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この映画は原作のないオリジナル脚本とされていますが、実は42年前に沖縄で起きた
『赤ちゃん取り違え事件』という実話を元に製作されたのでは?と言われています。 http://titininaru-storyneta.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_9b3/titininaru-storyneta/m_2013-10-12_070834.png
この映画のあらすじについて簡単にまとめてみました。 大手建設会社に勤め、都内の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多(福山雅治)は、 誰もが羨むような順風満帆な生活を送っていました。 そんな中、妻の携帯に息子を出産した病院から電話があり、6歳になる息子が出産時に 病院で取り違えられていた、という事実が判明します。 6年間、他人の子を我が子として大切に育てていたのです。 “過去の同様の事件では100%血の繋がった子を引き取っている” と病院から説明された親たちは、戸惑いながらも育てた子を手放し、葛藤しながら 血の繋がった子を育てていく決心をします。 しかし、手放してみて初めて大事なことに気が付きます。 血が繋がってなくても本当に愛しているのは今まで育ててきた息子だ、と。 本当の親子とは血の繋がりではない、と。そして、良多は父親としての本当の役割に気付くのでした。 【『赤ちゃん取り違え事件』とは・・・】 さて、簡単なあらすじを書いたところで、今度はこの映画の元になっていると言われている 『赤ちゃん取り違え事件』についてまとめてみます。 なぜこのような事件が起きてしまったのでしょうか?『赤ちゃん取り違え』というのは、 今ではほとんど耳にすることはありませんが、昭和40年〜45年頃には頻発していたそうです。 それまでほとんど自宅で行われていた出産が、昭和30年には17.6%が施設分娩になり、 昭和40年には84%まで急増しました。 その施設分娩の急増に病院側が対応出来なかったことが、この事件の原因とされています。 そんな『赤ちゃん取り違え事件』が明るみに出たのは、昭和52年のことでした。 昭和46年に出産したある夫婦の6歳になる子供の血液型が両親の血液型と合わないことがきっかけで 事件が発覚しました。 そして、謎の情報提供者からの情報で、その事件を琉球新報がスクープしたのでした。 今では考えられないことですが、昔は施設で生まれた赤ちゃんが取り違えられる事は多く、 一生気付かずに過ごす方もいたそうです。 ともあれ、どちらも 「血の繋がりとは?」「親子の絆とは?」 といった大切なことを改めて考えさせられる素晴らしい作品です。 すごく複雑な問題ですが、この作品をきっかけとして多くの方々に血の繋がりや絆の大切さについて 考えてほしいと思います。 |

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