今日の私

ボケないための文章トレーニング中

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ついつい同じ本を借りてきてしまうので 借り出し記録としてつづります。
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http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WTNKc00JL._SL500_AA300_.jpg

理由あって飼えなくなった猫の 新しい飼い手を探す旅の物語です。

猫を一人称にした文章があるんですけど 期待を裏切らない猫キャラぶりで

リアル猫飼いである私は 「やっぱそう思ってんのよねー」と デレデレさせられてしまいます 笑

つまり 猫好きさんには 無茶苦茶 ツボ な物語です。

ただ 私の猫飼い人生から ありえないのではないか と思うのが 猫が旅好きなこと。

ここだけは やはりフィクションな ちょっと児童書入った感があります。

でも 猫好きさんには 想像(妄想?)上 こうだったらいいのになーの要素が散りばめられてて

読後 隣に寝そべってる 猫のどるちぇさんに 「こんな猫であってくれー」と 勝手に切望しちゃって

冷たい視線を返されてしまいました 笑

物語の設定自体が お約束なお涙ちょうだい系なんですけど そこに猫やら動物が関わってくるので

もうラストが近づくにつれて 涙涙で 号泣させられました。

猫好きさんじゃなければ そこまでではないかもしれませんが・・・苦笑

でも とってもいい本です。

子供にも 読ませたいです。


旅猫レポート / 有川 浩
文芸春秋 2012

a1.アリカワ ヒロ
http://www.poplar.co.jp/shop/bookimages/978-4-591-13621-8.jpg

傷んでしまった本を修復してくれるルリユール職人と その工房を訪れる人々との ちょっとせつないけど 癒される物語です。

ルリユールとは オーダーメイドで世界に一冊だけの美しい装丁の本にしたり 古くなった本を新しく装丁しなおしたりする職人さんのこと。

本が貴重品だった時代からの職人さんで 今でもヨーロッパにはその技術をもつ職人さんがいるのだとか。

たかが 本1冊だけど 持ち主によって 思い出もさまざまで その思いを汲み取って 本を再生していく・・・

まさに魔法をかけたかのように 美しい本に直してしまうのだそうです。

一回読んだ本を すぐに中古本として売り出してしまうようなことも当たり前な時代とは 隔世的な世界ですね。

この物語には どうしてもその本を修理したい人たちの想いが・・・

まっすぐばかりには進まない想いの数々が登場し 修復された本とともに その想いが癒されていく・・・

読み手の心も癒してくれる そんな本です。

優しい気持ちを取り戻してくれる 不思議な世界観が ここには漂っています。


ルリユール / 村山 早紀
ポプラ社 2013

a1.ムラヤマ サキ

『夢も定かに』一般書

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2BMd2lnYQL._SL500_AA300_.jpg

聖武天皇の御代に 後宮で勤務する女官たちの 仕事やら恋やらの物語です。

身分社会が徹底していて 女性は見下されている時代。

そんな時代に 家事以外の仕事を持って 働く女性たちの世界は とてもシビア。

女官の中でも 親の位によってランキングがされて 出世も左右される。

下級女官として出仕している女性たちにとって 

上司の女官はいい人ばかりじゃなくて なにかと見下してきたり 感情赴くままにあたりちらされたりもする。

そんな中で 仕事が嫌だと逃げることも難しく それじゃあ結婚して子供を持つことにも幸せを見出せなくて

自分はどうやってこの先 この世界でいきていけばいいだろうか。

悩み 模索して 次第にしたたかさを身につけていく。

なあんだ 1000年以上も前の女性も 今の女性も ちっとも境遇変わってないじゃん。

そして 今よりもずっと過酷な条件の中で 凛とした心根をみせてくれる彼女たち。

すごく素敵だと思います。

この時代に通じていないとわかりにくい点もあるかもしれないけれど 悩み多き女性にお勧めしたい本です。

女同士が いがみあってる場合じゃない。

「女は非力なだけにかえって、自分で守らねばならぬものが男より多い。」

「夢も定かに見られぬ身だからこそなお、自分たちは各々の生き方を全うするため、足搔き続けずにはおられぬ。」

私も 自分の信じる道を守りながら 足搔き続けなくては。


夢も定かに / 澤田 瞳子
中央公論新社 2013

a1.サワダ トウコ
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6104/9784163816104.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1

