GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記

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 自分に息子がいれば、とうに味わっていた気分なのかと思ってな…、と口にするダグザ司令。泣ける。

人は“動く理由”が欲しい。良くも悪くも、大人はそれを知っている

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 あいつはテロリストだから、自分の怒りを、そんな公的なものに代えマリーダにぶつけるミヒロ中尉
 彼なりに情が移り、“非情になれなくなったアルベルト”の背を押すマーサ
 理由付け、が印象的な回。

 俺は連邦という巨大な装置の部品、歯車だ。与えられた役割を果たすだけだ。

「人狩り部隊」の男
 中でも、人質作戦など非情な手段を取るダグザが、自分はただの部品と定義してるのが印象深いですよね
 部品だから、良心なんて無い。

 誰だって理由が欲しい、そう知っているこそ、“他人の背中”を押せるのでしょうか。

第1話冒頭、連邦初代首相「マーセナス」と共に爆散した人工衛星、ラプラスへ

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 UC0001年、改暦と共に爆散した最初の政府官邸、それが「ラプラス」であった。

「歯車」は何も考えない
 ネェル・アーガマは、ラプラスプログラムの示す、“首相官邸ラプラス跡地”を目指すが
 そこで起動させるべき、ユニコーンのパイロットが反感を持ち
 もう乗らないと抵抗を始める

 現実を飲み込みがたいバナージは、“それでも”と拒否し続けたが、ダグザと艦長の説得で出撃に同意

 一方、マリーダは「箱の維持」の為ビスト財団に移管が決定
 彼らの船に移乗させられる

 その両船のランデブーを狙い、ガランシェール隊は“マリーダ奪還”に出撃するが―――。

 次回、第9話「リトリビューション」。

『NZ-666 クシャトリヤ、サイコ・フレームを実装してますが古いタイプですね』

『シャアの反乱の際の、試作品を流用したのでは無いでしょうか?』

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 睨みつけるオットー艦長、部下の命を奪った憎い仇そのものなのですから。

「強化人間」マリーダ・クルス
 調査中に、捕らえたパイロットの“状況”を聞いた艦長は、憎しみとは違う感情で動揺する。
 彼女が、“女として”ぼろぼろだったからです
 人工のNT
 
 生き残った者もいた、その末路がこれか――――

 クローンとして生まれ
 戦わされ、戦後は「女」として働かされ、女性としての機能も失っていたマリーダ。

 その過酷さ、「彼女の意思」がなかったと見て取ったのでしょうか、艦長達の優しさが複雑な一コマ。

 憎むべき、しかし憎めなくなる艦長たち。

レイアム副長『もう寄り道は…』

オットー艦長『ない! …と思いたいな』

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 大損害を負い、「仇」も憎めず、そんなところにやってくる「無理強い」の象徴アルベルト!
 対する、“現場”の思いが一致した瞬間であった

 なんとなくコミカルなワンカット。

ミヒロ『強化人間なんでしょう? 薬が切れたら、暴れ出すんじゃないですか!』

ハサン軍医『彼女は、先天的に遺伝子設計されたタイプだ、心配は無い』

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 Zでよくあったような薬が切れたら暴れ出すタイプじゃない、何故なら「生まれからして」強化人間だから。

強化人間
 医務室、リディも“未帰還”となったミヒロ中尉は、憎悪の矛先をマリーダへ向ける
 が、「強化人間」という口実をかわされ退室
 強化人間とは?

 だから、不便でも今ある力で分かりあえる努力をせにゃならん―――。

 とはハサン医師の結論
 強化人間とは、人工的にニュータイプを生み出す研究だ

 だが実際は、単に人間を戦闘に特化させただけ、“ニュータイプという進化”は漠然とし過ぎている

 今は、「分かり合う」には努力が肝要だと。

洞察力が拡大し、誤解なく他人と分かり合える新種族

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 それがニュータイプ本来の定義、宇宙に出た事で、人はそうなれるとジオン初代首相は謳いました
 ただ、UC原作小説ではこんな台詞も。

