胃がん体験

2007年11月に胃4/5切除。今はガンと関係ない記事ばかりですが、検索して来てくれる人のために題名はそのままで。。

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集団検診〜胃がん告知

はじめまして!昨年11月に早期胃がんが発覚しました。今までの経過を
つづってみようと思います。

いまや、若い人にも他人事ではない「がん」。
でも自分の問題とは誰も思ってはいないのではないでしょうか。
私もそうでした。

でも私自身も告知直後はパニックに陥ったものの、たくさんの人のブログに助けられました。
少しでも情報が欲しくて、癌関係の闘病記を読み漁りました。
少しでもそんな人の助けになればいいなと思いブログを開設しました。日付がさかのぼりますが
少しずつアップしていきますね。

<集団検診2007.10.31>
・・1昨年から3回目の検診の日。夫の会社の検診で、40歳をすぎると勧められる検診だ。
私は昨年よりお店を経営している。(女性の下着やさんです)

店を11時に開けたいから9時に検診場所に着くように出発する。
場所は西宮勤労会館。「大阪結核予防会」が行っている。
昨年も来て慣れている。着くと前から3番目だった。
採血、心電図、乳がん検診・・と手際よく進み最後のバリウム検査を終えても
まだ9時40分だった。
車を家に戻して店に。検診以外は普段と変わらない日だった。

<至急検査? 2007.11.7>
多分この日だったと思う。。仕事から帰ると検診を受けた「結核予防会」から
封書が。とても薄かったし、検診結果には早すぎるのでいやな予感がした。
すぐ封を開けると「胃に異常が認められます。至急内視鏡検査を受けてください」
とあり診察予約の用紙が入っていた。「あちゃー」という感じ。

・・・胃はずっと痛かった。昨年の検診の後、店を始めてから。もしかしてガン?と
症状を検索したことも何度かある。
でも「胃がんは自覚症状が無い」と書いてあるし黒い便も出ていないし店を始めたから緊張とかストレスで胃炎になっているのだろうと胃薬をのんでやり過ごしていた。
LG21(ヨーグルトドリンク)が胃に良いと聞き、実際胃痛が治まるのでしょっちゅうLG21を飲んでいた。

子どもに「お母さん病気かも。。再検査の通知が来た」というと高校生の息子は心配そうにしていたが
中学生の娘は「前も再検査だったけど大丈夫だったじゃん」といたってドライ。
そういえば昨年乳がんのマンモグラフィでも再検査になったが異常がなかったのだった。

<胃カメラ予約2007.11.8>
翌朝「結核予防会」に電話すると「今、内視鏡検査がいっぱいで、12月末になります」とのこと。
「え、でも至急って書いてありますが」「でもいっぱいなんです。午後でしたら開いている日がありますが」
店を休みたくなかったので「じゃあ近所の病院で受けます」と電話を切る。
そんなに再検査に回される人が多いと聞いてちょっと安心する。
一応、再検査とか言ってるだけじゃないの〜?って。

近所の病院を決めるに当たり、
いつだったか近所のひとが「ピロリ菌がいて除去したのよ」と言ってたのを思い出し
その病院を聞くためその人を訪ねる。病院の場所は最寄駅近く。
鼻からの内視鏡を導入しているらしい。

<近くの内科へ 2007.11.9>
朝一番にその病院にいく。まだ新しくきれいな病院だ。人間ドックで引っかかって。。と説明する。
優しそうな先生は「至急再検査と言うときは胃潰瘍が多いんですよ」と説明してくれた。
「早いほうがいいから月曜に胃カメラしましょう」とのこと。私もはやく決着がつけたかったので
それでお願いする。

<鼻からの内視鏡 2007.11.12>
朝いちばん9時前に病院に行く。内視鏡検査で予約は詰っているらしい。
「どちらの鼻の穴が通りやすいか検査しましょうね」と看護士さん。
はっきりいって私はこういった検査が非常に苦手。特に血に弱い。採血ですら倒れそうになり採っているところや採った血などみられない。
カメラを鼻から胃に入れるなんて考えたくもない恐ろしいことだ。
どちらの鼻も痛い。でも看護士さんが「こちらが通りやすいわね」と
鼻の奥を麻痺させる薬を入れた。そして5分ほどしてナワトビみたいなビニールの細いチューブをぴっと鼻に差込み「痛いですか?」と聞く。・・痛かったけど「いえ」と我慢して言う。
「痛いよね」と看護士さん。感触でわかるみたい。「でもカメラはもっと細いから」と
ついにカメラ検査に。鼻は麻酔が効いているからまだよかった。でも、のどのところで「はいぐっと飲み込んで。」
無理無理無理〜!気持ち悪い!おえっと何度もえづく。看護士さんが肩をさすりながら
「みんなそうなるのよ」と励ましてくれる。画面に映る胃の内部はピンクだった。
でも白いおおきな斑点が3つくらいある。「潰瘍ですね」と先生。
「では念のため細胞もとって検査に出しましょうね。」カメラに細い針金状のものを通し細胞をとる。
すると胃の中が出血し画面が赤く染まる。気持ち悪い〜〜
「胃の出血を止める薬を流します」またまたカメラの管を使って薬を注入する。すごい画期的なシステム。
かくして検査は終わりぐったりする私。「のどからの胃カメラはもっと大変なんでしょうね。。」
というと看護士さんは「そうね鼻からでもあれだけ苦しそうだったからのどからなら耐えられないかも」。
やっぱり普通の人よりダメージが大きいんだ。。。しかしすぐにのどからの胃カメラを受ける運命ということをこのときは知らなかった。
撮りたての画像を見ながら先生の説明。「潰瘍が4個くらいありますね。これでは至急再検査と言われますよ。
8割がた良性の胃潰瘍ですが一応細胞を検査に回しますね。もし悪性なら開腹手術になりますが。。まっ大丈夫ですよ」
先生はうそつきだった。。。でも私のがんのイメージは「黒っぽい隆起」だったので私の胃は白だったし盛り上がってなかったからがんではないとそのときは思った。

