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「戎湯」岡山県倉敷市鶴形2-1-5
倉敷にコンサートに行ったついでに、銭湯に入ってきた。というか、検索するとここしか出てこない(他にあるのはスーパー銭湯)。以前に行った「橘湯」は潰れてしまったのだ。銭湯ではよくあることだが・・・。
この銭湯は、駅からも美観地区からもちょっと距離があり、検索しなければぜんぜんわからないようなところにある。駐車場は当然ないし、近くにコインパーキングもないようす。
つくりはかなり古く、2階に小さい電光看板がかかっている。脱衣場はロッカーも含めてすべて木製。
浴室はタイル張りではなく、全部石づくり。これもめずらしい。浴槽は2人入ったらもういっぱいになるサイズ。シャワーもなく、カランのみ。鏡広告は2つだけ残っていて、「純喫茶イレブン」と、「サンエス電器商会」。両方とも、局番は2桁。倉敷市の市内局番が2桁だったのはもう30年以上前のことなので、この店の古さからいえば当然のこと。
脱衣場にはなぜか演歌歌手のポスターが数枚(長浜ゆみって誰?)と、絵映画「の・ようなもの のようなもの」のポスターが貼ってあった。この映画は今年公開されたものなので、まだ新しい。
立派なひらめの魚拓も貼ってあった。これは平成2年9月3日とある。
とにかく非常に貴重な銭湯。倉敷市の銭湯は、ここと児島に1軒、下津井に1軒しかないのだ。児島と下津井は何が何でも行きたいが、なんとか夏までに・・・。
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おふろ
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「天徳泉」、杉並区西荻北4-24-5
阿佐ヶ谷の「名曲喫茶ヴィオロン」に行った帰りに、近所に銭湯がないかと思って探してみたら、あった。阿佐ヶ谷駅から歩いて5分もかからないようなところ。
ここは建築はそんなに新しくなく、外見はちょっとボロめだが、内部は違う。カランの数はとても多く、30近くあるのだが、休日のせいかほとんどが人で埋まっていた。浴槽は、7人くらいは入れそうな大きさだが、これもほぼいっぱい。どれだけ客が来てるんですか。さすがに東京の銭湯はおそろしい。
番台ではなく、フロント方式で、サウナの利用客からは200円取ってバスタオルを貸してくれ、ボディーソープと、リンス入りシャンプーもくれるので、これを使わせていただいた。
浴槽は41度から42度の間で、かなり熱め。自分は5分もがまんできなかった。しかし熱いのが好きな人にはよさそう。それはいいが、ここのサウナはスチーム方式。このスチームの出口が上の方にあるので、座っていると腰から下はぜんぜん熱くなく、首から上だけが熱いというまぬけなことになる。これはなんとかしてほしいもの。そういえば、サウナの客はあまりいなかった。
この銭湯の価値は、男湯と女湯のしきりにある大きなモザイクタイルと浴槽の上にある、これも大きなペンキ絵。モザイクタイルの図柄は、例によって山麓にある湖とそのとなりに建っているお城みたいな洋館。どこでもほぼ同じ図柄しか見ないので、同じ業者が作っているのかもしれない。
ペンキ絵は、春の桜が満開になっている場面が描かれている。富士山の絵みたいなはっきりした感じではなく、桜の木が風にしなって、桜吹雪が散りそうな景色。ちょっと動きのある画面だ。これはペンキ絵の職人がちょっと気合をいれている。
脱衣場においてあった、1970年代以前からあると思えるマッサージ機はちゃんと稼動していた。どこの銭湯にもよくあるのだが、ちゃんと動いているものはめったいにない。めずらしいものを見た。
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「加茂湯」、京都市北区小山西元町45
京都のお風呂をもう一軒。ここは地下鉄北大路駅をずっと北に行くか、北山駅をずっと西に行くか、いずれにせよ、歩いて10分ほどはかかるところ。北郵便局あるいは元町小学校の近く。
2003年に改築されていて、中は非常にキレイ。なぜか、「くまのプーさん」キャラのタイルが張ってある。なんの意味があるのかはなぞ。
浴槽は、入浴剤入り、泡風呂、ジェットバス、電気風呂とひととおりあって、さらにスチームサウナがある。ここのスチームサウナがポイント高いのは、サウナの中に水道の蛇口と手桶があり、熱くなると、水を自分で汲んで身体にかけられること。これでかなり滞在時間をのばせる。非常にありがたい。
さらに水風呂はかなりつめたく、小さな穴から製氷機でつくった氷が、コロコロと水風呂に落ちてくる。サウナでねばっていても、この水風呂に1分もいるとかなり身体が冷えてくる。そこでサウナと往復していると、1時間くらいは余裕だ。
