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自転車で小さな旅
旅をコンセプトとするサイクリングガイド

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6月12日

梅雨の時期は週末の天気予報がいつもより気になる。
残念ながら、午後から降水確率50%の予報で約束してたサイクリングも中止。
予定が無くなったんで近くを走ろうか。

最近回っている歌碑巡りに国道42号線を下津町大崎へ。

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大崎は万葉集にも登場する良港だったそうだ。
『大崎の 荒磯(ありそ)の渡り延ふ葛の 行方も無くや 恋ひ渡りなむ』
奈良時代には葛から採った澱粉を食べていた事が分かる。

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大崎港は小さい集落だが、当時は遊郭もあり賑わった港だったそうだ。
『大崎の 神の小浜は 狭けれど百船人も 過ぐとはなくに』
詠み人石上乙麿卿は739年に不倫騒動で高知県に流刑となります。
その途中の大崎沖を通過する際に読んだ句だそうですが・・・
『俺も大崎のキャバクラでチャンカチャンカしたいわ〜!』って内容は反省してないようですね。

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有田市糸我の仁平寺(にんぺいじ)に立ち寄る。
境内の敷地内に見頃のアジサイがいっぱい。

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糸我町の得生寺にある万葉歌碑
『足代(あて)過ぎて糸我の山の桜花 散らずあらなむ 還り来るまで』
今は宮原ですが、奈良時代は足代って地名だった様です。
熊野参りも気楽な観光旅行じゃなく、命がけだったのでしょう。

糸我峠へ向かう熊野街道に『直ぐ熊野道』の石道標が残っていました。

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宗祇法師の歌碑
『うつしおくは 我がけながら 世の優さも 知らぬ翁ぞ うらやまぬる』
宗祇法師は平安時代の西行法師、江戸時代の松尾芭蕉と並ぶ室町時代の漂泊の歌人です。
歌碑巡りも色恋物の多い万葉集より『分け入っても、分け入っても、青い山』のような旅の風景や季節を感じる方が好みです。
種田山頭火や尾崎放哉の歌碑巡りもいいかもしれません。

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2003年に廃線になった有田鉄道の廃線跡を走る。
JR藤並駅から旧金屋口駅までポッポ道として8キロの遊歩道になっています。

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旧金屋口は有田川鉄道公園となっていて、休日には数少ない動態保存されたキハ58003気動車を見る事が出来ます。

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帰りは国道424号線で山越え。
金屋橋から黒沢牧場のピークまでは11キロ360mアップで約45分。

道端の大きなアジサイを眺めながら雨が降りだす前にサイクリングを終える事が出来ました。

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ルートラボ 75キロ走行





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