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2007年11月20日 Asahi.comより転載
http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY200711200141.html
外国人の指紋採取と顔写真撮影 新しい入国審査始まる
日本に入国する外国人から指紋採取と顔写真撮影をする制度が20日、全国の27空港と126の海港で一斉に始まった。「テロ防止」を目的に掲げており、16歳以上のほぼすべての外国人が対象。米国に次いで世界で2例目の導入となる。
初日に海外からの入国が予定されているのは成田、関西、中部など23空港と、大阪、博多など5港。法務省によると午前9時現在、指紋採取などを拒否したり、捜査情報などと合致して入国が認められなかったりした人はいないという。
成田空港では、日本人が指紋を登録すれば入国審査官のいる窓口を通らずに出入国できる「自動化ゲート」も同日、導入された。法務省は今後、各地の空港にも設置していく方針。
転載、以上。
昨年この法案が国会を通過したとき、このブログでも警鐘を鳴らしたが、
http://blogs.yahoo.co.jp/saratov8/5301389.html
今日から改正入管法の運用が開始された。
法案の通過時にはほとんどの新聞で記事にもならなかったが、今日はさすがに社会面に記事が出ている。
このようなシステムが運用されているのは現在のところ米国だけであり、実際に外国人によるテロが起きたことのない日本でこのような入国管理が行われることには、大変な違和感を覚える。
テロや犯罪の防止は、国内での取り締まりを厳しくすることや、旧来の入国管理に工夫を加えることで、十分対処可能なはずだ。
これで、私たち家族が今度外国旅行をするときは、帰国時に妻だけは『外国人』専用ブースに並び、指紋と顔写真の撮影を受けなければならないことになる。
妻は永住査証保持者であるが、『特別永住者』ではないから、例外は認められない。
これまでは、外国人であっても日本居住者は、混雑のない日本人向けブースで、家族一緒に再入国審査を受けることが出来た。
今後はそれも不可能になる。
だが、私が改正入管法に反対の立場をとるのは、そんな個人的な不都合のためではない。
上記の記事で、赤字の部分をもう一度読んでほしい。
多くの日本人にとって、この改正入管法は、自分には関係のない話だと思われるかもしれない。
だが、事実は違う。
外国人の指紋採取は、将来、日本人全員から指紋や顔写真を採取するための、データ運用の『予行演習』であり、指紋採取に慣れてもらうための『布石』でもあるのだ。
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指紋や顔写真を採取されるとなにか都合の悪いことがあるのですか?
私はチットもかまわないですが。
2007/11/20(火) 午後 4:32 [ おかしいのはどっちだ? ]
まぁ、テロ対策というのは名目で、実質的には入国管理の強化ですな。
日本には中国人などの不法滞在者が多く、そいつらの犯罪率が極めて高い。外国人犯罪の44%が不法滞在者によるものだそうだ。つまり、不法滞在者を減らすことが、外国人犯罪減少への近道。
別に私は指紋を取られても全然平気ですよ。だって犯罪を犯す気なんて毛頭ありませんから。
2007/11/20(火) 午後 4:54 [ プロイセンの騎士 ]
いいえ。全然平気とかチットモ構わないとか、この話題はそんな軽率な発想が出来る問題ではありません。
国や入国管理局に絶大な権限(個人情報を管理する権利)を与える事がどれだけリスキーな事か想像しないと・・・。
年金を管理する社会保険庁にしたって、「管理はキチンとされています」と長年言い続けていたけれど、蓋を開ければボロボロ。時候という法律を盾に国民の年金原資をネコババしていた。
国の管理の質なんて、その程度だと理解した時、不安にならない方が不思議です。
誰かがデータを改竄する可能性は?公官庁のHPが悉くハッキングされた事が話題になりましたが、そういう杜撰さを一方で眺めていて、それでも「チットモかまわない」とか「全然平気」と言うのには、単なる認識不足と想像力欠如を指摘せざるを得ません。
私達は目下、彼等がどうやって情報管理をするのか、一切知りません。「適切に管理」としか彼等は言わない。「絶対安全」と言わないのです。
うーん、「美しい国♪」と謳っていたへタレを恨みます。
2007/11/20(火) 午後 6:48 [ hajmo_rakija ]
社会制度を悪用する人間はどんな社会にもいる。
データの改ざんとかハッキングとかはそれ自体違法行為である。
犯罪者や不法滞在者の存在を理由として、善良な市民の正当な権利保護を否定するのはまさに本末転倒であり、幼稚な無責任な考えであるとしか言いようがない。
2007/11/20(火) 午後 9:13 [ 写真をとられる前に顔を洗ってこい ]
今回のこの件は私達が思っているよりも、もっと深い根のある問題だと思います。直接指紋と顔写真を撮ることでテロを防げるとも思えませんし!!国際結婚をされている方にとっても気持ちの良いものではないですよね、実際にテロを防ぐのであればもっと他の方法があると思うのですが、おそらく多くの人はこれで防げると信じているのでしょうね!入管を厳しくするのであれば人を増やして対処しないといけないでしょうね!
