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映画や演劇で人が他者を演じる。 誰にでもある才能なのだろうか? 俳優にとって役を掴むとは、自身の役に生命を吹き込むこと。 別の言葉で言えばリアリティを持たせること。 更に別の言葉では「居る居る、そういう人♪」と観る者をして唸らさせること。 それが出来ないと観客が観るのは、台詞を覚えてそこで喋っている人、若しくはこの世に居そうもない嘘っぽい人、と云うことになってしまう。 その役に生命を吹き込み、リアリティを獲得するとは、その人の性格や癖、置かれた状況から始まってその時点までのその人の全人生の歴史を背負うということであり、嗜好を理解するということでもある。 過去の人物だったら、その人が生きた時代の経済、文化、食べ物、モラル、風情等の大凡を理解しなければならない。 しかし、その様な知識を得たからと言ってその人物を演じ切ることが出来るのだろうか? 我々、演出家は、数行の台本を演じ手に渡し、演じて貰えばその人が芝居が出来る人なのか、出来ない人なのかを一瞬にして判断できる。 それは何故なのか? それは恐らく想像力が豊富に有るから。 それと、【ドラマの本質の定義】を知っており、その定義を演技に還元する方法を知っているから。 我田引水ながらそう思います。 撮影をしている時は勿論、そのことを解説する充分な時間はとてもないが、今回のワークショップでは8月13日(火)〜15日(木)までの三日間寝食を共にするのだからそれが出来る訳です。 私にとっては、ぶっ続けでworkshopを行うことは24時間TV『愛は地球を救う』みたいで肉体的にシンドイ作業となるかもしれないのだが、兎に角、それをやってみようと云うことです。 ドラマの本質の定義を知り、演技に取り込めれば、今までと見違えるほどリアリティのある役作りが出来るようになれます。 その上で、課題の台本で演じて貰い、今までと違う貴方の演技を見せて貰いたい、それがこのworkshopの狙いです。 監督、演出家と俳優は常に刺激し合っていなければならないのです。 刺激し合って、触発し合って、違う地平に向かう。 その時、予想もしない映画が、演劇が生まれるのですッ。 さあ、真夏の三日間、自分を密度の濃い空間と時間に閉じ込め、芝居に、役作りに集中してみて下さい。 参加者の中から私の次回作に出演することになる人が現れるかも知れません。 何れにしろ、後悔はさせませんッ。 詳細は、創作ユニット【スタニスラフスキー探偵団】ホームページにて。 http://movie.geocities.jp/stanis0117/workshop.html |

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