GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記

http://gno.blog.jp/ で継続更新中。右の検索欄から記事検索可。画像は、各画像右下隅の虫眼鏡で拡大

全体表示

[ リスト ]

“ロンドン編”にて完結。士郎と凛、二人の旅は「理想の先」を目指し、果てなく。

イメージ 35

イメージ 1

 最終話、まさかのロンドンの若大将となりましたが、終わってみれば実に納得、奇麗な最終回だった…。
 当初、コメディな後日談程度かと思いきや、しっかり描いていた!
 ウェイバー君も出てた!

 色々楽しんで、苦しんで、見て回って、めでたしめでたし、になるのが……、私達の未来だもの。

そして再び地獄へ
 ラスト、凛の〆の台詞が本当に前向きで、彼女らしくて素敵で。
 EDの後、救いを得て地獄に向かうアーチャーも
 また勇ましかった。

 三人が、より良き未来を目指していくのが感じられる、良い最終回だった!

士郎『あれから2年、自らの理想と相対した、答えが出るのはずっと先の事だ』

イメージ 2

 士郎はアーチャーを乗り越えていけるのか、その答えは遥か彼方。

あの背中を追い抜いて
 あれから二年、士郎は凛の従者扱いで「時計塔」、魔術師のメッカへ留学を果たしていた。
 だが、士郎もまた聖杯戦争を生き抜いたという“箔”があり
 魔術協会は、彼自身の入学を乞う。

 士郎は、入学を蹴って「正義の味方」を張り続けると誓うが、やはり怖くなった

 だが士郎の恐れを感じ取った凛は
 アーチャーと同じ道、同じ結末を辿っても、その先まで行こう、その答えはもう持っていると励ます。

 何故なら、凛の今の野望もまた、「士郎を幸せにしてやる」事なのだから。

 アーチャーもまた、自分が間違っていなかったという救いを胸に、今日も戦い続ける――――(完)。

士郎『けど、朝に弱いのは変わらないんだな。そこは意外だった』

凛『―――そういうの、一つくらいあった方が、可愛げあるでしょ?』

イメージ 3

イメージ 4

 開幕から凛ちゃんさんずるい。その言い回しが似合うのはズルい。

倫敦の若大将
 戦後2年、正確には1年半後に高校を卒業し、それから半年「時計塔」で二人は過ごしていた。
 イギリスの一角、この場合“魔術師の最高学府”。

 でも気をつけてね? ここには学校としてのルールはあるけど、人間社会の法律は無いの。

 凛は名門の跡継ぎとして。
 士郎は、その「護衛」を名目に3年間の特例で入学。

 また、凛は“ルール無用で襲われるかもしれないぞ”、と士郎に釘を刺す。

 聖杯戦争生存、その名誉があるのだから

????『――――隙ありっ!』

凛『ないわよっ!』

イメージ 5

 まあ実際、彼女らに絡んでくるのは某ドリルお嬢様こと、ルヴィアさんであったが。
 お嬢様、まさかのアニメ版出演!
 強い(確信)。

 凛をあしらう辺り、実力が窺えますね(肉弾戦的な意味で)。

お嬢様『ミス・ルヴィアでよろしくてよ? シェロ♪』

凛『ちょっと、馴れ馴れしいわよアナタ!』

イメージ 6

イメージ 7

 凛ちゃんさん、最終話にして顔芸絶好調!

恋のライバル
 で、「時計塔」といえばこの人で、同じく“宝石使い”の大金持ち、ルヴィアさん!
 展開がカオスになった!?

 あぁらミス・トオサカ? 私は同級生で同じアパルトメントの住人、何かおかしい事でもあるかしら?

 彼女も、色々あって士郎に惚れちゃったらしい
 凛ちゃんさんが酷い顔に!

 予定変更! この後の授業は――――!

 凛がブッ壊れた!?

ルヴィア『護身術、生命力を身体能力で示す授業――――』

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

 一応、初出は『Fate/stay night』、そして『Fate/hollow ataraxia』にてえらい事に。

恋のライバル(物理)
 その後、肉体言語で語り合う二人であったが、もう、お前ら二人とも魔術師じゃねえ!
 神代の魔術師、キャスターさんが驚いたワケである。
 現代魔術の闇は深い。

 綺礼直伝、八極拳ベースらしい赤き凛と、近代プロレスの蒼きルヴィア!

