解説 2009年に早世した伊藤計劃による未完の絶筆を、親友であり芥川賞作家の円城塔が完成させた小説の劇場版アニメーション。死者たちが労働者として駆り出されるゆがんだ社会で、ある密命を受けた主人公の壮大な冒険を活写する。『ハル』などの牧原亮太郎が監督を務め、『進撃の巨人』シリーズなどを手掛けたWIT STUDIOがアニメーション制作を担当。驚きのストーリー展開に引き込まれる。 あらすじ19世紀末のロンドンでは死体蘇生技術が飛躍的に進歩し、すでに亡くなった人々を労働力として有効活用していた。優秀な医学生のジョンは、内密にイギリス政府が運営するウォルシンガム機関から召集がかかり、 ある秘密の任務を請け負う。彼は伝説の書物であるヴィクターの手記を求め、唯一の手掛かりと思われるアフガニスタン奥地へと向かう。 第一の手がかりは、アフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の司祭にして天才的屍者技術者アレクセイ・カラマーゾフが突如新型の屍者とともにその地へ姿を消したという。彼が既に『手記』を入手し、新型の屍者による王国を築いているのだとしたら・・・? フライデーと共に海を渡るワトソン。しかしそれは、壮大な旅のはじまりにすぎなかった。イギリス、アフガニスタン、日本、アメリカ、そして最後に彼を待ちうける舞台は・・・? 【21グラムの魂を証明してみせろ】 求めたのは、21グラムの魂と君の言葉。 屍者は脳にプログラムをインストールされ使役される死者のこと この蘇生技術はフランケンシュタインによって普及した 屍者には魂がない 魂は21グラムの質量のある霊素として説明されている だから脳に疑似霊素(プログラム)をインストールすることができるのだけど… この技術の核心に近づくにつれ死者と生者のちがいが曖昧になってくる 疑似霊素はプログラムなので当然言語が存在するが その言語は意識に直接語りかける 意識とはなにか フライデーは21グラムに自分の理論の証明を賭けて ジョンは消えた21グラムに自分の親友を見つけ出したくて ハダリーは21グラムに自分にない人間らしさを求めて その思いの先にある『手記』。 巡り巡る旅と 受け継がれていく思いと 対立する思惑と純粋な思い 禁忌の実験 切ない思い そして現実 内容がとても難しく理解するよりも 感じて欲しい。 涙が止まらない そして切なく 色々考えさせられる映画です。 |

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