時の守護者

チョタとわかしとか皇帝と達人が愛しい、今日この頃

THE RANOW MIRROR

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桜の下で繋がった僕らの運命の糸



管理人の妄想上の劇場版第2弾。
ヒロインは桜ちゃん。
※時間軸おかしいです。
CM?↓

蘇った思念珠・茜雫。

小さな死神・雛森桜。

共に迎え撃つ、最強の敵は…

もう一人の

自分。

"千の夜をこえて" Song by Aqua Times
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 白哉の巨大な霊圧が作り出した蒼い爆発が、黒色軍服の白哉の体を吹き飛ばし、翡翠色軍服の冬獅郎も、親衛隊の恋次も、盟王一護も巻き込んだ。
 そこで、その4人には、隙が出来た。
「行くぜ」
 一護の言葉に、他の3人は無言で刀を構える。
「卍解」×4
「天鎖斬月」
「狒狒王蛇尾丸」
「千本桜景厳」
「大紅蓮氷輪丸」
 4人の最大戦力が解放された。
 その時、
「アホ共がーー!!」×2
 可憐な叫び声が聞こえて来た。
「??」×4
 振り返ると、猛スピードで走って来る桜と璃冬が。
「何で…」
 驚いている一護の顔面に、桜の細い足から繰り出された蹴りが直撃した。恋次の顔にも。
「待て…」
 怯える冬獅郎の顔面には、璃冬の蹴りが入る。白哉の顔にも。
「いてえ…」×2
「…」
「落ち着け…」
「ない」×2
 呟く一護と恋次。固まる白哉。怯える冬獅郎。
 桜と璃冬は、霊圧こそ4人にはかなわないが、2人は、その4人を威圧感を出している。
『がっ!!』×2
「…!」×3
「…」
 2人の落とした足が、盛大な音を立てて、地面に突き刺さる。
 それを見て、一護と恋次と白哉は、驚き、冬獅郎は固まる。
「バッカじゃねぇ?」
「脳みそ、入ってんのか?」
 完全に口調が変わっている桜と璃冬に一護と恋次と白哉は、空いた口が塞がらない。
 冬獅郎は、驚かない。
「どう言う…」
「2人は、小さい頃は、俺みたいな口調で、今は矯正したから極度に興奮したりしない限りは、女らしい話し方なんだが…」
 冬獅郎の説明に、空気が余計に凍りついた。
 今、桜と恋次は、一護、恋次、冬獅郎にも負けていない程、口が悪い。
 つまり、極度に興奮している。と、言うか、怒り狂っている。
「私たちが、わざわざ敵さんについてくなんて言ったのはなあ!」
「あんたらに、何もないようになんだよ!!」
 叫んだ2人の目には、涙が。

「乱れ踊る旋律が、切り裂いた傷口、奏でる」
「舌に感じるこの苦味、夢の淵、気だるくまどろむ」
 暗い宮内に、妖しい歌声が響く。
 ベストの上に、上着を羽織りながら、藍染と市丸が呟くように、口ずさんでいた。
「失礼するわよ」
 言葉とは、裏腹に無礼な入り方をして来たのは、瑠璃色のドレスを来た金髪の美女。
「乱菊…お前、失礼過ぎや」
「うるさいわね〜。すぐいなくなるわよ」
「頼むよ。僕らは、忙しいんだよ」
 藍染の言葉に、むっとしながら、瑠璃色ドレスの乱菊は、返した。
「ちょっとした質問ですから」
「質問?」×2
 2人は、同時に首を傾げた。
「桜のウェディングドレス、何色がいいと思います?」
「ピンク」×2
「わかったわ」
 じっくりと、確実に、闇が動く。

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「霜天に坐せ、氷輪丸」
 静かな声で、びきびきと言う音が始まる。
 それに伴って、氷の竜が形作られる。
 そうなると、翡翠色軍服の冬獅郎が笑み浮かべた。
「赤い鳥が飛んでいる。あれは、何?あれは、朱雀。火の神様。火を使って、人だって焼くこと出来る。さあ、その力を見せておくれ」
 その言霊に覚えがあった冬獅郎は、瞬歩で素早く移動した。
「何だ?知ってんのか?」
「市丸が使ってたからな」
「そうか」
 もう一度笑うと、翡翠色軍服の冬獅郎は、空に手をかざす。
「可愛い可愛い氷姫。ちょっとだけ、力を貸してはくれないかい?君の力が必要だ。もし、力を貸してくれたなら、ご褒美をあげよう」
 それが終わると同時に、冬獅郎の上に円錐形の氷柱が降り注ぐ。
 けれど、冬獅郎は慌てない。
 同じように、天に手をかざす。
「君臨者よ、血肉の仮面、万象・羽ばたき、ヒトの名を冠す者よ。焦熱と争乱、海隔て逆巻き、南へと歩を進めよ」
 刀を握る手に力をこめる。
 下唇を強くかみ締める。
「破道の三十一、赤火砲」
 赤い炎が弾け、氷を砕く。
「…!」
「俺たちにもこう言う技があんだよ。因みにこれは、初歩中の初歩」
「そうか」
 言ってから、翡翠色軍服の冬獅郎は指を鳴らした。
 すると、足下に散らばった氷の欠片が、
『バン!!バン!!バンバン!!』
「…!」
 激しい爆発を起した。
「こう言うの、苦手なんだが、そうも言ってられねえな」
「…」

