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南京大虐殺をパール判事は事実と認めた。 そして、田中正明は改竄した。

以下は、中島岳志著(北海道大学 公共政策大学院 准教授)
「パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義」
白水社 ¥1800− 2007年発行
に、大部分拠っています。是非、購入して、一読をお勧めします。
パール判事の人格の素晴らしさに触れることが出来ます。至福の時です。

●田中正明は改竄を行う。パール判事の場合も。松井石根の場合も。
なぜ行うのか?それは、歴史の真実を知ろうとしていないからである。
だから、歴史家としては、失格であり、田中正明を土台に構築する人は
全てウソの上に乗っているので崩れ去る。

(1)パール判事は、日中戦争を「戦争の規模に達していた」と主張し、
東京裁判では<日中戦争以降を>審議の対象とすべきと訴えた。

一方、田中正明は、ウソをつき、
“「パール判決書」には「本裁判所における管轄権は、1941年12月7日以降、
日本降伏までの間に起きた、いわゆる太平洋戦争中の戦争犯罪に対してのみ
限定すべきである」と記載されている。“
としている。(田中が正しいか?パール判事が正しいか?明確である。)

これは明確な田中正明の改竄であり、パール判事の主張を著しく歪曲している。

なぜ田中正明は、ウソを言う必要があったのか!
それは、日中戦争が、日本の自衛のための戦争ではなく、
中国領土を奪うための侵略戦争だったことを、田中正明自身は知っていて、
どんな理屈をつけても、自衛戦争と言えなかったからである。

(2)更に、田中正明は、自分に都合の悪い、(田中の考えを否定する)
次のパール判事の批判を読者に隠している。

パール判事の激しい批判:
・張作霖爆殺事件は「無謀でまた卑劣である」「殺人と言う卑怯な行為」
・満州事変を「非難すべきもの」
・満州国建設を「手の込んだ政治的狂言」
・南京虐殺やフィリピンでの虐殺を事実と認定し「鬼畜行為」と批判

パール判事は、英国が自分の祖国インドを植民地支配しているのと
日本がニセ満州国を建設し植民地支配しているのを、重ねて同列に見ている。

田中正明は、自分に都合が悪いので、これらを一切触れず、読者に隠している。

この部分は「パール判決書」の最も重要な論理展開の場合であり、
このパール判事の明確な価値判断を示すものであり、
これを意図的に隠すのは、極めて大きな問題がある。
日本人に対しても、犯罪行為である。

つまり、この田中の行為は「田中正明の価値判断」と「パール判事の価値判断」と
が明確に異なっていることを知っており、パール判事が田中正明を否定するので、
「パール判事の価値判断」を隠した訳です。
このような田中正明は、パール判事を紹介する資格はない。

(3)パール判事は、判決書の中で、
・「東条一派は、多くの悪事を行った」
・「日本の為政者、外交官および政治家らは、おそらく間違っていた」
・「自ら過ちを犯したのであろう」
と言明し、日本の為政者に道義的責任があることを明確に示している。

だから、パール判事の主張を、次のようだと言うのはウソである。
・「日本の為政者には一切責任がない」
・「日本は道義的にも無罪」

田中正明の「パール博士の日本無罪論」は題名からして、ウソである。

●パール判事は、1966年10月1日(敗戦後21年)80歳に再び日本に来た。
そして、次の様に演説しています。
「私は今でも確信をもって、自分の判決書に書いてあることが間違いないと
いうことを断言できます。」

更に、A級戦犯の賀屋興宣や荒木貞夫や、A級戦犯容疑の岸信介を前にして
「あの戦争裁判で、私は日本は道義的には責任はあっても、法律的には責任はない
という結論を下しました。」と本人の眼の前で言っています。

つまり「日本の為政者に、当時の国際法では、法的責任は問えないが、
道義的責任が存在する」ことを端的に、A級戦犯本人の前で述べている訳です。
これが80歳のパール判事の信念です。
その2ヶ月後、パールはカルカッタで死亡する。

