田舎の風景

俳句一句と喜怒哀楽日記

私と俳句

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麦も青々と

No.2690

土手の下に広がる麦田です。青々としています。
刈り取りはGWのころになります。
ヒバリが鳴き始めたのも、麦が大きくなり、伴侶を求めて
巣作りをする、そういう本能が働いているのでしょう。
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今朝は降り続いた雨は上がったものの、黒い分厚い雲が立ち込め日の出も
夕日も写すどころじゃなかった。暖冬で嬉しいが、この頃写真にのぼせて
いるので、思うようなシーンになってくれないと、欲求不満になる。
昨夜のスーパームーンとやらも、しばらく構えて雲から出るのを期待したが、
ほんのちょっとでも・・・しかし結局は月に見放された。
そういえば、太平洋上で台風2号が発生したとか・・北へ向かっているようだが、
この台風に向かって南から暖かい風が入ってくる。
台風が2月に、観測が始まって以来一年でもっとも台風が少ないのは2月、
ほとんど無いと言ってもよい。やはり地球のどこかがおかしくなっているの
かと少し不安になる。

そういうことで、今日の一句は、
立春前にあった大餅のお祭りの写真で。冬の俳句であしからず。

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「外つ人も来て当たられよ股火鉢」 さんせい」

                  

  [ 花  鳥  風  月]  

● 俳句の作句上の注意点について少し・・
① 物を通して作者の気持ちを伝える。
   絶対に変えられない言葉を使えば、読者にイメージが湧きやすい。
② よく見る、よく観察する。文字による写生ということ。
③ 普段から八方にアンテナを張れば良い俳句ができる。
④ 自分だけ納得する句はだめ。誰もが共感できる句を。
    ローカル的な俳句もよいが、出来れば全国に通用する一句を。

● 歳時記と辞書
 初心者教室の投句を見ても、季語の表記は様々です。
 例えば、広辞苑では百舌、薩摩芋、小啄木鳥(こげら)など・・
 歳時記では百舌鳥、薩摩藷、小げら とある。
 広辞苑で木枯し、雪晴れ、豆撒き。歳時記では木枯、雪晴、豆撒とある。
 どれを使っても間違いではないのですが、 作句するときの表記は
 広辞苑(辞書)に従います。
 辞書と歳時記では季節が違うこともあるので、
 季節については歳時記に従いたいものです。

● 「の」に注意
 不要な「の」が結構多くみられます。
 火の恋し → 火恋し  太宰の忌 → 大宰忌
 花の冷 → 花冷  草の餅 → 草餅 ・・・ など

 必要な「の」もあります。
 敬老日 → 敬老の日  成人日 → 成人の日  冬木 → 冬の木  
 冬水 → 冬の水   波花 → 波の花  冬虫 → 冬の虫  
 茶花 → 茶の花  ・・・ など
 
● 漢字熟語は必ず辞書でチェックすること。
   造語には注意。 慣用語はOKです。

一句詠めたら、面倒でも歳時記と広辞苑(辞書等)を併用し、
確かめてから投句したいものです

春の足音とも

No.2688

今朝は、昨日一昨日とうって変わって雨ざぁ〜ざぁ〜です。
それも結構強いのが降った。
今は小雨だが、止む間がないとは、この事です。
しかし室温は案外高く10を越えるほど、それほど寒さは感じない。
この雨の降りようと、暖かい室温からすれば、まもなくの春を感じます。
春の足音といいますか。

今朝の地方紙では、オオハクチョウのいくらかかが、北へ旅立ったとか。
上空高く舞い上がり、もう下に降りる気配もなく北へ舵を切るのです。
本能というナビですね。
これから三月後半までには順次コハクチョウたちも北帰行するでしょう。

さて、今夜は俳句教室の日、雨の日で幸い、ゆっくりと皆さんの投句を
見ることができた。
ジャズのCDを小さくかけながら、頭をリフレッシュして一句づつ取り掛
かります。若い人も熱心で上手になりました。わたしもあとどれくらい
お手伝いができるかわかりません。
今夜は懇親お食事会は無し、と幹事さんからの連絡でホッとしている
ところです。会は7時より。

それで、久しぶりのジャズ・・一曲YouTubeで、このブログに張り付けて
ブロ友さんにも聞いてもらえたらな、と操作しましたが、私のYahooブログ
は張り付け対象にはなっていなかった。
いままで、YouTubeを4〜5回貼っているので、私はブロックされたのかな・・
この件について詳しい方教えて。

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「春時雨天にも濁世(じょくせ)ありにけり」  さんせい」

初句会

No.2661

昨夜の月、満月でしたね。ポッケからミニコンデジを出しました。
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「と見かう見して山懐の藪椿」 さんせい」

池の端にダイサギ
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「白鳥は浮き白鷲は立つて寝る」 さんせい」


【花 鳥 風 月】
昨夜の初句会は、よい句がたくさんありました。
あと一歩考えて句作すればよかったかな〜という惜しい句もありました。
俳句という文芸は説明をしないこと、句の中の映像が鮮明、平明な写生、
そして快いリズム。 作者の深い思いがみえること。

