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日米首脳会談がフロリダ州のトランプ大統領の別荘でスタート。現地時間で、2日目がスタートしました。
アメリカでこれがどう報道されているか? 日本人としては気になるところですが、アメリカのメディアは、基本的にトランプのコメントを中心に報道しています。
今朝のワシントンポストはこちら。
一面に、ポンぺオCIA長官が極秘に北朝鮮を訪れ、金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことがトップニュースになっています。
「極めて高いレベルで北朝鮮と直接対話を始めた」
写真撮影で、会談冒頭で、いつになく饒舌に語るトランプ大統領。高官の名前を明かさずに、そう話していたので、この記事を見て「それって、CIA長官だったのか!」と、正直驚きました。
もうそんな展開なわけ!?
しかも、イースターの週末ということは、3月31日と4月1日。その後、これまでアメリカのメディアに全く情報が洩れなかったのが、また意外でした。
今になってみれば、ポンぺオ長官は、トランプ大統領から国務長官に指名された直後。指名した時点で、トランプは、すでに金委員長への派遣を考えていたのだと思います。
そして、饒舌なトランプの言葉で、私がドキッとしたのは、「朝鮮戦争の正式な終結に向けた南北首脳会談を支持する」という部分でした。英語では"blessing"という表現で、私は今一つわからず、アメリカ人の夫に聞いたところ approve という意味だとのこと。
確かに、来週、南北首脳会談が行われますが、それが休戦協定から終戦、もしくは平和協定への転換点になるほどのこととは、私は思っていなかったのです。
そして、こちらが、ポンぺオ長官の記事の続きで、A6面。やっと安倍総理が登場。日米首脳会談に触れられていました。で、タイトルがTrump gives 'blessing' for Koreas to seek formal end to war。やっぱり見逃せない言葉だったのです。
北朝鮮をどこまで信じるかは、疑問符がたくさんつくところですが、この機会を逃すまいという人達は多いようです。
ポストの記事には、日本が拉致被害者のことを米朝会談で取り上げてもらうことで安倍総理が喜んだことも触れています。
私も、昔北朝鮮を取材したことがあり、拉致問題は、とても大きいので、一刻も早い解決を望みます。
ただ、北朝鮮の金正恩は、中国、韓国、そしてアメリカのトップとの会談を次々にこなすことになり、気が付けば、日本だけが、今回、トップ会談の予定がないのです。
しかも、朝鮮戦争の終結、平和協定を結ぶとなると、韓国、中国、アメリカが会談することになり、これまた日本は蚊帳の外になりかねません。
安倍総理も、直接対話を模索しているという報道もありますが、拉致問題は、アメリカに頼るだけでなく、日本自らが直接解決に向けた行動を起こしていくことも重要ではないかと改めて思いました。
来週、もし、朝鮮戦争の終結、平和協定に向けた動きがスタートし、本当に終戦となれば、在韓米軍の撤退もありえなくない気がします。これまでアメリカは、北朝鮮が非核化するには、在韓米軍の撤退を要求し、アメリカがそれを拒否していたということですが、戦争が終結するなら、朝鮮半島が完全に非核化できれば、米軍の必要性を主張するのは難しくなるからです。ある知り合いの米軍関係者も「在日米軍は5万人、在韓米軍は3万人。在韓米軍の撤退の可能性はゼロではないだろう」と言っていました。
日本は新幹線に乗ったつもりでいたら、トランプは飛行機、しかも、プライベートジェットでずっと先を飛んでいた。そんな感覚のような気がしてきました。
ちなみに、日本は飛行機は定時に出発、到着するものと思っていますが、アメリカは、国が大きく、本数も多いため、バスに乗る感覚です。だから、遅れて出発というのは、しょっちゅうあるし、文句も出ません。
話し合いのスピードも、周りはどんどん超高速で進んでいくなか、日本が取り残されないよう、頑張って欲しいものです。
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