●田中正明は、パールの息子プロサント・パールをも騙した。
そして、東条英機の映画「プライド 運命の瞬間」を作った。
息子プロサント・パールは、すぐさま抗議の手紙を書いた。
田中正明から返事が来たが、それは息子プロサント・パールにとって
「屈辱的な裏切り行為」以外の何者でもなかった。

これは、東条英機の映画「プライド 運命の瞬間」がパール判事を騙して
いることを示している。恥知らずな映画である。

●日本の右翼に、パール判事の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい。
日本を、崩壊の崖っぷちに導いたのは、日本の軍隊です。
再び、日本の右翼が日本を滅ぼす道に導いています。
若い人が騙されている。憂国。

なんとしても絶対平和主義者のパール判事の意思を伝えたい。
それが、アジアの平和を作り出すことになる。と確信する。


==========

『ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景』(2002年、中公新書ラクレ)
『中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義』(2005年、白水社→白水Uブックス)
『ナショナリズムと宗教―現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム運動』
(2005年、春風社→文藝春秋ライブラリー)
『インドの時代―豊かさと苦悩の幕開け』(2006年、新潮社→新潮文庫)

『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』(2007年、白水社→白水Uブックス)

『朝日平吾の鬱屈』(2009年、筑摩書房 双書zero)
『中島岳志的アジア対談』(2009年、毎日新聞社)

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satoatusi2006さん>
ゲストブックにも書きましたが、パール博士は、田中正明氏が「日本無罪論」を発刊するにあたり、全幅の信頼を寄せていました。
パール博士の真意を履き違えるような人物を、博士は信頼するでしょうか?
中島岳志氏の「パール判決」の改竄については、小林よしのり氏の「パール真論」に詳しく書かれています。バッサリです。
→参考:http://blogs.yahoo.co.jp/mihhytheguitarist/43844431.html

2008/7/5(土) 午後 11:15 [ Mitsu ] 返信する

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大体、小林よしのり等の言うことを信じているのですか?
まともな歴史の本を読んで、小林よしのりの言うことが正しいのか、
裏付けをとる必要があります。

上海事変の爆撃で、駅で泣いている子供を「やらせだ」と言っているようでは信用できない。前に紹介したURLを見て確認して下さい。
それが理解できないようならここで議論してもしょうがないと思います。

2008/7/6(日) 午前 0:37 [ イエスちゃん ] 返信する

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が、頑張れー☆超頑張れー☆

全力で物陰から応援しています。

また、コメント書き込みにきま〜す♪♪ 削除

2008/7/6(日) 午前 4:42 [ ★ことみ★ ] 返信する

satoatusi2006さん>若干長文となりますが、コメントさせていただきます。

中島岳志氏は、田中正明氏を松井石根大将の日記を900カ所以上も改竄したとして、信用ならない人物だとしています。その一方で中島氏の本は、田中氏の「平和の宣言」から45カ所以上も引用しています。「田中正明氏は信用ならない人物だ」と酷評しておきながら、自分の主張に都合の悪い箇所を切り捨て、都合の良い部分を引用するとは、これを出鱈目と言わず、何と言いましょうか?学者としての良識を疑います。(続く)

2008/7/7(月) 午前 0:30 [ Mitsu ] 返信する

田中氏の「改竄」は、田中氏が松井石根の陣中日誌の全文を出版したことに端を発します。
田中氏の「改竄」を指摘したのは、南京事件研究家の板倉由明氏でした松井石根の日記の原文を見ると、古文書のような走り書きの漢文調、独特の文体であり、素人にはとても読めたものではありませんでした。
田中氏は、これを専門家に任せることをせず、自ら解読したわけですが、板倉氏の指摘によりますと、「両師団の戦況」→「各師団の戦況」、「第六師団」→「第三師団」、「蘇州又は」→「蒋介石ハ」といったように、誤読によるミスと思われるものが多くあります。
もちろん、史料編纂としては問題があることに間違いはありません。また、松井石根が「自分の精神が軍隊に徹底されない」「軍紀・風紀の乱れが回復しない」などと嘆く部分が丸々1ページ欠落していることなどは、重大と言わざるを得ません。

