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「大地震の前に普通の雲とは異なった特徴的な雲が現れた」というような話は、古くから世界各地で多数報告されており、21世紀になった現代においても同様である。このような報告をもとに、「地震雲」をさまざまな方法で活用した地震予知研究も行われてきた。
古くからの地震予知研究においては、地震雲の発生メカニズムがはっきりと解明されていなかったため、過去の地震雲の報告と地震の発生状況などを照らし合わせるなどして得られた、経験則や統計学的手法に基づいて研究や予知が行われた。しかし、科学の発達により地震雲の発生メカニズムを説明するような仮説も現れ始め、発生メカニズムに基づいた研究や予知も行われるようになった。現在のところ、前者の方法と後者の方法の両方が行われている。
身近にかつ手軽に観察できる「雲」を対象としているため、一般市民が参加した観測・報告による研究も行われている。また、公的な研究機関ではなく、民間による独自の研究も多い。地震雲の発生メカニズムを説明する説は提唱されているものの、科学的に合意が得られてはいない。また、地震雲による地震予知についても、手法はまだ確立されていないのが現状である。仮に手法が確立されたとしても、全天が雲となる曇天・雨天には判別不可能、また夜間には観測が難しいなどの難点がある。
地震雲について、日本地震学会は「地震研究者の間では一般に関係性はないとされているが、関係が皆無であると断言はできない」としている。気象庁は「気象庁では地震雲について科学的根拠が確認されていないため、関連性があるかについて回答はできない」としている。科学者や政府・行政の公式的な見解の背景には、『報告された地震雲の中には地震と関係のない雲も含まれており、その観測や報告には正確性について疑問が残るものもあるうえ、地震雲と地震との関係性が明らかになっていない現状で、「地震雲」を積極的に肯定することには弊害が伴う』という考え方があり、総じて否定的な見解が多く見られる。
ただ、「地震雲の情報が多数報告されている」という事実があること、僅かな地震予知の可能性に賭けたいという考えなどから、研究を行っている者もいる。一方、「地震雲」の情報がカルトや詐欺などに悪用されているという指摘もある。[1]また、「地震雲」はオカルトや疑似科学だとして全面否定する考えもわずかながらにある。
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地震雲は、活発なプレートの動きによって発生したプラズマによって発生すると言うことを聞いたことがあります。
2009/1/12(月) 午後 4:27