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昨今の日本の労働者の境遇は、奴隷化が進み、おぞましい状況である事は確かです。
しかし、怒りの煩悩の生ずるままにしておいては、心身が破壊されてしまいます。 本田静六著「自分を生かす人生」P.23では、
『・・・精神の力で境遇を支配し、外界の不如意をを精神界の如意に転回しなければならない。』 『境遇のみでその心を支配されるような人は、たとえその境遇が改善されることがあっても、 不平不満は次から次へと頭をもたげてきて、終生満足して幸福感謝に浸ることのできない人である。』と戒めており、反省させられます。 しかし、精神界の如意を実現するには、良い考え方を持ち、相当な精神修養が必要です。
同書のP.110で表題『志あるところ、道は必ず生まれる。』の文中での境遇への考え方は、 誠に参考になります。
また、精神修養については、同書のP.57以降に表題『すべて"善意に解釈"すれば気持ちよく辛抱できる』の文中で、心のコントロール術の具体例を述べており、見事な知恵に関心します。
不遇な境遇にありながら、自らの志を持って、心を正しくコントロールしていくという事は、 厳しい修行と言えるでしょう。
自分の内なる煩悩ほど、手ごわい敵はいないと実感する今日この頃です。
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修身
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