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昭和初期の寒村。両親を亡くし、祖父と犬のチビと暮らす少年・草太(森本慎太郎)。
貧しいがために学校にも通えずにいた草太だったが、町一番の裕福な家庭の少女・早代(桑島真里乃)と周囲の反対をよそに、心を通わせていく。
サーカス団の不思議な青年との出会いや、たくさんの優しさに包まれながらも、草太に悲しい運命がふりかかる…。
だが2人は、どんなときも大好きな絵を描くことを忘れず、素直に純粋に生きる――。
山村に生まれ、両親がいないという孤独を背負い、貧しいながらも清く正しく生きようとする少年・草太と、秋田犬のチビの健気な姿を描くファミリームービー。ジャニーズJr.の森本慎太郎が映画初出演にして主演を務めている。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司監督と『おくりびと』の脚本を手がけた小山薫堂がタッグを組む。
涙無しでは見れない感動の映画でした。
雪深い北国の村。10歳の草太は、母を早くに失い、炭焼きを生業にする祖父を手伝いながら、暮らしていた。貧しさのため学校にも通えないが、草太はさびしくはなかった。
なぜなら、草太のそばにはいつも、幼馴染みの早代と、秋田犬のチビがいたから。
そして、大好きな絵があったから。
ある日、草太は、体を壊した祖父の代わりに、チビと一緒に炭を売りに行く。
しかし、帰り道にそのお金をすられてしまう。途方に暮れる草太。
泣きながら家に帰った草太に、おじいさんはしっかり草太を抱きしめ、祖父は、言う。
「わしたちの金をわしたち以上にほしい人がいるならくれてやろう」
そのほかに劇中でおじいさんが言った言葉・・・
「どんなに小さい嘘もいかん。それは人を傷つける」
「どんなときも人をうらんだりにくんだりしてはいかん」
この言葉が凄く心に響きました(泣)
この作品は早代の良心もクラスメートもあえて「悪役」に描いてはいないのですが、でもこの時代、どんなに才能があったって、良い奴だって、「金持ち」と「貧乏人」の間には越えられない大きな溝があったのです。
今は少しだけ弱い人たちにもやさしい社会でしょうけどね・・・
チビも草太も、子どもを産むとひきかえに草太も犬のチビの母親も死んでしまいました。
これも昔は、珍しいことじゃなかったです。
日本版フランダースの犬・・・これだけでとても泣ける映画だと思いました。
ラストシーンでは涙が止まりませんでした。
私たちは、今が幸せであるということを感じさせてくれる物語です。
とても心が温まる物語でした。是非おススメします。
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