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けっして度を越したものであってはいけないというのは言うまでもないことなんですが、かといって、なんでもかんでも、極端すぎるくらいに「自然を大切に」とか「動物を大切に」では人間の生活が成り立たなくなってしまうのも事実でして。
「自然を大切に」って、例えば台風や地震や津波をどうやって大切にするの? という皮肉めいた笑い話もあるわけですが、それは置いといて。
人間の生活が成り立たなくなってはどうしようもないわけですから、こういったときに優先されるべきは、もちろん場合にもよりますけれども、人間であっても仕方がないというときがいくらでもあるんだ、ということとして生活していくべきだとぼくははっきり思っているんですが、人はときとして極端に走りがちです。
都内でカラスに餌やりをつづけている、ぼくに言わせれば大バカ者そのものの夫婦のことをテレビでやっていました。モザイクがかかっていて顔は分かりませんでしたが、50代半ばぐらいの夫婦だったでしょうか。敷地の中に餌をまき、そして餌が大量に入った大きなリュックをしょって夜中にうちを出て、神社や公園などの森の中に餌をどっさりまいているといった状況。
うちの周辺にも公園にも大量のカラスが寄ってきて近所迷惑この上なく、10年来のこの状況に付近の住民はもはやノイローゼ気味。
かといって区や都に「餌やり禁止条例」みたいなものをつくる気配はみじんもなく、その夫婦に対しては「ねばり強く説得していきます」というだけの対応。当然、行政からの説得など意味をなさずに夫婦は餌やりをつづけていて、住民は夫婦に対しても行政に対しても爆発寸前、、、てな内容。
番組リポーターが「住民のみなさんの生活圏が脅かされているんですよ」と迫っても、「こっち(カラス)は生活圏どころではなく、生存権そのものが脅かされているんです」と夫婦のだんなが反論。カラスを死なせてはいけないんだと、人権侵害ならず「鳥権侵害」を持ち出してくるわけです。
いつの時代にも、どこの世界にも倒錯した人間はいるものですね。
ヒトの生活よりもカラスの生存権だと、本気で言ってる人間。
今回は何となく見てしまいましたが、こういった「大バカ者」を扱う番組は基本的に見ないようにしています。なぜならば、見ていて絶対に腹が立ってくるから。腹を立てた分、せっかくのくつろぎタイムを害されたような気がして、大損した気分になってしまうからです。
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