 まさに仲良くケンカしな、であった。

凛『いたい、いたぁい! なんで延髄に打ち込んでるのに倒れないのよぉっ!』

馬鹿スパナ『まぁ、ルヴィアさんも悪い人じゃないんだから』

イメージ 12

イメージ 13

 延髄に打ち込んでるのに、とかいうこの上なく凛らしい台詞。

で、どうするの?
 その後、役得で膝でごろごろする凛が可愛かったのだが、それはそれとして士郎は迫られた。
 己の「今後」についてだ。 

 時計塔の一員となり、一人前の魔術師となる事。それは正しい。だけど、俺の信じたものは――――。

 期限付きの従者でなく、自ら「魔術協会」の一員となって研鑽を積む
 聖杯戦争の実績に、士郎はチャンスを得た。

 それは「正しい」道だ。

 だが――――。

凛『今日、ちょっと付き合ってくれる?』

イメージ 14

 そんな士郎の本心を知り、また彼が「アーチャーの剣」を投影していたのを見かけた凛は
 翌日、彼をイギリス小旅行に誘った。

 イギリスといえば、だ。

凛『グラストンベリー、とある王様のお墓よ』

『あの時、ちゃんとお別れできなかったのが心残りだって、言ってたでしょ?』

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

 セイバー、王様だったんだよな。ありがとう。とりあえず、ここまで来たよ。セイバー……

“セイバー”との再会
 凛は、士郎をアーサー王の墓だという小さなそれに案内し、士郎は深く想いを馳せた。
 世界の広さを知った、まず「ここまで」来れた。

 あの戦いは特別なものだったんだって、さっき、確認した

 世界の広さを知るに付け、あの戦いもありふれたものだったと思っていた士郎。
 これど、確かにそれは「特別」だった。

 こんなにも、時も場所も隔てた二人が出会えた、特別なもの。

 けれど、凛は逆だと言う。

凛『聖杯戦争も時計塔も、今、こうしている一日も、根本的には変わらない』

『あなたはセイバーの力を借りた、生前の彼女も昔の人の力を借りていた』

イメージ 18

イメージ 19

 過去の誰かの力、積み重ねたものを借りるだけでは、先へ進んだとは言えない。

「自分」が積み上げるもの
 凛は、きっと「自分自身で作り上げる事こそが特別なのだ」と、士郎に言った。
 聖杯戦争も勉強も、過去の力を借りたもの。

 毎日問われている気がするの。“さあ、君は何を積み上げるんだい?”ってね

 過去の人が作り、今、私達が継承しているように。
 何かを未来へ残すという事。

 新しい何かを残せていないという事で言えば、あの戦いも今この瞬間も、同質なのだ。

 前に進もう、と凛は言う。

???『こら起きんか、たわけっ!』

イメージ 20

 その帰り道、心地よい眠りに落ちた士郎を起こしたのは、懐かしき柳洞寺一成であった。
 いやいや、起こしてくれるのは可愛い女の子でしょ?
 フツーはそうでしょ!?

 ともあれ、祝・一成再登場! 喝!!

 士郎は、あの戦いから一ヶ月後、およそ二年前を回想する――――。

士郎『見た感じ、慎二の根負けだ』

『桜は辛抱強いから、観念して世話を受けてるよ――――』

イメージ 21

イメージ 22

 実は唯一の……。

間桐慎二のそれなりの幸福
 一方、凛の頑張りで生還した慎二は、桜による辛抱強い看護で幸せにやっているらしい。
 この二人の関係も、互いに抱いている感情も
 とことん複雑な間柄。

