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ブログに来てくれた看護師さんから指摘されて思い出した。それは森田療法。精神医学の教科書でも、日本独特の精神療法としては、よく森田療法と内観療法が紹介されている。「ネーミングからして、かっこわるー、センスねー、ダッセー、宗教クセー」と思ってた。でも僕はヒマな学生時代に、「武士の情け」と思い、森田療法創始者の森田先生の伝記を読んでやった。ほれた。「チョーカッコいい!サイコー!フロイトやらユングやら、西洋かぶれの連中の精神科医どもめ!医者になったら「森田医師の鉄砲玉」であるオレさまが一刀両断で斬ってやる!」僕は浮気者だ。
森田先生は自分自身が病気もちだった。精神科医になって西洋から輸入された精神分析を一生懸命に実践したらしい。ところが全然効果が無い。先生は考えた。「コレって西洋人にしか効かないんじゃない?日本人仕様の精神療法が必要なんじゃない?」そこで彼は自分でそれを創った。日本人の日本人による日本人のための精神療法、森田療法。そう、森田先生は、日本精神医学界のリンカーンなんだ!そしてリンカーンは自分で創った精神療法で、自分の病気も治しちゃった。すごーい!天才!
「たとえばですねー、頭がちょっとだけ痛かったとしますよー。そいで、『あー頭が痛いなー』って注意を傾けるとー、注意を傾けたことによってー、頭に神経が集中するわけですよ。するとですねー、頭の感覚がよりビンカンになってですねー、より痛みが強く感じられるってワケです。で、こうなるとますます『んん、頭が痛くなってきたゾ?!』ってなって、より頭に注意を傾けちゃって、神経が集中して、感覚がビンカンになって痛みが強くなって・・・って悪循環になるんです。それを治すためには、そういう悪循環になっちゃってる気持ちの方は放っておいて、こだわりを捨てて、今すべきことをする、今すべきことをコツコツするってのが大切でしてね。そうしていると気づけば悪循環・こだわりはどっか行っちゃってるってまあ、そういうカラクリなんですよ。これは日本の誇る精神科医であります森田先生が編み出した手法でありまして、そもそも森田先生はですねえー・・・」
・・・こんな風に説明すると、多くの患者さんが「へーへー」ボタンを連発してくれる。そして次に「いや、先生、おもしろい話をうかがわせていただいたけど・・・そりゃあ、分かっちゃいるけどさあー、なかなか、そんなにうまくはいかないよー」と反論を食らい、「ですよねー!」と笑顔で返す。ちょっとひきつっちゃうけど・・・。説明に自信をなくして、「じゃあ、とりあえず本でも読んで!」と森田療法の本を紹介し、読んでもらっても効果はイマイチ・・・
正式な森田療法は入院して行う。それを外来で、本で得た知識だけで、口頭で行うことに無理があるのだろう、あるいは僕の説明が見当違いなのだろう。森田先生の生きた時代は、勉強しようにも資料を入手するだけでも大変だったそうだ。しかも原著・・・僕はネットやら本やらで手軽にいろいろな勉強ができる時代に生まれた。翻訳本もいーっぱい!それで僕は、西洋から輸入された新しい手法を次々を吸収しようとするのかもしれない。「最先端!エレガント!」ってね。・・・いけないいけない、もっと自分で考えなくちゃいけないのかもしれない。リンカーンに見習おう。日本精神医学界の、偉大なリンカーンに。
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心理学を30年以上研究している元彼が以前、アメリカ人研究者と一緒に夢のクロスカルチャー分析をしたんです。すると日本人しか見ない夢のパターンがあることがわかったそうです。やっぱり文化や宗教など日本人と西洋人は全く違いますよね。。。
2005/9/1(木) 午後 9:05 [ - ]
うおおお、そうなんですか!もし、もしも、ブログに公開してもいいことなのであれば、日本人特有のパターンの内容をちょびっとだけでも教えていただければうれしいです。
2005/9/1(木) 午後 11:58
ワトソンさん、名前アイコン、めっちゃかっこいいね〜(笑)元彼にちょっと聞いてみますね。で、話が長いようであれば、私のところで記事にします。夢の分析には私も協力したんですよ。友達にも頼んで、見た夢を200〜400字でまとめてもらって。。。こういう研究っておもしろいですよね。
2005/9/2(金) 午後 9:57 [ - ]
森田療法ですか、3カ月くらい入院して行動療法やるみたいですね。 退院直後は治癒しても、百鬼夜行の現実社会でやってけるんでしょうか。 でも治癒方法の原理は知りたいものてす。
2005/9/3(土) 午前 10:12 [ 湖南 ]
