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「読書の冬」を満喫してしまいました(^^♪
「塩狩峠」あらすじ
「塩狩峠」は、牽引車からはずれた客車を止めるために命を捨てた鉄道職員の物語でした。
「塩狩峠」を読み終えて、エピソードが持つ説得力というものを感じました。
「塩狩峠」は、主人公の成長にそってストーリーが進む小説です。
主人公は、子どものころからあたたかい人間たちに囲まれて成長します。
大人になり、キリスト者となりました。物語は、主人公が30歳を過ぎたときに終わります。
主人公が結納を交わすために汽車で札幌に向かう場面でした。
汽車が峠にさしかかりました。主人公が乗り合わせた客車がはずれます。
レールの上を逆走しました。主人公は、命を捨てて、客車を止めました。
結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、
突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。
信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。
明治年末、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を救った一青年の、愛と信仰を貫かれた生涯を描き、
人間存在の意味を問う長編小説。
本の背表紙に書かれていたあらすじを引用しました。
この小説は、旭川六条教会にいた長野雅夫氏をモデルにしたものらしいです。
この小説の主人公信夫は、最初はキリスト教を嫌がっていたのですが、
その後、母や妹、出会ったキリスト教信者、そして好きになった人との出会いから、
キリスト教信者になりました。
私なんかは、特に何を信仰しているわけでもなく、毎日が後悔のない人生が過ごせれば
いいと思っていたのですが、この小説を読んで、人の『生き方』について、深く考えさせられました。
一つの信仰から、「人の命のために、自分の命を犠牲にする」という行動には、驚かされました。
「他の人のために生きる」ということが、自分にはできるのかなぁと思います。
人間の成長していく上での、純粋な悩みや、人に対するやさしさなど、今多くの人達が忘れている
『心』を知ることができる小説だと思います。
ちょっと長いですが、ぜひ読んでみるといい一冊ではないでしょうか。
この小説のラストの部分を病院で読んでいたら、泣きそうになってしまいました、
しかも向かいの席にバカップルが座っていて…。
ジーーーーーーーーーーーーーッとこっちをみていました。
この小説は読む場所を考えたほうがいいですねぇ。
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