 慎二は、「魔術師一族の末裔」に強い自負を持った少年なんですよね。

 でも素養は継承できなかった。
 凛にこだわったのも、魔術師を屈服させるという事が、少なからず作用していたのでしょうか。

 でも、さすがに懲りたっぽい。凛ちゃんさん尊い。

大河『音信普通になって、もう一ヶ月も経つし………』

イメージ 23

 また、一成は「葛木宗一郎」のごくごく僅かな私物を、大河から受け取っていた。
 彼が生きていた、ほんの小さな証明。

 手帳が三冊、万年筆が一本、ごく飾らない私物が切ない

 さようなら葛木先生……。

凛『何? 気付いてなかったの? 本当に堅物だったのねぇ、柳洞クンは♪』

一成『ど、どういう事だ衛宮!?』

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 29

イメージ 30

 青春だわぁ……。

遠坂凛の、小さな素敵な野望
 聖杯戦争から一ヶ月、何事もなく慌しく過ぎる日常に、凛はとある「予約」をした。
 卒業したら、一緒に「時計塔」に行こう、と。

 覚悟なさい、士郎を真人間にして、思いっきりハッピーにするのが、私の野望なんだから♪

 とても難しいから「野望」。
 でも、「野望」と呼ぶには可愛らしい願い。

 慌てまくる一成、チラッと出てくる美綴、陸上部三羽烏がみんな可愛い。

 全ては、日常を取り戻せたささやかな証明。

凛『士郎はどうするの?』

士郎『……ったく、人の弱みに付け込んで……』

イメージ 28

 士郎に、一緒に時計塔に行けるんだけど「どうする?」と問う凛、今週、最高にズルかった!
 惚れた弱みに付け込んでっ!

 大事な事なんだから、私と一緒に、行ってくれる?

 冗談めかして
 ついで、はっきりと本気の声音で聞く流れ、凛ちゃんさんは本当にズルいなぁ……。

士郎『――――連れてきてくれて、ありがとうな』

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

 実父・遠坂時臣、言峰綺礼に次ぐ、凛の三人目の「後見人」

正義の味方に
 やがて、あの日常からここまで、連れて来てくれた凛に感謝した士郎は、時計塔の講師に問われ
 改めて理想を、正義の味方を張り続ける事を誓う。

 なるほど…、バカげた話だが笑い話ではない。正義の味方か。確かに、この場所は狭かろう……

 エルメロイ二世こと、ウェイバーさんかっけぇ!
 歳月は人を変えすぎである。

 士郎は、魔術師としての道ではなく、正義の味方としての将来を選んだ。

凛『たどり着く場所、結果が同じになったとしても』

『その後、もっと先に行けたのなら、あなたはきっと、正しい最期を迎えるわ』

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 38

 第0話では主と使い魔、そして、対等な握手で終わる物語。

私達の未来へ
 だが、「アーチャーと同じ道」を辿るとしても、ならその先へ行けば良い、理想のその先まで。
 凛は付き合うと告げ、手を取り合う。

 色々楽しんで、苦しんで、見て回って、めでたしめでたし、になるのが……、私達の未来だもの。

 理想以外は目もくれず、邁進し続けた士郎とアーチャー。
 だから、凛は「寄り道」を提案する。

 もっと自分を豊かにして、理想を越えて、「自分自身も」ハッピーエンドにしようと。

 そしてまた夜が来て、二人の物語は終わる――――。

アーチャー『引き返す道は無い、しかし、答えは得た』

『後悔した、結末を呪った、だがそれでも、俺は間違えてなど、いなかった』

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

 最後に映った「士郎」は、アーチャー=理想の、もっと先を目指す姿という事か……?

地獄の中で
 一方、再び「人類を護る為に人を殺す」役割に戻ったアーチャーは、少しだけ前向きに語る。
 あの戦いを経ても、客観的には何も変わっていない
 ただ、彼も「答え」を得た。

 だがそれでも、俺は間違えてなどいなかった

 そのほんのささやかな救いを胸に、アーチャーは今日も戦い続ける……!

次編、劇場版「Heaven's Feel」。桜ルートが描かれる―――

イメージ 1

 思えば、笑顔の印象がない士郎、彼の笑顔で〆。

そうなるように
 アーチャーは、士郎が理想を貫き抜いた姿で、その理想が彼自身を不幸に陥れてしまった。
 だから、士郎は怯えてしまう。

 だから凛は、同じ「理想」に辿りつくとしても、その先へと促す――――。

 いい最終回だった。
 アーチャーと凛を掘り下げるUBWルート、これにて完結。

 最終回が意外でしたが、「彼の背中を追い、そして同じにならないように」と強調する良いラストだった!

 また、旧作・今作で不遇だった英霊や謎のまま終わったキャラが大活躍するルート
 こちらは、劇場版で制作中!

 スタッフの皆さま、お疲れ様でした、そして頑張ってください! 




この記事に


.


みんなの更新記事