実はその日検査終了後、85歳の伯母のいるグループホームから電話があり伯母が足を痛がって
立てなくなっていると電話が入る。伯母は家族がなく妹である母が面倒を見ている。そのまま自転車で伯母のホームに向かう。
骨が折れたかもしれないとそこから車椅子で近くの整形外科に行く。待たされること1時間。
店の開店時間は過ぎていた。気になったが少し前に自転車でこけて意識が飛んだことがある母を呼びたくなかった。老々介護なのだ。
でもホームからの電話を受けた母が病院に来て付き添いを代わってくれた。
そこで店に行き、1時半に店を開けた。このころの私は頭の中がいろいろな心配事でいっぱいいっぱいだった。

夜、家族に胃のことを話す。そして胃潰瘍を治すための食事などパンフレットを読む。
ブラックコーヒーが大好きだけどこれからはミルクを入れようなどと今までの不摂生を反省する。


<告知 2007.11.16>
その日は検査結果も気になりつつ娘のことでちょっと悩みがありそのことで頭がいっぱいになっていた。
仲良しの友だちが店に来てくれ、再検査のことやこのごろ悩みがたくさんあってさーなどと
打ち明ける。
友だちは「検査から5日も経ってたら大丈夫よ。急ぐ人にはすぐ連絡するだろうし」と
言ってくれる。昼ごろ検査を受けた病院に連絡してみる。土日の前に聞いて安心したかったなと思ったので。検査結果はまだと言われる。

そしてその日の3時ごろ先生から電話が入った。
「検査結果が出ました。ちょっと思わしくないので、すぐ来られませんか」という。
「店は7時までなので、明日朝うかがいます」というと
「では7時半くらいまで待ちますから」という。その言葉で(相当悪いんだ)と鈍い私も気づいた。
「では今からいきます」と電話を切る。
シャッターに「4時ごろ戻ります」と張り紙をし、病院にいく。手足は緊張で冷え切っている。

診察室に入ると先生は検査結果を前に置き「うーんと。。つまり。。胃がんですね」といった。
がんの告知?いきなり?
握り締めたハンカチをねじったり戻したりして「はい」というのが精一杯だった。声が上ずっていた。
「僕は胃カメラの段階でそうかなって思ったんだけど。。」と先生。
それから一通り説明してくれたがあまり覚えていない。「スキルス」とか「シグネット」とか言っていた。
「やっかいな細胞」とも。
「どうすればいいのでしょう」と私。先生は「に知っている医者がいる病院があるから紹介しましょう」とすぐ電話をしてくれた。なんどかのやりとりのあと「11月28日に手術できる」ということが判った。
今日胃がんと聞き、もう手術って・・。しかも2週間後?
「今からその病院に行って下さい」といわれとりあえず店にもどり「4時にかえる」という張り紙を引っぺがして電車で病院に行く。紹介してくださった先生はオペ中でその日の外来の先生が迎えてくれる。
「今聞いたばかり?それはびっくりなさったでしょう。。」と先生。「ハイ。。」と私。
「えーとご家族の方は?」「あ、呼んだほうがいいでしょうか」

実は告知を受けてから何度も夫に電話しようかと思ったのだが、駆けつけてもらってもいまさらどうしようもないと思い帰ってから話そうと思っていたのだ。それに一人のほうがしっかりしていられると思った。
でも大事な話を覚えていられないと思ったので夫に電話する。でも声を聞くと泣いてしまってうまく言えない。
夫は「40分くらいで行く」と言ってくれた。

そして手術前検診ということで採血とか心電図とか肺機能の検査とか番号を渡された紙を持ってあちこち行く。手術って・・・?と夢の中のような気持ち。

レントゲンを撮るとき、来ていたシャツを脱いだら脇の下がびっしょりと濡れているのに気づいた。
息子からメールが来た。「店閉まってるけどなんで?」「病院に検査に来てる」「大丈夫なん?」また泣けて返事が打てない。
母からも電話が入る。店が閉まっているので心配してかけてきたのだった。
泣きそうになるが「胃がんだって」と説明する。

夫が来た。やっぱり泣ける。「大丈夫、治る治る」と夫。でも当たり前だけど動揺しているのがわかる。
診察室に入る。先生から先ほどと同じような説明。初めて聞く言葉ばかりだし、ちゃんと聞かなくちゃと思うけど夢のようにぼうっとしてしまいやはり今あまり思い出せない。
先生も「さっき聞いたばかりなんですね?そりゃショックでしょう」と言ってくれる。そしてもともと内科の先生が紹介してくれた先生が来てくれる。
「僕も同じ42歳ですよ。がんばりましょうね」と言ってくれる。こんなときなのに「かっこいい」とか思っている自分。入院前の検査、もう一度胃カメラ、入院の準備など聞いて家に帰る。
子どもの顔を見ると泣いてしまって何も言えない。ごめんねとかこのあとどうしようとかいういろんな思いで涙が止まらない。
あまりに疲れた日だったので10時過ぎにふとんに入るが、全然眠れない。寝たような寝てないような気分で朝を向かえ、また泣いていた。

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