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すでに本日のニュースや新聞でご存知の方もいらっしゃると思いますが
北海道開発局は12日、天塩川下流の北るもい漁協(留萌管内羽幌町)からダム本体工事着工への同意を得たと明らかにしました。
第5回天塩川流域委員会(平成17年2月21日開催)でダム本体着工には同意できないと表明してから4年。4月に報告された天塩川魚類生息環境保全専門家会議の中間とりまとめがなされ、これまで懸念していたサクラマスの遡上と海への降下について専門家の意見も含めた開発局の説明に応じたようです。
漁協の同意を得たことから公的手続きを終了し、サンルダム本体工事は今年度内に着工。工事用道路の整備や基礎掘削に着手し、年度後半から本体工事に入る見込みです。

サンルダムの環境保全は最終的には『魚道頼み』という状況下であることは変わらず、専門家の意見を尊重することや、漁協側との協議をしながら進めるそうですが、二風谷ダムや美利河ダムの魚道がうまく機能していない中、私の質問に対し『全てのサクラマスを遡上させ、稚魚を降下させる』と士別の住民説明会で担当課長が回答した機能的な魚道ができるのか甚だ疑問です。
※説明会についての記事 http://blogs.yahoo.co.jp/sanru_hokkaido/46124432.html
特に試験魚道調査の結果では、遡上したサクラマスの尾数だけが記され、分母である遡上して来たマスの数が測定されないことは、これまで様々なダムの魚道試験においても問題視されていますが、サンルダムの試験でも解消されいません。これでは遡った事実だけが強調されているようにも受け取れます。今一度慎重に考えていただきたいものです。

尚、13日の北海道新聞には、ダム完成後も水をためず、魚道施設の効果を検証することを条件にした同意、また対策の効果がなければ、ダムの運用停止を求めるとあり、ダム建設に対する漁協側の慎重な姿勢に変わりはありません。



【関連記事】
■毎日新聞 北海道開発局:サンルダム 漁協が本体着工に同意 (5月12日20時27分)
 http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090512hog00m040006000c.html
■読売新聞 サンルダム年度内着工…「サクラマス」巡り漁協同意 (5月13日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090513-OYT8T00049.htm
■北海道新聞 サンルダム計画で天塩川環境保全会議 影響緩和策は魚道頼み 中間とりまとめを公開(4月17日 13:43)
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/159617_all.html

【関連資料】
■サンルダム (国土交通省北海道開発局旭川開発建設部サンルダム建設事業所
 http://www.as.hkd.mlit.go.jp/sanrudam/index.html
■「天塩川における魚類等の生息環境保全に関する中間取りまとめ(平成20年度年次報告書 PDF93KB 4月13日)
 http://www.as.hkd.mlit.go.jp/sanrudam/pdf/090413_tyukanntorimatome.pdf
■北るもい漁業協同組合から寄せられた再意見に対する回答について(PDF55KB 5月12日)
 http://www.as.hkd.mlit.go.jp/sanrudam/qa/pdf/090512_kaitou.pdf


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