2007/11/20(火) 午後 11:47 [ joka ]
TBありがとうございます。上のJOKAさんがお書きのように、僕もこの問題は根が深いなあと感じています。わかりやすいのですが、そのわかりやすさの影で行われるかもしれないことに非常に気味の悪い気分です。
また、不法滞在外国人が急増などと言う人がいますが、実は法務省の統計によると不法滞在外国人は10年連続で減少し、最盛期の70%までになっています。
つまり、現状の施策でも一定の効果がある訳で、現在の施策を改善すればさらに効果があがるでしょう。にもかかわらずどうして米国並みの厳しいチェックを課すのか本当に理解に苦しみます。
僕のほうもTBさせていただきます。
2007/11/21(水) 午後 3:35
the_knight_of_prussiaさん 少々キツイ言い方ですが、あなたはどうやら不法滞在外国人滞在に関して素人みたいですから、この問題にコメントするならもう少し勉強したほうがいいですよ。少なくともここのブログ主さんぐらい実際にビザ発給の手続きをされたり、入管に行ってみたほうがいいです。
素人と感じたのは、まず『外国人犯罪の44%が不法滞在者によるもの』と書かれている点です。警察白書によると、平成17年中の来日外国人犯罪の検挙人員2万1,178人のうち、不法滞在者は1万1,839人と、55.9%を占めている。(44%とお書きなのは、何が根拠ですか?)』となっています。
ただし、警察白書は、こうも書いています。『その多くは、不法滞在等の出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」という。)違反による検挙人員である。』
つまり、不法滞在そのものが入管法違反ですから、犯罪扱いになるのです。あなたは、44%(実際は55%)が刑法犯みたいな書き方ですが、入管法違反は、特別刑法犯で刑法犯と区別されます。実際の刑法犯は、全体の15%程度となり、むしろ少数になります。
2007/11/21(水) 午後 11:40
また、『不法滞在者を減らすことが、外国人犯罪減少への近道』とも書かれていますね。実は、不法滞在者は、もうかれこれ10年以上も減少しているのをご存知ですか?
入国管理局の上部期間である法務省がH18年に出したリリース文を読むと、『過去最も多かった平成5年5月1日現在以来一貫して減少傾向にあり,その時点と比して10万4901人( 35 .1% ) の減少となっている。』と書かれています。つまり、現状の入管政策でも効果を出しているのです。今の入管政策はまだまだダメですが、それでもこれだけ効果が出ています。現状の方法を少しいじればもっと減少するでしょうね。
とまあ、現実はこんな感じなのです。別に不法滞在外国人の肩を持つつもりはないですが、あなたのご意見は、根拠のない感情論ばかりで正確さに著しく欠けます。イメージや噂話で勝手に判断するのは随分危険で乱暴だと思いますよ。
2007/11/21(水) 午後 11:41
the knight of prussiaさん、私が問題にしているのは、重要な個人情報を官僚に管理させることの是非であり、自分は犯罪を犯さないから大丈夫とか、そんな次元の問題ではないのです。
21日の記事をお読みいただければ幸です。
2007/11/22(木) 午前 7:55 [ sar*t*v8 ]
rakijaさん、コメントありがとうございます。
全くその通りと思います。
皮相的で粗野な議論が一人歩きするのは残念な限りです。
政府による『国民総白痴化計画』が効果を挙げているようですね、、、。
2007/11/22(木) 午前 8:00 [ sar*t*v8 ]
jokaさん、おっしゃるとおり、これは深い問題と思います。
確かに、実際に入国管理や査証の発給に当たっている職員たちは、人手不足で大変な思いをしているのでしょう。
この問題を人事としか考えない世相が怖いです。
2007/11/22(木) 午前 8:05 [ sar*t*v8 ]
migさん、すばらしいコメント、ありがとうございます。
事実認識を誤った意見が大手を振ってまかり通ってしまうのは、残念ですね。
migさんのように、皆が冷静に考えてくれればいいんですけど、今の世相は軽薄で皮相的な議論が正論としてまかり通ってしまう状況。
自分で自分の首を絞めているのと同じだってことに、ほとんどの人が気が付かないのでしょうね。
2007/11/22(木) 午前 8:12 [ sar*t*v8 ]
不法滞在者が減っているのは、少しづつ特別許可を与えていることも理由でしょう。中国人の不法入国は、記録に残らない集団も多くて実数は分からないと思います。私は管理強化に賛成ですね。
2007/11/23(金) 午後 7:36 [ 賛成 ]
賛成さん 『少しづつ特別許可を与えていることも理由でしょう。』←これは、何を根拠に書かれていますか?