2008/7/7(月) 午前 0:31 [ Mitsu ] 返信する

(最後)
しかし、板倉氏の指摘は「送り仮名、漢文表記まで含めれば、その異同はおよそ900カ所以上」というものであったのですが、その後、900カ所全てを「改竄」とミスリードする話(朝日新聞、本田勝一による、田中氏を敵視した記事が発端)が一人歩きすることとなりました。

なお、上海駅に一人残され泣き叫ぶ赤子の写真は、その赤子をホームに置く男の写真などが残っており、明らかにヤラセであることがわかります。ところでこの写真は、「南京事件」での証拠写真として使われることがありますが、これは「改竄」とは言えませんか?

2008/7/7(月) 午前 0:33 [ Mitsu ] 返信する

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>パール博士は、田中正明氏が「日本無罪論」を発刊するにあたり、全幅の信頼を寄せていました。

ソースは?

>その一方で中島氏の本は、田中氏の「平和の宣言」から45カ所以上も引用しています。「田中正明氏は信用ならない人物だ」と酷評しておきながら、自分の主張に都合の悪い箇所を切り捨て、都合の良い部分を引用するとは、

そもそも、田中が自分の主張に都合の悪い箇所を切り捨て、
都合の良い部分を引用するような人物だから、
都合の悪いところに真実があるんじゃないの?w 削除

2008/7/13(日) 午後 2:18 [ ] 返信する

あさん、はじめまして。
パール博士が、田中正明氏を信頼していたとのソースは、小林よしのり氏の著作からです。最新作の「パール真論」には、パール博士からの手紙も掲載されています。
また、「平和の宣言」はパール博士がサンフランシスコ講和条約発効後に再来日した際の講演録を中心に構成されています。
これには、中島岳志氏が指摘するような改竄はなく、パール博士もこの講演録の発刊にあたり、田中氏に「私の講演をあなたのお好きなように活用、出版することを無条件に許可します。」と手紙にしたためています。
それよりも、人にものを尋ねるのであれば、もう少し礼節をわきまえてはいかがですか?しかも、人様のブログですよ。

2008/7/13(日) 午後 11:22 [ Mitsu ] 返信する

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それなら、徹底的に伝えてくれ! 不可能かもしれないが、漢民族に絶対平和主義なるものを植えつけろ。
パール判事がA級戦犯本人の前で…いうのは嘘だ!
まず、パール氏の見解では戦犯は居ないとしている。そして現実にも、世界の公式見解として全ての戦犯が赦免されている。ついでにいえば、朝鮮人の戦犯も皆無なのに

2008/7/18(金) 午後 11:51 [ IB ] 返信する

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パール判事が「日本無罪論」であったのか、無かったのか?は
粗雑な議論です。
そこから田中正明の意図的なすり替え、誤魔化しが行われています。

mihhyさんの「日本」が「無罪」である「論」が、「厳密のは何を意味するか」を、教えてください。
パール判事は、「A級戦犯の個人」が「事後法に対して」「法律論として無罪である」と言っているのであり、更に、
「日本という国」が「南京大虐殺や死の行進などの、通常の戦争犯罪を犯し」それに対して「道義的責任がある」と論じているはずです。
mihhyさんもそれは認めますでしょう。
更に重要なのは、欧米の植民地政策を批判し、日本もそれを真似て行っており、それを批判しているでしょう。

先ずは、小生は、ここでは、
「パール判事が、『南京大虐殺はあった。
それは、通常の戦争犯罪であり、裁かれるべきである』と
いう見解であった」ということを確認・確立したい。

2008/7/29(火) 午前 3:56 [ イエスちゃん ] 返信する

satoatusi2006さん、こんばんは。
「パール判決書」では、「A級戦犯」とされた人々の行為は、個人としての行為ではなく、国民から選ばれた政府機構の一員として行なったものであるから、国家の行為であるとしています。
その「A級戦犯」を裁く法が存在しないということで、「被告人全員無罪=日本無罪」となります。

