スムーズすぎるみこりんの受難。のっとり上等野崎くん!
演劇部の堀先輩といい、 この学校の文化部ハイレベルすぎる! こわい! そんな第7話。
一周回って、中核レギュラー三人に戻った回ですが
みこりんが愛らしすぎて困る。
ば、バカヤロー! 一人にすんなよ! 心細いだろぉ!?
■進化するみこりん
序盤、野崎君に翻弄される千代ちゃんも勿論可愛すぎたんですが
みこりんが不意打ちすぎる!
そういや、ギャルゲー回で「二次元から三次元へ」進化してたな!
全体として、絵描きにとって 「モデル」はとても大切だというお話。うん、きっとそう。
『(…ってぇ! ちょっと待って! はぁぁぁぁ、これって、もしかして、デートぉ!?)』
ここ、 繊細なBGMがすごく少女漫画だった!
■仕事人間野崎くん
暇を持て余していいた野崎くん
千代はショッピングモールへと連れ出すが、気がつけば、漫画資料巡りと化していた。
その数日後、美術部のモデルを任されたみこりんを見つけた野崎くんは
気がつけばデッサン会を乗っ取っていた。
森羅万象、あらゆる出来事を漫画家経験値に換える野崎君。
彼に振り回される千代とみこりん
明日はどっちだ。
「次回、第八号“学園の王子様(女子)、の悩み”。来週まで俺と逢えなくても、寂しくて泣いたらダメだぜ?」
千代『――――野崎くん、仕事から離れようよ……』
週刊不憫、佐倉千代さん。
■デートではありませんでした
一仕事終え、後始末もしてしまった野崎くん。
無趣味すぎる野崎くんを、千代ちゃんは「遊びに行こう」と連れ出すのだが――――。
歩幅が大きく無頓着、鈍感男・野崎くんの後を、とたとたと追って行く千代ちゃん!
初デートにウキウキなのだが
漫画家脳の野崎くんに、行く先々でキリキリ舞いにさせられる。
この男、何故こんなんで少女漫画を………。
野崎くん『今度、コレ着て写真撮らせてくれないか?』
問題発言、野崎くん。
■こだわりの
服屋では「資料用に」と服を見繕う野崎くんだが、特にピンときたのが「セーラー服」!
これには周囲もドン引きである。
これはテロや!
襟元の立体感が気になるので、実際にきてもらいたいのである。
このプロ根性。
さすが、現役高校生で漫画家。こだわりの野崎くん!
千代『そ、そうだ。人形とかどうかな? 動くし、服着てるし!』
そしてスムーズなみこりんの悲劇へ。
■第4話、おぼえてますか。
千代ちゃんの提案で「オモチャ売り場」にいった二人は、物色中のみこりんと遭遇。
き、気まずい……。
「―――御子柴、セーラー服着てみないか?」
「まだそれ考えてたの!?」
が、そんな雰囲気を吹き飛ばす野崎くん!
やはりタダモノではない!
その後、再び二人を引っ掻き回した野崎くんだったのだが
野崎くん『よし! 次は御子柴のフィギアを一緒に選ぶか!』
ものすごく「 お父さんっぽい」発言でみこりんをキレさせた二人は
そのまま売り場外退去処分に。
吹っ飛ばされるシーンといい
野崎君の「フィギア選び」シーンといい、無駄に作画が動いてたのも良かった!
ホント動画工房さんって良い仕事しますわ!
野崎くん『本屋でいうと、ここは純文学コーナーだよな……、いるだけで格好良い』
今週、背景がしっかりしてるぶん画像容量がデカい。
■実感少年野崎くん
その後、画材屋に立ち寄るんですが、漫画コーナーの殺伐っぷりが!
こんなとこにいるの見られたら恥ずかしいし!
そんな実感が!
その気持ちが解るなら、何故みこりんにあんなプレイをしたんだ野崎くん!
実際、なんか気持ちが解りますね。
すげえ実感のある台詞。
野崎くん『今日は色々ありがとうな。―――これ、良かったら使ってくれ』
ラブコメクラッシャー野崎くん。
■セーラー服オチ
その後も、終始引っ掻き回された千代ちゃんですが、最後の「プレゼント」まで!
誰も来ないのにおかずを作りすぎた、とか
いちいち漫画家脳!
でも、手ずから あれだけ「まかない」作ってくれるとか、良い作家さんですよね野崎くん!
