女三人のひめごと<小洒落日和>

女3人の共同ブログです。3人のうちの誰かに共感持ってくださったら、メッセージ下さいな

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今週と先週の試写会

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まずは先週観たスペイン発のホラームービー、「●REC」。

下町の辺鄙な倉庫みたいなとこでの試写会でして。

試写室も30人くらいしか入らない小部屋。

その非日常的なムードもあいまってか、わたくし、久しぶりに、すっかり縮み上がりました。

説明は敢えて省かせていただこうと思います。

みなさんも、登場人物たちと同じ「わけの分からない」状態のままパニックに巻き込まれてください。

無心で行った方が、存分に振り回してもらえます。

ホラー映画に必要なスパイスを一つ残らずぶっこんで、極限まで濃い味付けにした感じ。
鑑賞後の胃もたれ、疲労感は半端ありません。

なまっちょろいホラー映画やパニックムービーにはもう飽きたそこのあなた、
吐き気を催すぐらいの刺激を欲しているあなた、必見です。

6/14から公開予定とのこと。

☆:3.5



お次はがらっと変わって「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」

出演者たちの舞台挨拶つきでした。

CMで映画の予告観た瞬間「ビビ」っと私のイケメンセンサーに引っかかった王子を生で見られるとあって、結構ワクワクして会場に足を運びましたさ。

いやぁ、ほんとにかっこよかったッス。

顔が小石くらいの大きさしかないの。

髪をかき上げる仕草なんかも、キムタクみたいにこれ見よがしじゃなくて爽やかなの。

でもね、スーツがダサい…。

まいっか。背高くてかっこいいから。

そんなこんなのうちに彼らの挨拶も終わり、上映開始。

1時間経過したところで、わたくし、すっかり飽きました。

だってどいつもこいつも無計画に自分勝手に敵と戦ってんのに、スパルタの兵士並に強いなんてありえないじゃん。

相手は一国の軍隊でっせ?
かたやこっちはガキ4人+カルピスみたいな名前の王子と不っ細工なケンタウロス数十頭にネズミだぜ?

一作目も子供騙しだと思ったけど、今回のは子供だって騙せませんぜ。

2時間も経つ頃には風邪が悪化し、熱が40度近くにまで上がり、意識が朦朧としてきました。

あんなもん2時間半も見せられたらどんなに健康な人だって体調崩しそうだと思ったんですが…。

あれを面白いという大人がいるんだから、人間の感性って不・思・議…。

こちらはもう公開中。

☆:1.5


血みどろ大好きで、最近いいこと無くて鬱々としてる人には前者をお薦めします。1時間半日常から完全に解き放たれますが、その後はもっと陰鬱な気分になれること請け合いです。

血とかコワーィ、動物さんだぁいすき♪なキャラを売っていきたい女子には後者を薦めます。2時間半もあれば、横の彼氏の「ギア」を何度も入れ替えてあげられるんじゃないでしょか。

tamako

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こう見えまして、ファンタジー映画大好きです。

つっても、妖精だのなんだのが踊ったり歌ったりするヤツではなく、ゴブリンとかトロールとか宇宙人とかが粘着質の体液振りまいて大活躍する類のものです。

この映画はめちゃくちゃイイ感じのキモカワゴブリンが出てくるので、めちゃくちゃ期待していました。




が……。



んん…。




物語の展開が超高速。超単純。

あれよあれよという間にゴブリンとか妖精とかと戦ったり助け合ったり、実生活もいろいろあって泣いたり笑ったりした挙句いつの間にか一件落着であっという間にエンディング。

ひたすら忙しない1時間半でした。




しかし出演者はやたら豪華です。

ニック・ノルティーにメアリー・ルイーズ・パーカー、デビッド・ストラザーンと、なんと懐かしのアンドリュー・マッカーシー!!

アンドリュー・マッカーシーを久々に見られたことと、ゴブリンのキャラデザインが良かったので☆2つ。



まぁ大人の鑑賞に耐えるファンタジーではないと思います…。



☆☆

原題: The Spiderwick Chronicles
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : パラマウント ピクチャーズ ジャパン
監督 : マーク・ウォーターズ
原作 : トニー・ディテルリッジ 、 ホリー・ブラック
出演 : フレディ・ハイモア 、 サラ・ボルジャー 、 メアリー・ルイーズ・パーカー 、 ニック・ノルティ

