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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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10月4日
 
キンモクセイの香りに池本元光さんのタルーゼ号が見たくなった。
私のサイクリングの原点はタルーゼ号を見た事だと思う。
池本元光さんは1947年生まれ。日本で初めて自転車で世界一周した人物。
その時の自転車が4サイドのキャンピング車『タルーゼ号』
(自伝によると、『やったるぜ!』の意味だそうだ』

私が小学5年生の秋に父親の会社の慰安行事で大阪府河内長野市にある関西サイクルスポーツセンターを訪れた。
そこに展示していたのがタルーゼ号。1968年から72年まで4年4か月、走行距離41840キロの世界一周を終えた池本さんは74年からKCSCに勤務していた。

冒険とか探検なんて刺激的な言葉にワクワクしていた子供心に、使い込まれた重装備のキャンピング車はズッキューンでした。
その記憶がキンモクセイの香りと一緒に刷り込まれています。
 
今は堺の自転車博物館サイクルセンターに展示していますので、久しぶりに行ってみました。

両親宅のある富田林をスタートして狭山池へ立ち寄る。
日本書紀や枕草子にも名前が出てくる日本最古の堰堤式ため池。
もちろんダムカードもあります。狭山池博物館は安藤忠雄先生の設計。

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堺へはいつもの西高野街道で大仙公園の博物館へ到着。

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大人の来館者が多いなぁ〜と思っていたら中国からの観光客。
最初のウェルカムムービーは中国語版。

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自転車博物館は入館料200円。
公益財団法人 シマノ・サイクル開発センターの運営で、自転車の街である堺と自転車の歴史を紹介しています。

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3Fの特別展示コーナーでは『折りたたみ自転車 創意工夫』のテーマ展示
折りたたみ自転車オーナーの私も興味津々。

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軍隊のパラシュート部隊で使われてる折りたたみ自転車。

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精密計測器メーカーミツトヨが社員のアイデアコンテストで採用し200台だけ製作した『のびのび号』1975年製 16㎏

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田川サイクル フォルテ 1984年 9㎏ 当時でこの重量は脅威的!
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グランテックの田川改造バージョン  1984年12.8㎏
プラのドロヨケやギアのワイド化で軽量化と走行性を向上させてるんやな。
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片倉ポーターシルク 1951年 17㎏  
丈夫さと折り畳みの容易さを兼ねようとすると、この重さになるんですね。
ヘッドのエンブレムがカッコいい〜。
 
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自転車は乗り物なので進化とは軽量化と多段化の経緯だと思っていましたが、乗る事だけでなく、持ち運びに特化した工夫ってのも面白いですね。

有名選手のロードレーサーも展示してます。
ブーニョが1991年の世界選手権で乗ってたビアンキ。
一番好きなデュラエース7402のフルセットにウットリ。
 
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さて、タルーゼ号は?・・・・・あれ?ない?ない・・・ない!
今の展示は1995年5月〜99年12月まで55000キロを走破した坂本達さんのキャノンデールのキャンピング車でした。

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ちょっと残念ですが、このハンドルの太さや使用感のある砂埃まみれの自転車にやはり顔が緩みます。

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館内には図書室もあります。
80年頃からのですがニューサイクリング誌、サイクルスポーツ誌、自転車競技マガジンなどのバックナンバーもあります。
 
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1Fフロアの壁面には地元小学生の自転車の絵が張り出しています。
見つけました!これが『タルーゼ号』です!
(6年生のこの子、絵がうまいなぁ〜)

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地下の自転車庫に1980年代のエアロダイナミックブームの頃のaxフルセットのロードも発見。まさしく自転車遺産って感じ。
(このエアロボトルなんて100円で叩き売りしてても売れてなかったですよね)
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和歌山へ向け紀州街道を走る。

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秋の日差しの中、今日もいいサイクリングだったなと思うとペダルも軽い。
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ルートラボ 87キロ走行
 
 



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