一文字変えれば、ひびきの良くなる句をあげてみました。

経の長き納め大師や四温晴れ → 経長き・・・・・・・・・

お年玉の新札五枚用意せり → 年玉の・・・・・・・・・

冬の虹おんぶする子の重たけり → 重たくて・・・・・・・・・

節準備鍋の中まで大騒ぎ → 添削:「大鍋小鍋大騒ぎ」 料理の忙しい様子を)

初夢の十億圓の使途 → 初夢や十億圓の使


添削した句

①成人式帰郷する娘を待つ家族 → 帰郷する子を・・・漢字の娘は「むすめ」で
                       あり、「こ」とは読めない
                例」 亡父・亡母→「ちち・はは」とは読めません。
                    俳句には当て字を使わない。

②咲かねども愛着わきし室の花 → 花来ぬも縁側におく室の花 
                (日の当たる縁側に置いてやる、掲句は花への愛情深い佳句でし
                    たが、その愛着を具体的に表現してみました)


古い送り仮名の間違いは知っていてもついやってしまいます。
伝う →伝ふ  伸びた→伸びし  占う→占ふ  終わり→終はり  
年の暮れ→年の暮  まず→まづ  揃えたり→揃へたり etc..

忌日俳句

No.2956

  菜の花が・・
イメージ 2

出掛けなかったので、本日は世間に疎くなっております(笑)
朝からずっと一名の人の顔を見ているだけ(-_-;) 
背を丸めて炬燵やら、電気ストーブに手をかざしています。
二人で向き合うことと言えば、俳句のことと、今夜のオカズくらい(笑)

今日の出来事は、菩提寺の大お婆さまがお亡くなりに・・
早速お悔やみに。一昨年に私と同級生の住職が亡くなられましたが、
その母上ですね。98歳。

俳句に行き詰まったら「忌日句を詠みなさい」と、かつて私の俳句の師に
言われたことがある。
早速、歳時記を開き、冬の忌日の俳人を見る。「松尾芭蕉」もそうです。
目に止まったのは「杉田久女」すぎたひさじょ1946.1.21(没56歳)。
大正時代から戦争の終わった翌年まで、困難な世相の中で女流俳人として、
高浜虚子を慕いホトトギスに所属、虚子に認められ当時の女流俳句では
ひたむきな句作と際立った才能をみせたが、のちに除籍・脱会など若いころ
から世間との折合いに気難しい女性だったようだ。
しかし現在でも彼女の俳句は情熱的でとても人気が高い。
私が所属する俳誌もホトトギスの流れを汲んでいますので、何となく親しみ
を感じます。

ということで、今日の俳句(二句) (芭蕉忌、久女忌)
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「時雨忌や臍の緒の句に母思ふ」 「久女忌や妻の句少し直し遣る」
さんせい」 時雨忌=芭蕉忌

保存写真から探した・・久女のイメージに合うかな?と。
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初冬の景

No.2604

寒くなりましたね〜、先日夜、神迎えの稲佐の浜へ出かけましたが、もう一枚
着ておけば良かったと後悔しています。その前日も会があって、夜更かしでした。
おかげさまで風邪を引いたようで、義母の余った風邪薬を飲みました(笑) 
喉はそれで一発治りましたが、
鼻水が〜、パソコンに一滴二滴・・あ〜キタナ。
ティッシュの箱をそばに置いています。

山も川も・・いよいよ初冬という感になってきました。今年の紅葉は赤色が少なく
てイマイチといったところが多かったです。やはりモミジのあるところは良かった
です。       出雲市朝山町(神戸川上流)
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「岩肌を浮かせ紅葉づる磨崖仏」 さんせい」

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【花 鳥 風 月】

字余り・字足らずについて

俳句は十七音の詩です。五・七・五で構成しています。
この構成を壊すものが字足らず、字余り の破調です。
字余りの場合、上五は口調が悪くならない限り許されます。
次に下五は句の内容によってはやや許されますが、中七はきっちりと七音で収める
ようにしたいものです。

提出された句をみてみましょう。

[字余りの句]

①不要な「てにをは」が入っている句
青嵐教会の塔揺らしけり

②中七が四・四の組み合わせになっている句
夏落葉踏みゆく坂道札所寺

③動詞を終止形にすべきところを連体形にしている句
大海に海猫舞ひたる春一番

④動詞を連体形にすべきところを終止形にしている
明々と消ゆ流れ星見て飽かず    添削:明々と消ゆる流星見て飽かず

[字足らずの句]

①拗音を二音で数えている句
秋めいて法隆寺の塔の影

*拗音とは「きゃ」「しゅ」「ちゅ」などのように小さく書いて表す言葉です。
法隆寺(ほうりゅうじ)は五音となります。

②終止形にすべきところを連体形にしている句
車座へ潮風の来る新鰹   x来る 〇来  正しいのは「来」ですから結果字足らずとなる

*掲句は一見何の問題もないように見えるが文語では「来る」は連体形。終止形は「来」
来る新鰹にかかるので間違いです。
なので、「車座へ潮風の来て新鰹」
または、「車座へ来る潮風や新鰹」とします。


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