tamako

パラノイドパーク

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ガス・ヴァン・サントの映画は初めて観ました。

これが彼の持ち味なのでしょうか。

美しい映像と辛い現実、苦い後味。

主人公の美少年はある大きな罪を犯しますが、何もなかったかのように日常へと帰ります。

とはいえ、彼は血も涙もない悪党なわけではありません。

善悪の判断はつきますし、良心の呵責も感じています。

でも、幸か不幸か目撃者がいないため、彼は罪を隠してしまうのです。


時間が交錯するストーリー展開と美しい映像のせいか、少年に共感を覚えてしまいました。

胸糞悪くなるようなことを彼はしているのに、他人事とは思えませんでした。

多くの日本人がそうであるように、私も無神論者です。心の内にも外にも、絶対的な存在である「何か」を持ちません。

キリスト教徒にとっての絶対は神であり、新興宗教の信者にとっては教祖であり、厳格なベジタリアンにとっての絶対は動物愛護の精神であり、ほとんどの女子にとっては結婚が絶対であったりしますが、私にはそれがありません。

だから日々模索の毎日です。

この物語の主人公も、同じような状況にある気がします。
若さゆえの模索もあるでしょうが、「絶対」を持たない人間は心のよりどころがないため、自分の行動を自分自身の価値観により正当化したり理由付けしたりしないといけないのです。

結果、若さ故か、恐怖からか、もしくはその両方が理由なのか、彼は口を閉ざす道を選んでしまいます。

ラストの示すものが一筋の希望なのか永遠の重荷なのか、私はまだ判断し兼ねています。



☆☆☆

2007年製作:
米 仏
監督:
ガス・ヴァン・サント
出演者:
ゲイブ・ネヴァンス
テイラー・モンセン
ジェイク・ミラー

tamako

No country for old men

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アメリカの田舎町で偶然大金を見つけてしまった男を、非情な殺し屋が執拗に追いかける。

逃げる男と、それを追う男、そして事件を追う保安官。この3者を、コーエン兄弟らしいどこか冷めた、だけど温かくもある視点で追った話。

皮肉やバイオレンスの中に、一筋の希望を残す。
でも決して明確な答えは提示しない。

コーエン兄弟の得意とする描き方だと思います。

極悪非道な殺人鬼を、私が去年から大注目してたハビエル・バルデムが怪演し、見事オスカーを獲得しました。

ひそかに応援していた人が世に認められると、まるで自分もその人の功績に貢献したかのような、自分には先見の明があるかのような、そんな大きな錯覚を起こします(笑)

殺人鬼よりも金よりも、人間にとって最も残酷なのは、日常そのものなのではないでしょうか。

どんな人間にも死は訪れる。

サイコな奴に唐突に命を奪われたり、突然の事故によってあっけなく絶命したり、病に苦しみながら逝ったり。

そこには何の躊躇も情もなく、ただ遥か昔から続く時間の流れの中の一点に過ぎない。

この不条理が神の仕業なんだとしたら、神とは何と非情な存在なのでしょう。

☆☆☆☆

製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : パラマウント、ショウゲート
監督・脚本 : ジョエル・コーエン 、 イーサン・コーエン
原作 : コーマック・マッカーシー
出演 : トミー・リー・ジョーンズ 、 ハビエル・バルデム 、 ジョシュ・ブローリン 、 ケリー・マクドナルド

tamako

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ちょっと訳ありな家族が、6歳の末っ子オリーブが出場するミスコン大会に、オンボロ車で一家総出で出かけるお話。

仲の悪い家族が、仕方なく一緒に旅をするんだけれど、道中に起こる様々なアクシデントを乗り越えるうちにだんだんと一つになってゆく…といった内容。

一見すると、いかにもありがちなハートウォーミング・ファミリームービーなように見えますが、侮るなかれ。

めちゃくちゃ面白い。

何が良いって、家族ものによく出てくる、

「今まで自己中心的に生きて来てすまなかった。迷惑をかけたな。でもこれだけはわかってくれ。俺はみんなを愛してる。家族じゃないか。仲良くやって行こう。(涙&ハグ)」

みたいなお涙頂戴のクサい台詞が一切ない!
終始笑わせられっぱなしなのに、最後のシーンではなぜか笑いながらも心が熱くなってる… 。
そんな映画です。

オリーブ役のアビゲイルちゃんの媚びない可愛らしさ、無邪気さが、重要なキーを握っている気がします。

おなかポンポコリンでアラレちゃんみたいで、めちゃんこカワイイ

☆☆☆☆

製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画
監督 : ジョナサン・デイトン 、 ヴァレリー・ファリス
出演 : アビゲイル・ブレスリン 、 グレッグ・キニア 、 トニ・コレット 、 アラン・アーキン 、スティーブ・カレル

tamako

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