時の守護者

チョタとわかしとか皇帝と達人が愛しい、今日この頃

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5つ子?(後)

侑斗:みんなのクラスメイト。何故か良く良太郎たちに絡んでくる。いつも、偉そうだけど、本当は凄い優しい子。星に詳しい。

 ハナも加わって、みんなで猫の飼い主探し。
 とりあえず、大通りに出た。
「じゃあ、僕は女の人に聞いてみるよ」
「なんで、女の人限定なのよ」
 妙に張り切った声のウラにハナの鋭い指摘がとぶ。
「みんなに聞いてみようよ…」
 良太郎もハナに加勢する。
 それを聞いて、ウラは少し考える。
「なら、僕は女の人担当」
「そう言うことじゃないでしょ」
 言いながら、ハナはウラを思いっきり殴った。
 その様子を、良太郎とモモとキンは何も言わずに見ていた。
 と言うか、何も言えないし、出来ない。
 後が恐いから…
「早く、猫の家探そーよー」
 そんなことよりと、言う感じで、急かすようにリュウが言った。
「そうだね」
 良太郎が笑って応えた。
「ああ」
「うん」
「おお」

 30分後。
「なかなかみつからないね…」
 ウラの言う通り、なかなか見つからず、みんなで座り込んでしまった。
「みんな猫、嫌いなのかな…?」
「そう言うことじゃあないと、思うよ」
「大人の事情言うやつやな」
「あ〜!!もっと楽に探す方法ねえのかよ!!」
 痺れを切らしたモモが、頭をがしがし掻きながら喚く。
「それがあったらいいんだけど、ね」
 毒づくように、ため息をつきながら、ウラが言い返す。
 そのあと、なんだか重たい空気が流れる。
 それを吹き飛ばすように、立ち上がって良太郎が言った。
「諦めるのは、まだ早いよ」
 それに応じたのは、ハナ。
 良太郎を見上げて、ふっと笑ってから、立ち上がった。
「そうよね。いいこと言うじゃない」
「そうかな?」
 褒められて、良太郎は照れる。
「今度は、商店街行ってみよう。あそこも人がいるから」
 明るい声で、みんなを見回しながらハナが言った。
 それで、ウラがいつもの笑顔を浮かべた。
「そう、だね…」
 ウラが、もとの戻ったのに釣られて、キンもいつもの様に豪快に笑う。
「悩んだってしゃあ無いもんなぁ。行動あるのみやっ」
 リュウは、それをみたあとに猫の声を聞いた。
「早く見つけたほうが、この猫ためになるしね」
 モモが、すたっと立ち上がった。
「じゃあ、商店街行くか!!」

 30分後。
 頑張ったのだが、やっぱり引き取ってくれる人が見つからないので、仕方なく帰ることにした。
 空は、もう黒く、針で穴を開けたように綺麗に星が見える。
「うわーきれー」
 お姉ちゃんが星が好きなので、星を良く見るリュウがクセのように空を見上げる。
「あれは、太陽系最大の惑星、木星だな」
 不意にした声に、6人が一斉に振り返った。
「侑斗…」
 空から、視線をはずした侑斗は、良太郎たちを冷たい目で見る。
「何してるんだ。こんな時間に」
 そう言われて、モモがつっかかって行こうとしたのを、良太郎がとめる。
「実は…」
 良太郎は、コレまでことを話した。
「ふーん。なら、その猫、俺が貰ってもいいぜ」
「え?」
 良太郎から、視線を外して、侑斗は猫を抱えるリュウに近寄る。
「勘違いするなよ」
「あ…」
 言いながら、侑斗はリュウの腕から猫を抱きあげる。
「ちょうど、猫が欲しいと思ってたところだったんだ」
 猫を抱いて、その頭を撫でる侑斗を見て良太郎は笑った。
「ありがとう」
 今まで、『嫌な奴』とか侑斗に思ってた野上兄弟とハナは、侑斗を見直した。

 ちょっとだけ…

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侑斗LOVE♪

2008/8/17(日) 午後 5:40 [ sak*r*_4r*wao ]


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笹藤沙羅
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