 その頃、白哉は…
「散れ、千本桜」
 激しさとは、無縁の静かな激闘を始めていた。
「…!」
 舞い散る花びらのような刃たちが、『敵』目掛けて、飛んでいく。
「森も海も突き動かす、強き流浪の民よ。再び、三度、ここに来てくれ」
 それが終わると、強い風が吹いた。
 その風が、舞い散る刃を吹き飛ばした。
「…!」
 柄に収束する刃。
 あっという間に、刀の形に戻って行く。
「自然の事象を操る技か…」
「いや、今のは我らの術を用いて、空気の流れを作り出したのだ。人間に、自然の事象を操るなど、大それたことは出来ぬ」
「そうか」
 言って白哉は、右手を前に翳す。
「破道の三十三、蒼火墜」

月の下、橋の上

「桜、まだかな…」
 空須大橋の上。
 盟王一護と親衛隊の恋次、翡翠色軍服の冬獅郎に黒軍服の白哉が橋の上に立っている。
 他のものたちは、鏡界に帰って、式の準備。
「いや、まだ12時になってないんスけど…」
「え…」
 時間さえ感じさせなくなる恋の力。
「あと、30分は、あるかと…」
「そ、そうか…」
 盟王一護は、少し恥ずかしくなってしまった。
「よお、何してんだ?」
 不意にした声に、全員一斉に振り返った。
「てめえら、傷は…」
「仲間に1人、すげえ回復能力持ったやつがいてな…」
 井上織姫だ。
 笑ってから、一護は、斬月に手を掛ける。
「俺を斬るのか?」
 盟王一護も、笑う。
「ああ」
 ひゅるり。
 斬月の刀身に巻いてある布が落ちる。
 それが終わる前に、一護は、踏み込む。
「行くぜ」
「来いよ」
 一護が、刀を振り上げる。
 そして、叫ぶ。
「月牙天衝!!」
 真っ黒い斬撃が、盟王一護に向かって、一直線に飛んでいく。
「くっ」
 予想以上の一撃が、盟王一護を飲み込んでいく。
 周囲の従者たちが、慌てて駆け寄る。
「大丈夫だ…」
 そう言って、立ち上がる盟王一護のマントは、月牙天衝をもろに受け、真ん中辺りから裂けていた。
 そして、左の肩も、
 ざっくりと切れ、ぶらんと下がっていた。
「どうだ?」
「思ってたよりは、すげえな…」
 そう言いながら、盟王一護は自分の肩をもとあった様に戻す。
 それから、ふっと、息を吹きかけると、ビデオの逆再生の様に戻っていく。
「…!」
「けど、この程度なら、なんとかなる」
「そうかよ…」
 再び睨み合いが始まる。
 それを真横で見ていた、親衛隊の恋次に刃が飛んでいく。
「…!」
 間一髪、マントで受け止めたため、傷一つ出来なかったが。
「こっちもこっちで、戦ろうぜ」
 恋次が、不敵な笑みを浮かべると同時に、軍服姿の冬獅郎と白哉の喉に、刃が当てられる。
「そう言うことだ」
「構わぬな」
「ああ」
「いいぜ」
 月の下、橋の上での戦いが始まった。

