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「小さな客引き」
外舘 信治(山谷伝道所信徒)
今日は半分幽霊です。どうも久しぶりです。この伝道所に初めて来たのはいつだったか。あれは17〜18年前の正月の事だった。玉姫公園からまっすぐに歩いてくると、ある家の前で大きな男の人と小さな女の人が「お雑煮をどうぞ」とあまり大きくない声で道行く人々にすすめていた。ふと見上げると”山谷伝道所”と書かれたカンバンがあった。屋根の上には十字架が掲げてあった。「なんだ教会だったか」この道を何十回と通ったが全く気がつかないでいた。それにしても、キリスト教だったらパンのはずが、なんで雑煮になんだ。変な教会だな、とその時は思いました。
それからしばらくして、夕方通りかかったら、この前の小さな女の人がドアを開けて「さあどうぞお入り下さい」とまるで客引きみたいな事をしていたので、キリスト教とはどんな物かと好奇心がらみで中に入ってみた。それにしても男の客引きは知っているが、女の客引きというのは初めてであった。中にはいると教会と言うよりは何の変わりばえもしない民家であった。やがて小さな女の人が聖書を読みはじめるが全然何をしゃべっているのかわからないままでした。それでも時間がある時など、朝の礼拝、夕の伝道会の食事作りなどの手伝いをしていると不思議に来週も来てみようと思う自分がいました。
そんな自分ですが、今までに一回も一年を通して礼拝・伝道会に出たためしがない?それでも、今年の12月20日で洗礼を受けて10年になるというのにどういうわけなのか?それもわれわれの主、イエス・キリストの導きという物なのか?今までの自分はけっして良い信徒ではなく、一歩まちがえば伝道所を出入禁止にされていたと思います。いろいろな事でみんなに迷惑をかけて、とても申しわけない思いです。でも、こんな自分に対して、教会に来なさいよ、こないとだめだよ、と声をかけてくれた滝牧師、兄弟姉妹たち、そして、イエス・キリストのみちびきで、また教会に来れるようになりました。こんな自分ですが、出来るかぎり教会に通いたいと思います。
アーメン
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