八咫烏(やたがらす)が支配する 架空の世界で繰り広げられる 后選びのお話です。

平安王朝をベースとしているであろう世界で 次期金烏(きんう いわゆる帝)のお后になるべく 4人の美女が競い合うのです。

もう キラキラしまくりだし ドロドロしまくりです。

でも こういうの嫌いではありません。

人間の表面だけじゃない部分 表に見せない本心 野心 諦心 執着心 など・・

十人十色に持つそれらが こういう場面だからこそ出てきて

完全に悪になりきれる人はいないんだと 人間に希望を感じさせてくれるからです。

あ この物語は あくまで 人間ではなくて 人間に化身している八咫烏という設定なんですけどね。

んー そういう設定からくる つじつまの合わなさが ないこともないのですが

それは もうファンタジーと括れば ありでしょう。

でも 大人のファンタジーです。

最初の方から 子供の気持ちで読んでいたら ものすごく裏切られてしまいます。

不憫なお姫様と王子様がめでたしめでたしではありませんので 笑

私は 四十路にもなりますが ラストに 今更に女の恐ろしさを感じてしまいましたから。


それから この物語には 続きではなくて 『烏に単は似合わない』の本線と まさに同時進行で進んでいる

裏の(いや こちらも十分本線なのだが)物語を綴っている 『烏は主を選ばない』 があります。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/517XzjcYEPL._SL500_AA300_.jpg

『単』はある意味 女の物語だったのに対して 『主』は男の物語です。

后選びをするべき中心人物(烏だが) その時どうしてた?というお話です(すごくわかりにくい説明・・・)。

先に書いた つじつまが合わないと思うような部分も これを読むことで つながるとこもあるので 並行して読むことをお勧めします。


この本のシリーズ 世間じゃあまりよい評判じゃないようなのですが 私は すごく気に入ってます。

美男美女がたくさんでてくる雅な世界は 基本的に大好物でして 笑

どちらの本も 最後の裏切りが やられたーと思わされるような それまでの文の持っていきかたも 隙がないと思います。

ここまで 作り上げられた この世界の物語をここで終わらせるのはもったいないです。

まだまだ 別の話を待ってます。

ひとつ 予定があるようです。 楽しみです。


烏に単は似合わない / 阿部 智里
文芸春秋 2012

烏は主を選ばない / 阿部 智里
文芸春秋 2013

a1.アベ チサト

『舟を編む』一般書

http://www.kobunsha.com/img/sys/book/cover/9784334927769.jpg

辞書を編纂する人たちの 完成までの物語です。

私は子供の時から 辞書を眺めるのが好きなので

辞書をつくるために細部にまでこだわっている 編纂者たちの様子に とても共感できました。

特に 辞書編纂に向いている人・・・というような内容になると まさに自分が当てはまるんですよね。

つまり 変人 笑

「電車からホームに降りたら、俺はわざとゆっくり歩くんです。乗客は俺を追い越して、エスカレーターに殺到していく。けれど、乱闘や混乱は生じません。まるでだれかが操っているかのように、二列になって順番にエスカレーターに乗る。しかも、左がわは立ち止まって運ばれていく列、右がわは歩いて上っていく列と、ちゃんとわかれて、ラッシュの気にならないほど、うつくしい情景です」

ここに美意識をくすぐられるとこが変人 笑

私は その変人の矛先を 図書館司書という こちらもまた地味だけど奥の深い職業に向けたんですよ。

数多の書籍が 書庫の棚にきちんとルールづけされて並べられているあの光景は 美しい 笑

だからって さすけの身の回り 整理整頓が行き届いているわけではありません。

ある特定の部分にしか それが発揮されないところが 変人たるゆえん 爆笑

それは置いといて この本を読んで 私は辞書編纂でも楽しめたなーと思わずにはいられませんでした。

言葉は生き物ですから テレビから流れてくる言葉 若者たちが使っている言葉・・・・

それらに常に耳を傾けて 知らない言葉に出会えば メモしていく。

ものすごく地味だけど 私には飽きない作業でしょうからねー。

そういう作業が ムリ と思う人も 文章のノリはとてもいいので 楽しめる作品だと思います。

同じように 改暦のために全力を注ぐ渋川春海たちを描いた『天地明察』と似たような話のもっていきかたで

後に読んだ『舟を編む』を またか という気にならなかったこともないのですが

地道に 自分の信じる道を まっすぐ進もうとする人の姿は やっぱり人の心を動かしますね。


舟を編む / 三浦 しをん
光文社 2011

a1.ミウラ シヲン

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