あなたが書かれた“特別許可”と言うものは、正式には上陸あるいは在留特別許可のことを言われているのでしょう。
特別上陸許可は入管法12条に基づくものです。過去に日本で何らかのトラブルがあった人の上陸許可ですが、法務省の統計記録を見ると、毎年1000人前後で安定しています。また、この許可で入国した場合、当然入管や警察の厳しいチェックが入ります。
2007/11/23(金) 午後 10:06
次に在留特別許可です。これは、国際結婚(短期ビザで入国し、その後配偶者ビザに切り替え)の場合もも含みます。この数も法務省の統計を見る限り、毎年数的には一定に近い状態です。つまり、賛成さんのご意見は、正しくないと思います。
さて、『中国人の不法入国は、記録に残らない集団も多くて実数は分からないと思います。』ですが、入管や警察の記録に残らなければ、指紋を取ろうが、写真を撮ろうが、同じことでしょう。何故なら、記録がないものなら、データベースと照合のしようがないからですよ。ならば、結局同じことですから、むしろノウハウもあり、一定の効果を挙げている現状の施策を強化することで効果は出ると思います。
2007/11/23(金) 午後 10:14
賛成さんの意見は、『外国人犯罪を減少させる』と言う一見耳障りのいいものです。しかし、実際は、風説やイメージに惑わされているだけに感じます。
今回のシステムはアメリカに次いで2国目だそうです。当然導入にあたり、アメリカからノウハウやら機材やらを買わされているでしょう。結局当たるか当たらないか分からないミサイル防衛システムを買わされているのと同じような気がします。それを素直にバンザイバンザイと喜んでいるのは、ある意味日本人の入国管理や防衛への無知の証明とも思います。
2007/11/23(金) 午後 10:19
>当然導入にあたり、アメリカからノウハウやら機材やらを買わされているでしょう。結局当たるか当たらないか分からないミサイル防衛システムを買わされているのと同じような気がします。それを素直にバンザイバンザイと喜んでいるのは、ある意味日本人の入国管理や防衛への無知の証明とも思います。
migさん、全く同感です。
論理的なmigさんのコメントには、誰も反論できないですね(^^)
2007/11/25(日) 午後 1:28 [ sar*t*v8 ]
SARATOVさん 長々とすみませんでした。最後に一点。このシステム。やっぱりアメリカの受け売りでいわくつきみたいです。エンロン事件で破綻したアンダーセンとも関係あるアクセンチュア社のシステムだそうです。(しかも一般競争入札を通さず受注)
要はミサイル防衛システムと同じで役にたつかたたぬか分からぬ代物をアメリカから買わされたのでしょうね。
そんなことも知らず、有効だ有効だと騒ぐ人は、おめでたい“平和ボケ”な人なんでしょうね。
出典)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2 ほか多数
2007/11/25(日) 午後 4:03
migさん、情報ありがとうございます。
このアクセンチュア社というのは米国の国策企業で、インテリジェンス関係で米政府と密接な結びつきがあるようですね。
つまり、この会社のシステムを導入するということは、日本の情報が全て米国に筒抜けになるということです。
スパイにわざわざお金を払って来てもらうようなものです。
この会社、入管だけでなく、社会保険庁のシステムなども担当していますね。
そんなことだろうと思っていました、、、。
2007/11/25(日) 午後 10:40 [ sar*t*v8 ]