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今朝、電車の中で化粧をしている女子を見て思った。
「み、醜いのう・・・」と。
顔の造型のハナシではない。その精神が醜いと思ったのだ。
・・・やば、女子を敵を回しそうや。コレはアレやで。私なりの歪んだ愛情表現だから誤解せんといてな、な。
さて大学時代の私は因果なバイト柄、他人から化粧を施される機会が多かった。
化粧のプロである彼・彼女らは、自らの腕前を振るうためにそれはそれは私の顔を随分と柔軟に扱ってくれた。
ええと、分かりやすくいうとこんな感じ
まぶたをべろ〜ん、小鼻をふんが〜、鼻の下をびろ〜んとしながら、
顔を造り上げて行ったのだ。(え?余計分かりにくい?)
メイクの世界は男であっても語尾がおネエ言葉の人種が多いが、ごく稀に真っ当な素敵な男性もいる。
が、そんなイケメンに化粧をされる場合でも、私自身はべろ〜ん、ふんが〜、さらにびろ〜んだ。
これでは、「ロマンスの神様」は化粧ルームにもゲレンデにも舞い降りない。キャ、これまたおサムい♪
その影響か、私は公共の場はもとより、同姓が集う化粧室であっても化粧なおしはモジモジしてしまう。
びろ〜んを見られるのもイヤだが「今日けっこうイイ感じかも」という表情や思惑を見透かされているようで、
気恥ずかしさを感じてしまうのだ。
もちろんこれは自意識過剰というものだろう。みな、鏡の中の自分に夢中で、誰も私なんぞ見ていないからだ。
なお、私が化粧なおしをしないもう一つの理由は・・・とても涙なくしては語れない悲哀溢れる原因があるのだ。
・・・うん、メンドーだから。ちゅーだけなんだけどね。
さて、私のひねくれ理由のように、電車で化粧をしている女にも色々事情や言い訳があるだろう。
「だって、時間がないんだもん」「いいじゃん、見せる相手は別なんだから」など。
ところで、電車化粧女はだいたいはべろ〜ん、ふんが〜、びろ〜んはしていない。
時々、電車の中でも周囲を気にせずべろ〜んの域まで達しているヒトもいる。
が、それならそれであえて何も言うまい。コチラも相手に礼を払った対応をしようじゃないか。
つまり、動物園に行ったピクニック気分でキミのふんが〜をジロジロ凝視してあげようではないか。
大げさではなく、美しい化粧には繊細な指裁き、アーンド潔いびろ〜んは不可欠!
べろ〜んしないとコレ、目じりやら小鼻にファンデ詰まりまくり&マスカラは「ダマ」だらけだ。
人前でそんなガキのお絵かきのような仕事する位なら、10分早く起きるなり、スッピン万歳で来いっちゅーねん。
女子の一大勝負仕事である化粧を「いーじゃん、見られても」と言う無神経な精神の一方で
「びろ〜んは見られたくない」というウットーしい一抹の恥じらい。
そのアンバランスでハンパな精神が私には醜いと感じられてしまう。夏場だから気が立ってるで、今日は。
ついでに言うと、女は舞台裏で努力をすればするほど本番でも成功するという法則がある。
電車化粧女のような職人魂のないヤツは肝心な時に大失敗するんじゃ。
例えば本命の彼に「頬っぺたと首の境目、デーモン小暮になっているよ」という
吉本新喜劇のようなツッコミを入れられるか、さもなければ本命の前で鼻毛がびろ〜んの運命なんじゃ。
はっ。いかんいかん。また私の白魚の指が勝手にお上品すぎる文章を書いているようだ。
そろそろまとめに入ると、やはり女子たるもの「隠している部分」や「秘めた部分」がある程度あった方が、
モテ度は上がると思うのだ。
私の周囲の女子友達グループでこんな現象が起こった。
誰にでも明るくかわいいA子。しかし、A子よりも暗くて、容姿も地味なB子がなぜかモテてしまうことがある。
A子の方が女子の友達も多く、女友達は皆「なんでだろう?」と疑問を声高に唱える。
そんな時私は、ふとスカート捲りをする男の心理を思い浮かべてる。
(あ、ちなみに幼い男子が好きな子にちょっかいをかける、という心理を今回は指しているわけではない。)
男が決してパンツだけがだーい好きでスカートを捲るわけではない。
パンツを「隠しているモン」があるから楽しいのだ。
さらには、スカートをめくって女子が「きゃっ」と恥らったりするのが好きなのだ。
A子は良くも悪くもおっぴろげな性格だ。過去の男遍歴なども飲み会の場ではペラペラ話す。
むしろ自分からスカートをたくし上げたり、あるいはスカートを捲られたとしても
「今日は勝負パンツよ」などと動じないタイプの女子だろう。
そんな女子に対して、男子はスカート捲りに対する意欲が萎むのかもしれない。
隠れているから知りたいのであって、恥らうからこそ覗きたいのである。
チラリズムという言葉に代表されるそんな心理。
または、己の手で少しずつ障害物を剥がすそのプロセス自体を楽みたいという男子のロマン。
・・・タイで性転換をして「男女」になっているワシにはよう分かるぞ。
したがって、B子のように「こ、こいつはどんなツンパ履いてるんやろ」という想像を掻き立てる女子の方が、
A子よりも男としては「ソソられる」のかもしれない。
とはいえ、
「趣味は?」「さぁね〜、ふふ」「名前は?」「教えられないな〜、ふふ」 「血液型は?」「あててみて、ふふ」
というマダるっこしい女子もまた罪なのだ。
料理の隠し味は隠れているからいいのであって、下手にその存在を主張してはならない。
ナニゴトにも「いい塩梅」ってやつがある。
そのラインを超えると、むしろ逆効果だ。さらには不愉快だ。
スイカにかける塩は一つまみだから美味いのであり、沖縄岩塩を山盛りかけたってちっとも美味くはない。
このあたりの風情や情緒の分かる「男女」でありたい、わたし。
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