 もっと酷い殺し合いになるか。(中略)嘘を処世の潤滑油にしている大人は、裸足で逃げ出すよ

 この定義もまた、不完全なんですよね
 実際「Zガンダム」では、ニュータイプ感応で分かりあった結果、凄まじい怒りを買った人もいます

 カミーユがそうです。

バナージ『どうしてあんな事になったのか…』

マリーダ『サイコミュの逆流だ…、操縦しているつもりが、操られている』

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 MSは兵器だ、その「壊す」という意思に飲み込まれるな、と。

バナージの「根っこ」
 やがて目を覚ましたマリーダは、彼が“NT-D”に操られ、人間としての強い意志で踏み留まれた事を伝える
 それでも、と「現実に屈服しない」意思
 自我

 どんな現実を突きつけられても、“それでも”と言い続けろ…、自分を見失うな……。

 マリーダは違う
 彼女は他人に従い、機械の一部となるべく造られた。

 だがバナージならNT-Dに抵抗し、“ラプラス・プログラム”を呼び覚ましうると直感的に洞察する

 しかし、本当に痛々しいですね…。

ミコット『―――なんか、バナージじゃないみたい』

『そんな風に、思いきれるなんてさ』

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 大気圏突入に不安なミネバだが、リディを信じ、ぐっと見据えて降りて行く。

渦中の人は火中にあり
 子供たちは、「リディが実は生きている」と知っていたが、ミネバの為に伝えられないとボヤく。
 実際に、リディと背中を預けあったバナージは“信じられる”と言い切り
 ミコットを当惑させる

 そのリディは、“初代大統領”そっくりの実父が待つ、マーセナスの館へ向かった。

 政治特権を持つ名家
 ここならば、ミネバを匿いつつ、彼女に政治的発言力を与えられるはずだ

 彼女に、「政治」の最短ルートを用意するリディだが―――

 にしても激似だなオイ!

フロンタル親衛隊隊長・アンジェロ『―――ミネバ様が、地球に?』

袖付き士官『連邦内のシンパからの情報です』

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 一方、フロンタル達は情報を掴んでいたが、とりあえず黙殺して“箱探し”を続行。
 ユニコーンの、“箱探し”機能を傍受している彼らは
 次の目的地も知っていた

 目的地は「出来すぎの場所だ」、とフロンタルは評しますが…?

 にしても、連邦深くに食い込んでるのね

ジンネマン艦長『軌道上でランデブーするつもりなら、隙が生まれるな―――』

ギルボア『仕掛けてみますか? やってみるさ!』

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 マリーダを、木馬モドキに預けておくわけにはいかないでしょう!

大人たち
 その頃、直接ネェル・アーガマを尾行中のガランシェール隊は、不自然に足を止めた様子からして
 ビスト財団の船と、彼らが接触するつもりだろうと看破
 が

 箱が失われれば、財団の繁栄も失われる…、同情心に捕らわれている場合ではなくってよ?

 その“財団”現当主代行!
 彼女、マーサ・ビスト・カーバインは“強化人間”の移送を指示。

 かつての強化人間製造施設、オーガスタ研究所に移送させ、“再調整させる”とアルベルトに命令

 財団の為、ネェル・アーガマ達に情をかけるなと釘を刺す。

ダグザ司令『当該座標まで、機体を運んで貰いたい。これは命令だ―――』

バナージ『俺は軍人じゃないから、命令を聞く義務はないはずです』

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 そのネェル・アーガマでは、ラプラス・プログラムの示した座標へ、ユニコーンを運べとダグザが指示
 が、パラオで“NT-D”に取り込まれてしまったバナージは
 乗りたくないと拒絶する

 今の君は、目の前の困難から逃げようとしているだけだ

 それでもと言い続けるバナージ。
 しかし今のソレは、ただ逃げているだけだ、既に君は多くの人命に関わっていると諭すダグザ

ダグザ『自分に息子がいれば、とうに味わっていた気分なのかとも思ってな…』

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 紅茶は、オットー艦長の趣味なのです。

ダグザ・マックール
 立ち去った後、まるで息子を諭している気分だった、と相棒に述懐するダグザ司令。
 それだけ、“人間としての生き方”を捨ててきたような
 仕事人間ダグザ

 そう嫌うな…。ああ言うしか無いのが、彼らの立場だ……

 一方、バナージも諭される。
 彼にも立場がある、そしてダグザは「責任を全うする」事を、信念としているような男だと。

 バナージが攫われた時も、借りを返すのが、自分達の責任だと背を押した。

 では今、バナージが負うべき責任とは?

