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私の父は小学校に上がる前に交通事故で
右足を根元から切断してて
だから私が生まれた時から父は義足だった
お風呂上りはぴょんぴょん飛んで移動してた
たぶん
私が小さいころ離婚した父のそばで
1番一緒に歩いたのは母でもなく私なんだなって
唐突に今日
思い出した
仕事場でもどこでも
私の歩幅はゆったりでゆっくりだ
急ぐときを除いて
時に肩を貸したり
義足歩行の父に合わせた歩き方を
生まれた時からずっとしていたから
気づけば人よりずっとゆったりな歩幅
速足の人と一緒に歩かなければならないとき
無意識に小さくいらだつのは
急がなければならないというせわしなさなのではなく
父の歩く速度を無意識に感じてるからなのだ
私が少しでも早く駆けると
まってくれ
まってくれ
サラ
まってくれー
汗びっしょりになり必死で追いかけてきた父を
その歩幅で歩かなきゃって
なぜか感じてるからなんだって
なぜ俺に合わせて早く歩かない?
おっせーよ!
家人と歩くとすぐイライラされる
その時いわれようのない悲しさに包まれてたのは
父を置いて行ってしまうという悲しさだったのかもしれない
私は生きている限り
どうしても父と一緒に歩いてしまうだろう
この年になって
父を連れた歩幅で大丈夫な人が
友達だったりわが子だったりするんだよなって
ようやく気付いた(#^^#)
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