出てからフルーツ牛乳を飲んだが、前に行った「平安湯」でも飲んでいたので、一日にフルーツ牛乳を2本も飲むというぜいたくをしてしまった。かなり極楽な気分。
この銭湯は、14時開店、3時閉店という驚異的な営業時間。しかも月に2日しか休まない。駐車場も6台分くらいあり、遠方から出かけることもできる。京都も銭湯が潰れているとはいえ、こういうところもあるのだ。うらやましい。
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「平安湯」、京都市左京区吉田下大路町22
京都に行ったので、せっかくだからあまり行かないエリアの銭湯を探索しようとしたが、これがけっこうたいへん。
まず、地下鉄東山駅を降りてすぐのところにある、「菊水湯」、京都市東山区三条通南裏白川筋西入土居ノ内町456、に行ってみたら、「2014年9月20日で休業しました」という張り紙。がっくしである。
京都市の銭湯組合が作成した銭湯マップがあるのだが、これは2013年2月末時点で作成されているので、そのまま信用はできない。しかも、このマップの地図は細部が信用できず、住所をグーグルマップにでも入れて確かめないといけない。
結局、信用できるのは、個人のサイト「お風呂屋さん的京都案内」だが、これも、廃業した銭湯がリストに反映されていないことがある(休廃業情報のところには出ていても、銭湯リストはそのことが書かれていない)。電話してから行くのがいちばん。
熊野神社前にある、「銀座湯」、京都市左京区吉田近衛町26の39、に行ってみたら、なぜかここも休み。休業ではないと思うが・・・。そこで、ここから歩いていけるところにある、「平安湯」に行ってきた。だいたい、錦林小学校から少し北に歩いたところにある。
ここは比較的新しく改築されたところのようで、非常に建築がきれい。入浴剤入りの浴槽、電気風呂、ジェットバス等、一通りそろっている。浴室は狭いが、けっこうお客は来ていて、自分以外に8人くらいはいた。
ドライサウナがついていて、これがかなり熱い。水風呂はまあまあの冷たさで、交互に入るとかなり気持ち良い。入浴剤入りの浴槽は温度が少し低め(40度くらい)で、ちょっと落ち着くと、こっちにも入れば長湯ができる。場所柄学生が多そう。京都大学のすく南になる場所。
錦林小学校の北は、定食屋やうどん屋が多いのだが、今でもあまり変わっていない。錦林小学校自体も、20年前くらいに改築しているが、もとのまま。特に運動場はずっと変わっていない。このエリアの銭湯は他と同じで潰れている店も多いのだが、なんとか保っているところも多いので、なんとか時間のあるときに行かねば。
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「改正湯」、大田区西蒲田5-10-5
今回、大田区、蒲田近辺の銭湯をちょっと偵察してきた。蒲田駅西口から、歩いて8分というところにある銭湯。
全体が集合住宅になっているビルの中2階にある。その下には半地下式になっている駐車場。この銭湯の客が止められるのかどうかはわからない。この銭湯は自前のサイトを持っているので、見ると歴史がわかる。
昭和4年創業となっているが、3年前の2011年12月に改築されていて、ほぼ新築。フロント式の入口も、脱衣場も、浴場、設備、すべてが新しい。非常に気持ちいい。
ここの特色は、まず「黒湯」。これは蒲田周辺の銭湯でしかみないもので、本当に黒いお湯。10cmくらいしか透明度がない。この銭湯の説明では、この近くで湧いている、炭化物(フミン酸)の色が出ているお湯で、一般には「モール泉」といわれているもの。ここ以外では見たことがない。
次の特色は、浴槽が完全分割されていて、それぞれ温度が違うこと。この銭湯はサウナがないが、温度違いは非常にありがたい。41度ちょっとの熱めの浴槽と39度強のぬるめの浴槽があり、交互に入っていると非常に気持ちよく、長湯もできる。サウナがなくても、十分気持ちいい。
3番目の特色は、壁一面を覆う、豪華なモザイクタイル。図柄は、広島市の「泉湯」とほぼ同じ、湖畔に西洋風のお城が立っているというもの。しかしこちらのお風呂は壁の面積が大きく、男湯と女湯にまたがって一面モザイクタイルで覆われているので、大迫力。とても豪華。
東京でも銭湯はどんどん減っているが、場所によっては建て替えしてでも続けられるところもあるのだ。これは田舎とは違うところ。客としては、新築できれいで設備がいい銭湯が気持ちいいにきまっている。
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