レイアム副長『妙ですね、あれほど箱にこだわっていたのに…』

オットー艦長『ま、彼も宮仕えだ』

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 マリーダは「強化人間をケアする施設へ送る」という名目で、参謀本部の許可の下、ビスト財団預かりへ。
 責任者として、アルベルトも艦を離れる事になり
 副長はいぶかしがる

 マリーダの「女としての傷」を悲しんだり、何くれと気にする副長が素敵ですよね。

 しかし、マリーダは“箱を奪い去ろうとする勢力”へ―――

バナージ『ダグザさんは、迷ったりする事はないんですか?』

ダグザ『俺は連邦という装置の部品、歯車だ。役割を全うするだけだ』

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 俺は確信を持てない、敵と味方の区別だって…、そんな人間に武器を手にする資格なんてないでしょう

背中を押されて
 バナージは、自分の一番の迷いは“迷っている”という事だ、と正直にダグザに吐露する。
 対し、「友達の処遇はお前次第だ」と返された
 非道な答えだった 

 君は今、正しい選択をしている。

 けどそれが優しさ
 ダグザは、何かをするには「理由」が必要だと知っている、だからそう言ったのだ

 それを理解したバナージは、UC0001年に爆砕した人工衛星

 首相官邸“ラプラス”の残骸を行く――――

史跡「ラプラス」

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 宇宙世紀0001年、連邦政府設立に反対するテロにより爆破され、初代大統領も死亡。
 財団初代当主は、テロリストの生き残りだったが
 箱を手にしてなり上がった

 現在の首相官邸は地球にあるが、当初は、このような人工衛星だった。

 そこには、初代首相の強い意思があったという。

余談。サイコ・フレームとかいう謎技術

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 表向きは開発中止で、製造は厳重に管理、3年前の「サザビー」の予備部品を流用したのがクシャトリヤ。
 なんせ、“光る理由”すら全く解らない未知の素材
 偶然生まれた技術なのだ

 だが性能は凄まじく、戦いを見ていなかった技師は、クシャトリヤは瞬殺だったでしょと看破して見せた。

 光るなんてナンセンスだが、補って余りある性能があるのだ。

ビスト財団という「新たな敵」

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 彼女、マーサ・ビスト・カーバインこそ、無茶振り重役「アルベルト」の上司であり
 財団の現代表(代行)。

 その目的は、バナージの父カーディアスと真逆、箱を維持する事。

 アルベルト派遣も同じ理由。
 だからこそ、彼はカーディアスを射殺し、箱を執拗に追いかけていたというワケ

マーサ・カーバインの「絡め手」

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 その名の通り、彼女は「アナハイム社」の会長一族に嫁いでおり、同社を動かせる立場の女妖怪
 権力を用い、強化人間の再調整を行うといい
 マリーダを引き取ります

 ちなみに「オーガスタ研究所」とは、Zに出てきた“ロザミア”を調整した研究所。

 つまりアッシマーが!
 ちなみに、NT-1アレックス、ジム・クゥエルなんかの開発拠点でもあるのよ! 

次回、“赤い彗星の再来”再来。そして――――

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 ここからは原作小説の5巻「ラプラスの亡霊」相当で、次巻で小説1巻分が完結します。早ァい!

組織の歯車
 実質、50分足らずで原作1冊分を追う関係上、リディ関係がバッサリ切られている本作。
 初代ガンダムも、全43話を、劇場版3つに縮めたように
 再編集版なんだよという評価も

 他人の背中を押し、或いは、自分で自分を納得させ行動する大人達の回。

 対し、納得できずにいるバナージ
 それは、彼が“それでも”と現実を変えようとする意思の現れでもありますが、次回は――――。

 次回、第9話「リトリビューション」



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