どうも初めまして。湘南さん。森田療法では、一定期間、何もせずにひたすらゴロゴロした後で、強迫観念や自動思考などいった頭の中は何も操作せず、抵抗せず、そのまんま放っておいて、日々の日常生活をひたすらこなすってことをするようなんです。だから行動療法とはちょっと違いますよね。で、やってることが現実社会と直結していますから、湘南さんが心配している点については、僕は、もっとも心配無用な療法ではなかろうかと思っています。
2005/9/3(土) 午前 10:56
僕の同僚が学生時代に、森田療法病棟を見学したことがあって、そこのDr.はみんなすこぶる元気でハツラツとしていて「森田療法は効くぞお!一緒にやらないかあ!うお!俺は森田療法やってて良かった」って言ってたらしいです。森田療法の性質からしてなんとなく分かる気がしますよね。
2005/9/3(土) 午前 11:00
治癒方法の原理としては悪循環にこだわることで、悪循環にエネルギーが注がれていたのが、日々の日常生活に専念することで、そっちにエネルギーが注がれて、悪循環へのエネルギーが枯渇するから・・・ってイメージでとらえていますが・・・・って、森田療法の本を復習してから書き込めよ!・・・・ってちょっとめんどいからサ・・・ってダメじゃん。何て書いてあったっけ?森田療法ではちゃんと説明されていた記憶があります。だ、だいぶ遠い記憶ですが。
2005/9/3(土) 午前 11:04
森田療法。本質や原理が大事だと私は思ってます。もちろん手技も大切ですが。森田正馬の概念は実は日本人の中にかなり入り込んでいると思います。アイドル歌手や格好いいバンドの中の歌詞です。皆が共感する歌詞の中に色々と入ってます。無意識森田療法ですかね?笑。歌詞の話はjokeじゃないですよん。
2005/9/12(月) 午後 9:48 [ l*ig1h*t2k ]
こん**は、時間があったら見てみます。
2005/9/15(木) 午前 7:55
関連するのを私もかつて書いたので、TBさせて頂きました。日付を見てびっくり!!!同じ日だったんです。8月30日。びびる・・・。偶然の中の必然か。汗。こわいわ・・・。笑。森田正馬の見解は、わとそん君のが深いです。はい。
2005/9/24(土) 午後 9:33 [ l*ig1h*t2k ]
えええ〜!!!ホントだ、ホントだ、すご〜い!!シンクロニシティーが起きてる!!こーゆーこともあるんですね〜。
2005/9/25(日) 午前 1:10
森田療法、きら〜い。森田療法、こわ〜い!!!理由は、私のファン限定記事の「はあぁ」をお読みください。でも、基本的に森田さんの言ったことは納得しますです。大原健士郎氏の『心が強くなるクスリ』は確かにソラナックスより効いたし(笑)。要は、通院で言葉だけで森田療法を無理やりすることが問題なのかも・・・。それとも、あの藪井竹庵殿が悪いだけかな・・・。
2005/9/25(日) 午後 11:56 [ - ]
はうう、sanakazuraさん、後日、じっくり読みに行きますので、しばしお待ちを・・・
2005/9/26(月) 午前 1:04
「はあぁ」ってどこにあるのか、分かりませんでした。もうちょっと細かく教えてください。すいません。
2005/9/27(火) 午前 2:21
[http://blogs.yahoo.co.jp/sanakazura17/11188289.html はぁあ]←これと、[http://blogs.yahoo.co.jp/sanakazura17/11410901.html はぁ?]←これと、[http://blogs.yahoo.co.jp/sanakazura17/11879725.html タブー]←これを読むといろんな精神科医に出会っては挫折してきた私の遍歴が解るでしょう。。。ついでに、「精神科医」であればどこそのだれさんなのかも判っちゃうかも。。。伏字ですが・・・。長文注意です。あんまり熱くなって脳内血管をプチっとしないように、アイスノン片手にお読みください。
2005/9/27(火) 午前 10:23 [ - ]
了解です。なんかドキドキですね。今日中に見れるかどうか分かりませんが、少なくとも、今週中にはちゃんと拝読させていただきますね。
2005/9/27(火) 午後 6:14
森田療法かぁ・・。森田先生ってすごいよね。(´ェ`)考えて行動とかではなく、まず行動かぁ・・・。神経症だったんですよね?森田先生。
2005/12/7(水) 午後 7:40 [ - ]
さゆりさん、そうなのです。森田療法では日本人に多い神経症として森田神経症っていう病気を提案しているのですが、まさにそれこそ森田先生自身が抱えていた病気だったようです。
2005/12/11(日) 午後 4:00
ワトソンさん、炸裂しちゃいましたが、まだまだ未熟ものの独り言ですが、TB
させていただきます。。
2009/4/7(火) 午前 1:16 [ - ]
うほほ。TBをサンクスです。ほいじゃあちょっくら・・・
2009/4/25(土) 午後 9:56