2008/7/29(火) 午後 11:52 [ Mitsu ] 返信する

(つづき)
「東京裁判」においては、「共同謀議」が最大の争点でありました。
つまり、『戦争犯罪を「命令、授権、許可」したのか』『これを阻止しなかった不作為責任があったのか』が争点であり、犯罪事実そのものの有無が問題ではありませんでした。
その上で、弁護団も「共同謀議」の事実はないとの基本方針のもとに弁護がされ、「南京暴行事件」等の個別の戦争犯罪については、その事実の有無を争っていません。
もちろん、その後の歴史研究により、「南京大虐殺」が虚構であったことが明らかになっており、少なくともパール判事も、「東京裁判」におけるマギー神父ら証人の陳述を受け、「曲説とか、誇張とかを感ずることなく読むのは困難である」などと疑惑の念を隠していません。

2008/7/29(火) 午後 11:52 [ Mitsu ] 返信する

(最後)
それで、最も重要な点についてお尋ねします。「パール判決書」の中で、どこに日本の「道義的責任」を追求している箇所があるのか、お示しください。
「パール判決書」の中でですよ。

2008/7/29(火) 午後 11:53 [ Mitsu ] 返信する

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ちょっと待てよ
田中正明がパール判事が南京虐殺認めたのは事実だけどそれだけで南京で虐殺があったというのは無いだろ
写真一枚もないし
東京大空襲や通州虐殺は写真があり嘘もない

2008/7/30(水) 午前 8:58 [ - ] 返信する

satoatusi2006さん>

その後、「パール判決書」の中で、日本の「道義的責任」を追求している箇所はみつかりましたか?

ご返答いただきたいと思います。

2008/8/10(日) 午前 0:31 [ Mitsu ] 返信する

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未だに満州虐殺がないとかって一年まえでも大差ないな。
どんだけウヨ系HPだけみてるんだろう。

ないとかいってた右翼系論者ももはやないとか言ってる人間はいなくなり、人数は少なかったっていうフォロー系に必死に回ってるのに。
在特会系のネット中心のキチガイぐらいなのに・・・なかった論は。 削除

2009/9/13(日) 午後 6:40 [ のらねこん ] 返信する

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2014/10/8(水) 午後 5:06 [ hir**abe2*00 ] さん
<田中正明>はまったくの<ウソつき>です。
鵜呑みにしてはいけません。

南京大虐殺の<総>司令官の「松井石根の日記」を出版しましたが、
<都合の悪い所を><大幅に削除・追加>しました。
<歴史史料を改竄する>
つまり、<歴史家も含め、日本国民を騙す>ことを、平気に実行した人物です。
それをウヨクが平気で利用する。決して騙されてはいけません。

パール氏は、<インドを英国から植民地されている恨み>で眼が眩んでいます。
日本も、英国も、米国も、植民地支配、植民地獲得戦争を弾劾します。
ただし、B級戦犯、日本の戦争犯罪はキチンと認めています。

そして、戦後日本に招かれた時、憲法9条の戦争放棄を絶賛しました。
これは、ウヨクは黙っている。

だから、以下は、誤まっています。
『古本屋で文庫本の「パール判事の日本無罪論」を購入したのだが、中韓の主張を鵜呑みにする連中が
<田中正明>氏を批判するということは、
知られたくない事実が書かれているわけだな。楽しく読めそうだ。』

2014/10/9(木) 午前 5:24 [ イエスちゃん ] 返信する

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2014/10/9(木) 午後 7:40 [ IB ] さん
お久しぶりです。
まだ、生きていましたか!
パール氏に対して、研究書がいろいろ出ています。
そして、<ウヨクが都合の良いように利用する>人物でない、
ことが明確になっています。

先ず、<田中正明>氏は完全に信用できない人物である、
この事は、松井石根日記の<歴史史料の勝手な改竄>の犯罪で明確です。
それでもウヨクは利用する。ウヨクも
共犯者です。お仲間です。

『何のことはない。
君に言わせればパール判事さえも「嘘つきの悪人」ということか


「ウソつきの悪人」と言っていません。
重要な事は、インド政府自身が、パール氏の見解は、
インド政府が支持する見解でない!
としている事です。

2014/10/10(金) 午前 5:36 [ イエスちゃん ] 返信する

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