約束

 王族親衛隊の恋次が、真っ黒なマントで黄色ドレスのルキアを庇っていた。
 盟王一護は、笑みを浮かべながら、至って普通な様子で歩み寄る。
「申し訳ありません」
「冗談だろ。んな、マジにすんなよ」
 そのとき生まれた隙に、桜と璃冬は駆け出した。
『が…っ』
 醜い音がして、黄色ドレスのルキアの顔面に桜の鋭い蹴りが入る。
 すると、恋次を抱いていた腕が解ける。
 そこで、璃冬が恋次の体を抱える。
「…」
 その間に、桜は体を反転させて、一護の体を担ぎ上げる。
「おい!!」
 盟王一護は、その小さな背中を追う。
「今夜12時、空須大橋で待っていて下さい」
「必ず、行きますから」
 そう、残して桜と璃冬は一護と恋次を抱えて飛び上がる。
 それにも、その場にいた殆どのものが驚き、固まっているが、例外が2人いた。
 桜の姉の桃と璃冬の兄の冬獅郎だ。
「桜!!」
「璃冬!!」
 迷わず、その背を追った。
 それ気づいた死神たちは、それについていく。
 鏡界のものたちは、戸惑っていた。
「帰るぞ」
 盟王一護は、マント翻しながら、振り返る。
「え…?」
 黒ドレスの茜雫が、戸惑いの声を漏らす。
「桜は、何か考えがあるんだろ?桜は、約束は守るやつだからな」
 自信満々に盟王一護は、言ってから歩きだした。
 他の者のその後に続く。
 そして、姿が消え、影も消えた。

「ん、あ…」
「あ、一護さん。目、覚めましたか?」
 意識がはっきりしてきた一護は、自分の状況に驚く。
「え、なっ、はあ!?」
「どうしたんですか?」
 桜は、普段通り。
 普段通りの様子で、一護を抱えて走っている。
「お前、大丈夫なのか?」
「ええ」
 そう言う桜の顔は涼しいまま。
「力持ちだな、お前」
「そうですか?十一番隊の草鹿副隊長の方が力持ちですよ」
「…」
 一護は、尸魂界での戦いの中にあった一つの光景を思い出した。
 桜よりも小さな女の子が、2メートルを超える大男を軽々と抱き上げて立ち去る…
「そうだな…」

全ての護るべきもの ケータイ投稿記事

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「じゃあ、行くか」
 桜の肩をしっかりと抱きながら、盟王一護は周囲に告げる。
「そうですね」
 奥にいた黒軍服の白哉がそう応える。
「待てよ…!」
 大きな刃、斬月を握り締めなだめ、一護は叫び、走り出した。
「うるせえ」
 盟王一護の冷たい言葉と同時に、一護の右肩から、左の脇腹付近にかけての線がざっくりと裂けた。
「一護さん!!」
 桜は、盟王一護の腕をすり抜けて、一護の元に駆け寄る。
 その時、どこに引っかかったのか、桜の髪を纏める紐が解けて、桜の美しい黒髪がふわりと浮かぶ。
「一護さん!一護さん!」
 血にまみれた一護の体を抱き起こしながら、桜は必死に叫ぶ。
「さ、桜…」
 その様子を見ている盟王一護は、パニック状態。
「どこしてだよ…。お前は、俺の嫁さんになってくれるんだろ?だったらそんなヤツ…」
「違う…。私は、私が貴方と結婚すると言えば、全てが終わると思ったから…」
 桜の声は、今にも泣きそうだ。
 盟王一護は、どうしたらいいのか分からず、ただ、立ち尽くしている。
「誰と戦うのか
 誰を信じるのか
 お前ならどこへ向かうのか」
 小さな背中から聞こえる小さな歌声。それには、痛みが滲み出ている。
「この刀だけが知っている
 果てしない戦いの行方」
 そっと、一護の斬月を握る手を撫でながら、とても小さな声で歌われた歌は、一護にしか届かない。
「桜!」
「璃冬!」
 遠くの方から聞こえたのは、
「桃姉…」
「シロ兄…」
 誰より、2人の心を揺らすもの。
「藍染と市丸はやられたのか?」
 あの2人が引きつけておくはずだったものたちが、こちらにやってくるのを見て、翡翠色軍服の冬獅郎は、眉をひそめる。
「少しばかり、気絶してもらったんだ」
 冬獅郎が、強い声で言った。
「…!」
 血にまみれた一護を見つけたルキアは、目を見開く。
「桜、恋次…恋次はどうしたのだ」
「え…?」
 桜も分からない。恋次の行方、それは、
「ここだ」
 もう一つ、ルキアの声。
「…!」
 その腕の中。
 一護同様、血にまみれている。「恋次に何をした?」
 威嚇するような声でルキアは言う。
「さぁ?」
 黄色ドレスのルキアはしらばっくれるように言う。
「貴様…!」
 ルキアは、怒りに任せて勢いよく斬りかかる。
『ぎゃん』
 その刃は、弾かれた。
 黒いマントによって。
「大丈夫か?ルキア」
「恋次…」
 それの主は、恋次だった。黄色ドレスのルキアが抱えているのとは、別の。
「おせえよ」

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