GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記

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シャアの反乱から一年、不穏なシステム「ナイトロ」とデルタカイを巡る物語

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 表紙はなんとなく早川文庫のSFっぽくも感じるイメージ。
※画像右下隅クリックで拡大。

 93年のシャアの反乱、96年のラプラス戦争の間に起きた、連邦軍製NTシステム「ナイトロ」を巡る物語。
 主役機は、昨年末のキット化で話題を呼んだ「ガンダムデルタカイ」。
 デルタプラスから生まれた『ガンダム』の物語。

 キット解説の一部に書かれていた「実動試験」を皮切りに、やがて舞台は地上へ。

 暇そうな連邦軍地上基地で行われた演習訓練で『仮想敵部隊』が謎の行動を起こし
 緊迫しつつ次巻に続く。

■改造機
 主役機のみならず、ジオン残党軍が何気なく扱っているビックリ改造モビルスーツ群も見所の一つ。
 しかしディアスの頭にジェガンの身体、…操縦席はどっち?
 ジェガンさんの拡張性ならこのくらい余裕ッスよ!
 多分。

 シナリオは、OVA版ガンダムUC、及びゲーム版ガンダムUCで設定に参加している関西リョウジ氏が担当し
 同氏らしい『モビルスーツ博覧会』の様相を呈しているのもポイント。
 地上戦でもバラエティに富んだ展開となるようだ。

一般兵士にニュータイプ兵器を扱わせる「ナイトロ」

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 システムの稼動前、稼動後。同じパイロットです。
 パイロット側を豹変させ、システムに取り込む、サイコガンダムや強化人間を思わせるシステム。

■ガンダムデルタカイ
 特殊な武装の運用を建前にしつつ、実際には「ナイトロシステム」を主軸にした実験的な機体であるようだ。
 機体名をよく取り沙汰されるが、まだ意味は明言はされていない。

 ただ、デルタプラス(百式系列機)を元にした改良機。つまり『改』であることはまず想像がつく。
 またデルタ、カイはどちらもギリシャ文字として読むこともでき
 それぞれ4、27番目にあたる。

 つまり改であり、カイ、遥か未来を意味し、『百年使える』百式に通じるネーミングなのかもしれない。

収録

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 メカ作画や歳のいったキャラの作画は渋め。特にメカは全般にカッコよい作画でまとまっています。
 若者の作画は少し少年漫画風。

 こう言うとアレですが、女性キャラの場合はサービスカット的に感じる視点も少し多め。
 この辺は趣味が分かれるところかもしれませんね。

 角川コミックス・エース「機動戦士ガンダム UC0094 アクロス・ザ・スカイ 1巻」。
 シナリオ:関西リョウジ、漫画:葛木ヒヨシ、メカデザ:カトキハジメ、キャラデザ:蒼依ふたば。
 角川書店、ガンダムエース連載作品。
 2013年8月発売。

 第〇話「胎動、デルタカイ(前後編)」
 第一話「幕は開いた」
 第二話「鴉(からす)は急転する」
 第二話α「パガンにて」

 タイトルは少し変則的ですが、五話分を収録。
 第〇話、宇宙での稼動試験についてはストーリーからやや独立気味らしく、物語は第一話から始動。
 また第二話αは、第二話の一ヶ月前という設定です。

 カバー下や、関係者コメント、機体解説の類は一切なし!

収録その2、各話ひとこと感想

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 き、貴様は『MSZ-013 量産型ZZガンダム』!?

 大河原氏がデザインし、M-MSVに収録された量産ZZじゃないか!?
 ハイメガを搭載した量産型、というコンセプトで開発されるも試作にとどまった量産型ZZじゃないか!
 目的上、高出力炉搭載が避けられず、コストダウンできなかった量産型ZZじゃないか!

■第〇話「胎動、デルタカイ(前編)」
 宇宙におけるガンダムデルタカイ実動試験、その1。
 デルタプラスとの模擬戦闘を行い、その性能を実証する。しかしその有様は、異様さを示しつつあった。

■第〇話「胎動、デルタカイ(後編)」
 宙賊出現! いよいよデルタカイは異様さを増してゆく。
 こういう思わせぶりっぷりも割と好みですが、女性士官の線が、メカや上官の作画に対して柔らかすぎて
 シリアスな雰囲気にあってない気がします。

■第一話「幕は開いた」
 一転、暇そうな地上基地を舞台に、訓練、模擬戦実施という場面に。
 相手は仮想敵部隊<アグレッサー>として、ジオン系や、ハイザックを操る『レイヴン(カラス)』隊。
 味方はジム供二個小隊での対応。
 現地感が素敵です。

■第二話「鴉(からす)は急転する」
 演習開始、しばらくすると事態は急転し、レイブン隊が牙を剥き始める。
 模擬弾が入ったマガジンを給弾と見せかけ実弾に替えたり(?)、推進器を片方だけ吹かしてターンするなど
 描写がちょいと凝ってます。

 彼らの目的は基地に保管されたデルタカイなのか!?
 ってところで次巻に続く。

■第二話α「パガンにて」
 いきなり一ヶ月前に。『いまさら』連邦軍部隊に狙われたジオン残党部隊からスタート。
 どうも演習前に周辺をキレイにしておきたかった模様。

 最後の台詞から見るに、どうも敢えて『残党兵を逃がそう』としていたらしいパイロットの正体とは?
 ていうか、やっぱり彼なんですかねえ。

※最後の残党兵は、もう反攻を諦め、機体を水没させてでも逃げ切ろうと(機体を捨てる覚悟を)しており
 それを見抜いた為、敢えて攻撃を外したが、味方が撃破してしまった。
 なので『イラついた』のだと私は思うのです。

アクロス・ザ・スカイ

 直訳すると『空の向こう』でしょうか? やはりガンダムUC最終章の副題、虹の彼方に、を連想しますね。

 余談ですが、ジェガン奪われすぎ! と思ったものの、輸送船でも奪われたらああもなるかも。
 普通は何機かまとめて運ぶものでしょうし。

 戦闘作画は「arkさんや夏元さん」とどうしても比べてしまいますが
 貼り絵のように感じることもなく、しっかり『動いてる!』と感じさせてくれる良い作画だと思います。
 次巻も楽しみにしております。

 こ、このビッグウェーブでぜひ量産型ZZのHGUC化を……ッ! え? 無理? そ、そう言わずに。

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