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自転車で小さな旅
和歌山県に単身赴任中です。

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11月4日

天気予報は西高東低。北の風4メートルで日中の気温は19℃といよいよ秋も深まってきている。
でもベランダから差し込む日が暖かく、『海でも見に行こうかな』とペダルを踏み出したのは12時になっていた。

加太に向かおう。
紀ノ川をいつもの河西橋で渡る。

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南海加太線でピンクのめでたい電車とすれ違う。
奇数月はピンクで偶数月はブルーが走るって言ってたっけ。

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加太港では『加太の紅葉鯛まつり』が開催中。
加太おさかな創庫前に大漁旗が靡き、ステージでは演歌歌手のコンサート中だ。
一本釣りで上がった鯛の料理が販売されているとの事だったが、この時間じゃちと遅い。

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大川を越えて岬町へ向かう。
海の色が変わった。そんなところにも季節の変化を感じる。

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海を渡って来る北風はどんどん強くなって白波が立つ。
海岸線は風速10メートル位なんじゃないかな。

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北の空は冬の黒い雲。
ますます北風が強まって、薄手の長袖アンダーでは辛いくらいだ。
休むと寒いので、ペダルをこぎ続けるしかない。

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行先を決めてないので、15時になったら引き返そうと決める。
阪南市の男里川に架かる、南海本線の男里川橋梁を見に行く。
10月22日の台風21号で鉄橋の橋脚が洗没した場所だ。

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南海電気鉄道は日本最古の民間鉄道会社で、なんばから尾崎駅間の開通は1897年と120年も前だ。
今回、不通になった下り線は1918年の複線化時に設置された物だが、それでも100年の歴史があるレンガ橋台だった。

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ここで15時。
さっきまで憎らしかった北風に背中を押してもらって、雄ノ山峠を越えて帰った。

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ルートラボ  約75キロ走行











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