十分に摂取しにくい栄養素を補う「補食」としての意味があるけれど、 このことは、残業などで夕食が夜遅くなるビジネスパーソンに とっても同様。 二葉栄養専門学校教授の小川万紀子さんは、「昼食と夕食の間が 開きすぎると、空腹のあまり食べ過ぎになりがちだし、体も飢餓 状態になるため糖質や脂肪を吸収しやすくなる」と指摘する。 実際、血液検査で中性脂肪値が高い人には、夕食が夜遅い人が 多いという。 これは、カロリーが消費されにくい時間帯に食事をするため、 余分なカロリーが中性脂肪の形で蓄積されてしまうから。 したがって、夜9時以降など、どうしても夕食が遅くなってしまう ような人は、過度の空腹を抑え、食べ過ぎを防ぐという意味でも、 適度な間食を取ることには意味があるという。 ただしこの場合、小腹がすいたからといって、甘い饅頭やケーキ、 チョコレートなど、カロリーの高いお菓子を食べるのは好ましくない。 「あくまで夕食の一部としての感覚で、パンやおにぎり、あるいは ざるそばなどを取るとよい」と小川さんは話す。 その分、後で食べる夕食では、これらの主食を軽めにすればよい。 ヨーグルトなどの乳製品や果物なども、外食で不足しがちな 栄養素を補うという点でお勧め。ただし、「おやつとしては、 次の食事にひびかないよう、せいぜい150〜200キロカロリー 程度を目安にしたい」と小川さんはアドバイスする。 また、お菓子だけでなく、缶コーヒーやコーラなど糖分が多く含まれる 嗜好飲料にも注意が必要。こうした飲料は甘いお菓子と同じで、 カロリーは高いものの、ビタミンやミネラルなどの栄養素は まったくといっていいほど含まれていない。 「生活習慣病を防ぐためにも、もし缶コーヒーを2本飲むならば、
そのうち1本は牛乳や野菜ジュース、100%果汁ジュースなどに 切り替えてほしい」と小川さんは付け加えている。 |
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