それ故に、映画TVのスタッフ、キャストも含み創作の世界へ身を投じた者、投じようと思った者、その周辺に居る者には最後まで読まなければいけない義務がある本だとも云っておきたい。

 読後、二つのフレーズが深く静かに心に沁み込んで来た。
「貴方は、ヤクザですか? 市民ですか? 」
そして、
「未だ青春を生きてますか? 」と。

平成25年8月21日
映画監督・細野辰興】完


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