みこりん『――――別に、モデルくらいやってやれば良かったじゃねえか?』
翌日『佐倉ぁ……、なんとか、ことわって、もらえたらとぉ……』
因果応報御子柴くん。
■ビッグマウスの悲劇
セーラー服の一件を聞いたみこりんは、お軽く「モデルくらい」と言います。
が、翌日さっそく、みこりん自身にモデルの依頼が!
おいおい、俺の魅力を絵に閉じ込めるつもりか?
でも、そうやってアンタの手元に残るんなら―――、受けてやっても良いぜ……?
ついつい、いつもの軽口で請け負うみこりん。
見栄っ張り少年みこりん。
今週も安心の自爆乙女みこりんであった。
『待てよ? かっこいいポーズって、フィギアとかってまさにソレじゃねえか?』
みこりんのカッコイイポーズを見れるのは月刊少女野崎くんだけ!
■みこりん、渾身の迷走
引き受ける覚悟を完了したみこりんだったが、モデルのポージングが解らない――――
ここは「フィギアを資料にしよう」と考えたが
美少女フィギアしか持ってねえ!
フィギアは男女キャラ区別なく固定モデルを多数買っておくべきという身を張った教訓。
※教訓には個人差があります。
先輩『じゃ、一番は私です♪』
みこりん『(プロのつけるポーズか………、楽しみだな)』
文化部こわい!
■プロの注文
じゃあまず―――
目線は右斜め上50度で、口元は軽く笑って……、笑いすぎッ!
すこしだけ開いて色気出して! まるで可愛い子犬に向けるような視線で! あと前髪もう2mm上げて!
細けぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?
そんな「表情」にこだわる先輩から
やたらラブコメっぽいポーズ指定が二件に昼ドラ、この指定、昼ドラだコレ!?
そんな調子で、ポーズ10分/休憩5分のワンセット。
そしてこの熱い視線である
指定した美術部少女の、なんてワクワクした視線!
周囲のドン引き!
この美術部、クオリティ高すぎではなかろうか。
みこりん『やってほしいポーズがあるってンなら、今がチャンスだぜ?』
安心のオチでしたが、ポーズ指定に 目を泳がせる千代ちゃんが可愛い。
この漫画がギャグ四コマじゃなければ危なかった!
※修羅場的に。
野崎くん『あの、御子柴と約束しているんですけれど……』
みこりん『(ナイス! 頼りになる男だぜお前は!)』
ば、バカヤロー! 一人にすんなよ! 心細いだろぉ!?の破壊力。
■のっとり少年野崎くん
実は、知らない人だらけで怯えていたみこりんだったが、野崎くん登場で状況が逆転!
いや逆転しない!
―――待ってる間、美術部の写真とっても良いですか?
むしろ、珍しい資料にウキウキ野崎君。
しかも「デッサン」はネタの宝庫、この野崎くんノリノリである。
むしろ自分から、部員全員を使ってポーズさせるなど、美術部を乗っ取る野崎くんであった。
さすがに予想外だよ!
やる事がムチャクチャだよ野崎くんってば!
千代『みこりんって、けっこう人見知り?』
野崎君『しばらく一緒にいると慣れるんだがな、だが中途半端に気を許すと……』
デッサン会は大成功で、賞賛されて気を良くしたみこりん。
ついつい、次はヌードをしてやるよ
とビッグマウス。
「中途半端に気を許すと、いつも以上に軽口を叩いてしまうんだ――――」
「解ってるなら止めてあげようよ……」
そんな、みこりんの生態が描かれた感動巨編であった。
Cパート野崎君『ヌードモデルをする時は、ぜひ俺も呼んでくれ』
そして、曲を越えてまでトドメを刺す野崎くん。
トドメはエンディングを越えて。
次週、ハンサムな彼女のメイン回! これは楽しみだ!
アイキャッチ、野崎君が休日のお父さんっぽい。
■漫画家変換野崎くん
あらゆる発見が「漫画」につながる野崎くん。なんて生産力の高い子なんだ!
そんな彼が、ショッピングモールに美術部に縦横に!
そこまではサブタイトルで予想できましたが、予想以上にみこりん回。
モールでの出現は不意打ちでしたし
彼をもてあそぶ美術部、面々の容赦ないモデル指定っぷりも楽しかったですね!
今週も腹筋が辛い。
「次回、第八号“学園の王子様(女子)、の悩み”。来週まで俺と逢えなくても、寂しくて泣いたらダメだぜ?」
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