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大禹謨の石碑
住所:香川県高松市香川町大野
由緒等
自然石に「大禹謨(だいうぼ)」の三文字が彫られた石碑は、百年ほど前に、約100メートル北の香東川堤防で発見され、ここに置かれて地域の人たちに見守られてきた。その後、熱意ある人たちによって石碑の研究がなされ、西嶋八兵衛の筆跡であることがわかった。
西嶋八兵衛は、江戸時代の初め、伊勢藤堂藩から讃岐生駒藩へ招かれ、多数のため池を造り、新田の開発を行うなど偉大な業績を残した人。
香東川が東西二つの流れに分岐していたここ大野で、氾濫を防ぐ堤防の大改修工事を行い、現在の西の流れに一本化した。
石碑は、この時に八兵衛が大野の地に建てたもの。文字のうち「禹(う)」は中国の伝説上の治水の神様である禹王(うおう)のこと。
この石碑は、禹に習い、人々の豊かな生活を願った西嶋八兵衛の情熱を伝える。昭和三十七年に、実物は栗林公園の庭に移設し模刻を作ってここに置いた。
資料等:平成二十五年十月 大野校区コミュニティ協議会 設置説明版
撮影日:2015年6月19日
近隣施設:一宮寺、田村神社 拓本
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石塔・石碑標・灯篭
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