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「知ってたんか…」
キンは、そっとリュウを下ろした。
「あの2人は、帝を連れ戻す為にここに来た言うこと」
モモは、何も言わずに帝を抱く腕に力を入れた。
キンは、それを肯定の意味ととった。
「何で、言わなかったんや…」
キンは、顔に影が落ちるくらい俯いて、震える声で言った。
モモは、何も言わないまま。
「俺らは、同じ日に生まれた仲やろ…俺とお前なんて、10分しか違わへんやん。それやのに、隠し事なんて…しかも、こんな大事な事…」
キンの声は、必死だった。
「……悪かった」
モモは、俯いて呟くような声で応えた。
「言えなかったんだ…」
「どうしてさ。キンちゃんの言う通り、僕らは同じ日に生まれた仲だよ?僕は、兄さんとは30分違いだけどね」
モモに対するものとは思えない柔らかな声で、ウラが笑いながら言った。
「言ったら、また喧嘩になるかも知れねえ。そしたら、護るはずの帝を怖がらせることになるかも知れねえだろ?そうなっちまったら、意味ねえじゃねえか…」
「へぇ、珍しいね。兄さんが、考えるなんて」
「亀…てめぇな…」
言いながらも、モモは必死に怒りを堪えていた。
「平気だよ…」
不意に帝が、声を出した。
「帝…」
良太郎が、心配そうにモモの腕の中の帝をのぞき込む。
「みんなが喧嘩してるのなんて、いつものことじゃん」
帝の言葉に、みんなは黙り込む。
「あたしは、喧嘩していても…みんなが好き。だから、もっとずっと一緒にいたいよ…。分かってるよ。あたしが、ここにいちゃいけないことくらい」
帝は、モモの膝の上から降りる。
「でも、みんなは『憧れ』だから…」
帝の台詞に、みんなはそんな場合でないと分かりながらも、嬉しくなってしまった。
「どうして?」
キンの足下で声がした。寝転がっているリュウの。
「リュウタロス、目…さましてたんだ…」
良太郎が、遠慮がちに言った。
「うん」
リュウは、いつもの調子で答えた。
「みんなが小学校最後の年にやった劇。あるでしょ?」
「ああ…」
「今思い出すと、恥ずかしいやつね…」
「そうか…?」
「見に、来てたの?」
帝は立ち上がり、みんなに背を向ける。
「うん…。でね、あたし…みんなの演技に感動しちゃったの」
「何で?」
みんなの雰囲気とは違う、明るいリュウの声。
「みんな、凄い上手かったんだもん」
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電王因スキなンですよ〜〜〜
電王の夢小少なぃンでちォ嬉しかッたですッッ!!!!!!
ぁたしゎモモとゥラが好きです。
早く続きが読みたぃですッッ
2008/3/22(土) 午後 6:38 [ 林檎 ]