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【ワシントン=渡辺浩生】地中海に生息する主要なサメが過去200年の間に96%以上も激減していたことが、ワシントンに拠点を置く民間海洋研究団体「レンフェスト・オーシャン・プログラム」の研究報告で明らかになった。絶滅や海洋生態系全体への影響が危惧(きぐ)されており、保護への取り組みが求められているとしている。 地中海には47種のサメが見つかっており、研究グループはそのうち捕食者種の5種類のサメについて、19、20世紀の漁業従事者の記録などをもとに長期的な個体数の変化を計測。その結果、シュモクザメ、ヨシキリザメ、オナガザメなど4種類について、96%から99・9%減少したと推測されることが分かった。 原因について、報告書は、サメは成熟までに時間がかかり、産卵の数も他の魚に比べて少ないため、乱獲に弱い特徴があり、メスが卵を産むまでに成熟する前に乱獲されていることが種全体の絶滅のリスクを高めているとしている。 サメの個体数の減少は世界的な傾向にあるが、地中海は多くの国に囲まれ、しかも漁業ルールが異なるため、より急速に減少しているとみられる。研究を主導したフランセスコ・フェレッチ博士は「食物連鎖の頂点にいるサメの減少は、地中海の食物網への重大な影響を示唆している」と警告している。 米カリフォルニア州南部サンディエゴ近郊の太平洋で25日、地元の男性(66)が仲間8人とトライアスロンの練習中にサメに襲われ、死亡した。米メディアが伝えた。 サメは体長3〜5メートルのホオジロザメとみられ、岸から約135メートルの沖合で男性の太ももを襲った。悲鳴で異変に気付いた仲間が岸に連れ帰ったが、男性は瀕死(ひんし)の状態だったという。 AP通信によると、人間がサメに襲われる被害は昨年、世界で71件あり、死者が出たのは南太平洋での1件だった。(共同) |
ネコザメ
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